親指シフト搭載ノートPC到着!

親指シフトノートが届きました!

前回のこのコーナーで紹介したFUJITSU FMV-BIBLOの夏モデルの一つ、「C4/45C」がついに到着しました。

FMV-BIBLO MC4/45C

今回は富士通のWeb Martから購入しましたが、注文から到着まで12日の期間があり、ずいぶん待たされたな、という感じがあります。また、私がオンラインで購入した製品としては、最高価格のものなので、いろいろと心配もありました。

この機種については、発売当初からほしくてたまらなかったのですが、極端に品薄な状態でした。富士通のこの機種に限らず、多くのメーカーで製品をつくる部品の調達に苦心していたようですね。 そんな状態だったため、表参道の富士通専門ショップ「アクセス」のスタッフの方からも、「次回発表の冬モデルを待ったほうがよいのかもしれません」というアドバイスをいただいていました。

しかし、前回も述べたように、今回の冬モデルからは親指シフトキーボード搭載ノートは姿を消してしまっていたのです。そこからこの機種を探すためのあらゆる努力が始まったのですが、インターネットで調べていくうちに、冬モデルに期待をしていた人は私だけでなく、多くいたことがわかりました。

このような状況の中、今回Web Martで入手できたのは本当にラッキーなことだと思っていました。 しかし、この原稿を書いている最中に、アクセスさんから、「11月中旬入荷予定」のアナウンスがありました。そして、アクセスさんのほうでは、私がWebMartで購入した額より2万円も安い価格で提供されているのです。しかも、USBマウス、テンキー、バッグ付きで…。まあ、1ヶ月早く入手できたことを良しとしますか。
コンパクトB5ファイルサイズは小さい!

それにしても、コンパクトB5サイズは小さい! 私が親指シフトモデルのノートパソコンを購入するのは、これが3台目になります。今までの機種と比較して今回大きく異なるのは、前の2機種がA4サイズであったのに対し、今回のモデルはコンパクトB5サイズであること。

以前、アクセスさんで現物は見ていたものの、思いのほか「小さい」。また実際、1日持ち歩いてみても、私にとっては非常に「軽い」。

今まで3kg以上のノートを利用していました。「別に筋力があるからいい」なんてバカなことも考えていたのですが、いざ持ち運んでみると、約1.4kgと手軽に扱える重量はありがたいですね。

後に購入したFKB8579-661との比較
キーボード比較
ハードの問題

インターネットでこの機種やより以前の機種に関する評価などを見てみると、タッチパネル搭載であるため、画面がテカテカして「見づらい」という意見が多いですね。確かに、周囲の環境によってはつらいと思います。おそらく太陽光の下や明るい蛍光灯が写り込むところでは、実用にならないかもしれません。

そのほか、なぜか< 親指左>と< 親指右>の高さが異なるのです。これについても、インターネット上にある使用者の感想などを調べて知ってはいましたが、いざ自分のものになってみると結構気になるレベルですね。

これは2世代前のMC2/40でも指摘されていたことなのですが、現在も引きずっているとは。

親指キーの高さの違い
親指キーの高さの違い

意外に便利なタッチペン

ほとんどのノートパソコンには独自のポインティングデバイスが内蔵されています。しかし、このようなポインティングデバイスを使いこなすのは私にとっては非常にわずらわしく、「結局はマウスを使うことになるんだ」とタカをくくっていました。

しかし、MCにはタッチパネル機能があります。これを試しに使ってみると非常に便利! いちいちタッチペンを拾わなければならないところは難ですが、アイコンなどは指でも指定できますから、ほとんどマウスに変わるくらい実用的な代物です。

もちろん、高速な動きをするゲームなどを試してみると、タッチペンではつらすぎます。ただ、私のようにテキストを打つことが目的の人にとっては必要十分な機能を持っていると感じます。
親指シフトキーボードの基本的なうち心地

今回の目的は、親指シフト入力が可能なノートパソコンの購入。つまり、これが私にとっては一番大切な要素となります。

まず、基本的な親指シフトキーボードの入力感覚について、キーボードが小さいので、誤打鍵を起こしやすいのではないかと少々心配でした。実際、アクセスさんで体験させていただいたときにも、おそるおそるタイピングしたためか、そこそこ誤打鍵が発生していたからです。

しかし、いざ自宅に届いたMCを使ってみると、思ったほどタイプミスをすることはありませんでした。デスクトップ用のキーボードと違い、少々クリック感があるので(過去に使ったノートよりパシャパシャしてます)、多少の慣れは必要のようです。1日使ってみた感想では、誤入力の割合の問題は別として、デスクトップキーボードと変わらないレベルで高速入力が可能かな、という感じです。

親指シフトキー(親指左・親指右キー)と文字キーを同時に打鍵することが必要になるため、タイピングの姿勢は非常に重要です。適切な高さに設置した MCでタイピングを行うとかなり快適なのですが、床に置いてタイピングをしたりすると、非常に誤入力が多くなってしまいますけれど。
親指シフトキーおよび変換・無変換キー共用の問題

この機種の変換・無変換キーは独立しておらず(LIFEBOOKというビジネスモデルのノートパソコンもそうですが)、親指シフト特有のシフトキー「親指左」「親指右」と共用しています。

無変換は< 親指左>、< 変換>は< 親指左>と同一キーになります。そのため、高速に入力すると、< 変換・無変換>なのか< 親指右・親指左>なのかの判定を誤り、思いがけない形で変換されることがありますね�

たとえば、「…と思う」と入力する場合。「と→ 無変換 →お(と+< 親指右>)→も(せ+< 親指左>)→う」と入力したはずが、「と→ど(と+< 親指左>)→< 変換 >→も(せ+< 親指左>)→う」という形に解釈されて「…トドもう」になってしまうわけで…。

これは、最初の「と」の後に行われるべき無変換が、< 親指左>と解釈されることから始まり、「お」を出すための< 親指右>が変換と解釈されてしまったために起こることでしょう

残念ながら、現在の私のタイピングスピードの場合、かなりの確率で発生してしまう問題です。< 親指左>や< 親指右>が文字キーとの同時打鍵のために使われたのか、あるいは単独の< 無変換>と< 変換>として使われたのかを判定するタイミングをカスタマイズできるとよいのかもしれません。
親指シフトの優位性

MCの親指シフトには、上記のような問題もありますが、若干入力スピードをコントロールしたとしても、ローマ字で入力するよりはるかに高速です。

私はローマ字でもかなりのスピードで入力することが可能ですが、打鍵数が多い分、親指シフトよりもさらにタイプミスが起こる確率は高くなるのがわかります。MCはデスクトップ用の親指シフトキーボードと比較した場合に、ミスタイプは多少多くなるかもしれませんが、それでもローマ字入力と比較すればずいぶん少ないといえるでしょう。

このような点から、スピードだけでなく、タイプミスにより思考を分断されることが少ない、という「快適さ」においても親指シフトはかなりすぐれているように思いますね(私は最初ローマ字入力からスタートし、かなり高速に打てるようになったあと(JISかなワープロオペレータと同等でした)、途中で JISかな入力に切り換え、最終的に親指シフトを選択しました)。

もちろん、以上は私にとっての話です。
親指シフトの大きな弱点

反面、親指シフトにはその快適さと同等に大きな問題を抱えているといえます。

それは「互換性」問題。たとえばやむを得ない事情で、他人のPCを操作しなければならないというようなケースでは、親指シフト入力はあきらめなければなりません(逆に、親指シフトキーボードでローマ字入力することは可能なんですが…)。

もちろん、JISキーボードを親指シフト配列に変更するエミュレータも存在しますが、それを他人のPCや客先で使うなんてことはできないでしょう。これは、これから親指シフトキーボードに乗り換えてみたいんだけどな、という人にとっては大きな障害になっていると思います。

実際、どこの企業にいって、パソコンを貸与されたとしても、親指シフトを支給してくれるところは少ないと思いますね。また、多くの環境で、親指シフトはドライバ、日本語入力ソフトウエア(IME)の対応が未熟です。

また、通常、各社の親指シフトキーボードをPCで動かす際には、PS2の拡張が必要になるようです。つまり、Microsoft社などのPS2対応スクロールマウスと併用することは基本的にできません(OSに付属する標準のドライバなら問題ないようですけれど)。

このような理由で、PCにとっては親指シフトはどうしても「特殊な機器」になってしまうのでしょう。こんなすぐれたインターフェースが、PC上で異端児扱いされるのはつくづく残念。
もっと残念なこと

「あと1ヶ月待てば、同じものが格安で、しかもマウスやテンキー・バッグのおまけ付きで手に入った」ということを残念がっているわけではありません(まあ、ちょっとは…)。

本当に残念なのは、今回の冬モデルから、店頭モデルタイプの親指シフトキーボード搭載ノートが姿を消してしまった、ということです。

上にも書いた通り、親指シフトは特殊なものなのかもしれません。しかし、これから店頭モデルでの入手が不可能となると、それはますます特殊なものになってしまいます。

親指シフトキーボードは、現在でも数多くのユーザがおり、その人たちはおそらくオアシスというワープロの創世記から富士通を支えてきた人たちではないかと思います。そのようなユーザの声を決して裏切ってほしくはないと、私は切に願います。

富士通さんとしても、親指シフトエミュレータ(ソフトウエア)などを配布したり、自社製品に含めるようにしたりして、オアシスからの乗り換え組の人が少しでも使いやすいように努力はしてくれていると思います。しかし、業務上、ハードウエアレベルでのサポートを必要としている人たちが数多くいることをぜひとも知っていただきたいと考えます。「結局エミュレータ対応で」すべてをすませるという対応になってしまっては困るのです。

私はMCの性能と機能に現状ではほぼ満足しています。これから打ち方に慣れてくると誤入力も大きく減るでしょうし、大いに活躍してくれると思います。ですが、いずれは古くなり、故障したり、最新のソフトが使えなくなる日も必ずやってくるのです。そんなとき、私は再び今回のMCのような救世主にあいまみえることはできるのでしょうか?
親指シフト関連のリンク

1. 「親指シフトキーボードを普及させる会
2. 「NICOLA(日本語入力コンソーシアム
3. 「親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう
4. 「富士通専門店 アクセス
5. 「リュウド株式会社
6. 「親指シフトキーボードをお使いになる方へ

※親指シフトキーボード搭載ノートパソコンは2000年冬モデルでも、2001年春モデルでも販売されませんでしたが、ここで紹介したFMV-BIBLO MC4/45CはときどきWeb Martのアウトレットコーナーに顔を出すようですね。またアクセスさんが在庫を見つけて積極的に販売してくださっているようです。世代が古い製品でもいいから、作り続けてほしいな…。

親指シフトノートを注文してみた

「まさか…」。2000年9月26日、富士通のパソコン製品のモデルチェンジが行われました。私はこのタイミングで発表された冬モデルから、親指シフトキーボードを搭載したノートパソコンを購入する予定にしていたのでした。

しかし、今回の冬モデルに「親指シフトキーボード」を搭載した機種が一つも見当たらないのです!

私は、本来、夏モデルで「FMV-BIBLO MC4/45S」という機種を入手するつもりでした。しかし、親指シフトノートを積極的に販売されている表参道のアクセスさんでさえ、「納期未定」とのこと。親切な店員さんによると「おそらく冬モデルが9月後半に出ますから、その様子を見てみるしかないかもしれません」とおっしゃってくださったので、それまで根気よく待っていたのですが…。結局親指シフト搭載モデルはなくなってしまったのでした。

私はあわてて、いろいろなサイトを調べてみました。富士通のWebマートでは、「完売」、アクセスさんのサイトでも「入荷未定」となっており、今後の入手の厳しさを感じるようになりました。

私自身、ICO以外にもさまざまなメールマガジンやコンテンツ協力などで原稿を作成しているため、場所を選ばず使えそうなこの機種は私にとってはうってつけだったんです。

半ばあきらめ、虚ろな気持ちでWebを巡回していたところ、楽天市場にて、この機種を取り扱っているストアを見つけました。「もう買うしかない!」、と私は半ば衝動買い的に注文をしてしまったのです。

しかし、他のショップで手に入らない、というものが、実際購入できるものなんでしょうか…。「ご注文いただきました商品が品切れ(売り切れ)時には、誠に勝手ですが、ご注文をキャンセルさせていただきます」という記述もありますから、手に入るまでは安心できません。

また、この注文のあと、Webマートのほうに在庫が入ったことを知りました。楽天での入手に失敗したら、こちらでの注文にチャレンジということになりますが、それまでに在庫切れなんてなんてことになったらどうしよう…。あとは、果たして私はこの機種と縁があるのか、ということですね。

そして1日が経過して、結局は楽天市場では「品切れ」であることがわかりました。そのため、速攻でWebマートにて注文をしたのですが、さて、こちらはどうなることでしょう。もし、無事に入手できましたら、このコーナーでも初の本格的モバイル体験などレポートしたいと思います。

それにしても富士通様、ノートパソコンの、ハードウエアによる親指シフトのサポートはもうお止めになるのですか?私は日本人のビジネスの生産性を高めるすばらしい発明だと思うのですが、そのような誇りをお持ちではないのでしょうか…。私としてはぜひとも、今後も精力的に親指シフトキーボード搭載ノートの継続をお願いしたいと思います。

結局Webサイト管理ソフトは…

FontPageのやつ…

本当にもう苦労しています!(不平不満モード)

今、サーバの移転に当たりファイルを整理しているところですが、あまりにもページが多すぎて、収拾がつかないような状態なのです。これを正しい状態に保つように管理しているのが「Webサイト管理ソフト」なのですが、特にここのところは作成に使用しているFrontPage2000が絶不調でした。

今回、管理ソフトウエアを見直すにあたり、不平不満モードから冷静モードに切り換えて、今までのサイト管理について振り返ってみたいと思います。

(2000年7月26日追記)FrontPage97はどうもVisualStudio97版だったみたいで、単体のソフトとしては使っていないみたいです。そのため、少し書き換えました。

親指シフトキーボード改造

まさかの入手「ビジネスオアシス キーボード」

ICOの必殺武器といえば、一番最初に挙げられるのが「親指シフトキーボード」。このコーナーをごらんになっている方はすでにご存じでしょうが、特に”Rboard Pro For PC”は、私にとって欠かすことのできない表現の道具になっています。

しかし、私は完全に満足していたわけではありません。というのは、昔、秋葉原で「ビジネス(業務用)オアシス」の専用キーボードに触れてみた経験があったからです。何が違うかというと、そのキートップやキースイッチを押すボタンの構造です。

Rboard Pro for PCや、富士通製のKB-611は、多分コストを抑えるためでしょうが、キートップの直下にある、キースイッチを押すボタンがほとんどすべて同じ角度を向いています。

しかし、ビジネスオアシスのキートップとキースイッチは、オペレータが入力しやすいように、それぞれの段でかなり異なる角度がついているのです!またそれだけではなく、高速にタッチしたときに指が滑らないためでしょうか、 トップの面積が狭く、表面が深くへこんでいます。

Rboard Pro for PCは、キースイッチこそビジネスオアシスと同じものを使っているものの、キートップやキースイッチボタンは上記の通り、普通の安価なキーボードと変わりません。

ところがそのRboard Pro for PCについてきた説明書に、とても興味深いことが書いてあります。「キースイッチは同じなのだから、キートップをビジネスオアシスのものに変更すれば、ビジネスオアシスそのものの入力感覚になる」というのです。

ビジネスオアシスのキーボードをわざわざキートップ変更のためだけに買うのもなんだか変な話です。それでもとても興味があって、インターネットで値段を調べてみました。すると、40,000円もするではないですか? まあ、Rboard Pro for PCと比べれば安いのですが、キートップのためだけですからね…。

そんなことを考えながら過ごしていると、最近私の友人が、「Yahooオークション」のことを教えてくれました。まさか、親指シフトキーボードなんてないだろう…、と思っていると、なんと「ビジネスオアシスキーボード」があるではないですか!私は一も二もなく入札しました。価格はなんと1500円からスタートです。

締め切りまで間もなかったのですが、私は1人目でした。そして、落札するまで何度もYahooをのぞきました。もし、他の人が入札したら即座に対応するためです(後で知ったのですが、自分より高額の入札があった場合は、自動的にメールが送られてくるようです)。

そして、本当に運が良かったのでしょうね。なんと私はそのまま落札することができたのです。親指シフトを使う人にはこだわりのある人が多く、ビジネスオアシスのキートップをほしがっている人はかなりいるでしょうから、ラッキーだったと思います。
届いたキーボードを開けてみる

そんなわけで、私は初めて参加したオークションで待望のキーボードを落札したのですが、出品者の方がとても親切な方でJISキーボードまでつけてくれていました(実はこれが後で大変重宝することになりました!)。

はやる心を抑えて梱包を解いてみると、昔見たビジネスオアシスのキーボードと、そしてあまり見たことのないJISキーボードが同梱されていました。前者はOASYS SF-70の付属品で、後者は300Aの付属品だそうです。300Aとはすごい。たしか、SF-70でも、7-8年前に私が秋葉原で見た時には100万円弱くらいしていましたからね。

まずは、待望の親指シフトキーボードをタイピングしてみます。もうその瞬間、あの秋葉原の体験がよみがえってきました。そのうち心地はRboard Pro for PCを大きくしのいでいます。このキートップはお金がかかっている感じですね。なんだか「すごいことになるぞ!」という予感がしました。何がすごいことになるのか分かりませんが…。

JISキーボードなどはまだ未開封のもので、さらに親指シフトキーボードよりもきれいでした。キートップの交換用が目的でしたが、新品同様なので、手をつけるのに正直なところ躊躇しました。それでもやはり「ビジネスオアシスの環境を再現したい」という私の夢はそんな迷いも吹き飛ばしてしまったのです。
キートップが固い固い!

Rboard Proには、キートップ引き抜き工具なるものが付属しています。何でも「ビジネスオアシスキートップに変更するための引き抜き工具」であるとか。何から何まで親切ですが、それにしても最初からそれを前提にしているとは…。

まず、Rboardキートップの引き抜きから行います。これはあっさりと終了しましたが、キートップは他のPC用キーボードとさほど変わらず、ちゃちなものでした。

次に、親指シフトキーボードからキートップを引き抜きます。しかし、これがうまくいかない。1日経過した今もちょっと指が痛いのですが、なかなか抜けないのです。

そういえば、Rboardの解説書に、「ビジネスオアシスのキートップはこの工具では抜けないでしょう」というようなことが書いてあったな、と思い出しました。でも、ここでくじけるわけにはいきません。指の力で思い切りはさみつけて抜きました。

抜いてみて分かったのは、ビジネスオアシスのキートップはRboardのそれとは全く構造が違う、ということ。Rboardのそれは一体成形のものですが、ビジネスオアシスの場合、外層と内層が二重構造になっており、非常に作りがしっかりしていて重厚感があるのです。なるほど、キースイッチが同じなのに、うち心地がこんなにも違うのは、このキートップの性格のためか、と改めて認識しました。

最初は、数字、文字のキーだけを交換すればよいと思っていましたが、数字の1番キーなどは、JISのものでないと合わないため、JISキーボードから流用できるキートップも結構探しました。それ以外にも、シフトキーなどは、サイズ的にJISキーボードでないと合わないのです。

また、Rboardのキー数のほうがビジネスオアシスキーボードのキー数より多いため、JISキーボードがなければ改造はできないところでした。

数字、文字キーのほとんどを親指シフトキーボードから、その他はJISキーボードから引っ張ってきて、一通りの作業を終了しました。残念ながら、右のシフトキー、左のキャプスロックキー、アットマークキーについては、キースイッチの位置が微妙に違うため、交換を断念しましたが、ほとんどの使用キーを交換することに成功しました。

それにしてもビジネスオアシスのキートップとRboard Pro for PCのキートップでは色が全く違うのですね。見た目には不思議な雰囲気のキーボードになってしまった!
これが改造前
Rboard Pro for PC 改造前

これが改造後
Rboard Pro for PC 改造後
本当にすごいことになった

機能キーについては、次回以降のテーマということにして、早速生まれ変わったキーボードをPCに接続しました。

確かにビジネスオアシスのキートップ カラーは昔風です。Rboardの生き残ったキートップと比較しても見た目にはとても違和感を感じます。しかし、実際にタイピングをしてみて、見た目の不格好さはどうでもよくなりました。もうとにかくタイピングがしやすいのです!

キータッチが今まで以上に軽く感じられ、しかも、キーを押したときの感覚が安定しています。キートップの表面の面積はずいぶんと狭くなるのですが、かなり深くへこんでいて、指がずれません。そして、最上段の数字キー! 非常に角度がついていますので、非常にタイピングがしやすいのです!

いま、この文章も新生Rboard Pro for PCで入力しているのですが、とにかく今までとはまったく違うキーボードを手に入れた感じです。横で家内が冷たい目で見ていますが、私的には「もうこれは、本当にすごいことになった」と思うだけです!

Rboard Pro for PCの発売元、リュウドさんには、ぜひこのキートップを再現した特別バージョンを製作してほしいな、と思いました。キーボードは一生ものですから、多少高くても買っちゃいますよ!

というわけで、これからもガンガンICOを拡大していきますね!
2000年7月26日追記

しばらく使っているうちに、この改造キーボードの弱点を2つ見つけました。

一つは非常にタイピング音がうるさいこと。キートップが固く、タイピングを行うたびにカチカチと大きな音がします。これは家族に不評です。

また、オアシスのキートップは、その直下にあるキースイッチを押すボタンの角度に合わせて作っているため、トップを交換するだけではビジネスオアシス キーボードと比較して多少の違和感があります。

そのため、後日私はキースイッチを押すボタンをも交換してしまう、という暴挙に出ました。その結果、Rboard Proについていたもともとのキースイッチ ボタンをいくつか潰し、また、破壊してしまって瞬間接着剤のお世話にもなるという始末…。

その代わり、現在は前にも増してタイピングしやすい親指シフトキーボードが誕生しています。いや、すばらしい。

Windows2000を使ってみました

おかげさまでICOは3周年

2000年の2月3日で、ICOは無事に3周年を迎えることができました。これは現在までICOを応援してくださったみなさまのおかげです。本当にありがとうございました。

いつのまにか、ページの数も600を超えるまでになりました(もちろん、目次なども含めてですが)。それでも運動種目の解説、運動プログラムのひな型づくり、癒し系、応急処置など、まだまだ中途半端な状態で残っていますので、順次情報を追加していこうと考えています(最近、ペースが遅くなってきていますね。申し訳ありません…)。
Windows2000発売カウントダウン!

さて、私は非常に新しい物好きで、いつも家族を困らせているのですが、実は発売早々にWindows2000を入手! 今回はなんと、深夜のカウントダウンにまで参加してしまったのです。

Windows95、98のときは、「夜中に並んでまで…」などと考えていたのですが、今回は比較的自宅に近い新宿の2つの店舗が深夜販売を行うとのことでしたし、なにより抽選会が行われるということ、おそらく当選確率も高いだろうということで、このお祭騒ぎに参加することを決めたのでした。

私が新宿ヨドバシカメラに到着したのは、日付が18日にわる3分ほど前でした。にもかかわらず、すでに私の前には100人以上が並んでいたのです!私はなんともなかったのですが、皆さんとても寒がっていました。マイクロソフトのジャケットを着たスタッフの方々が使い捨てカイロと温かい缶コーヒーを配っていましたが、心憎い配慮です。それにしても、そのような状況下で何とか間を持たせていたコンパニオンのお姉さんもたいしたものです。

ヨドバシカメラには「さんまのまんま(関西テレビ)」のまんまちゃんがきていました。私が並んでいるところからは何をしているか見えなかったのですが、後で店内に入れば会えるとのこと。「しまった。カメラ持ってくればよかった」と思いました。

そして、カウントダウンが始まりました。私はちょうどそのとき、自宅に電話をかけていたのですが、家内は私の背後のカウントダウンの声を聞いて、鼻で笑っていました…。いつのまにか、私のあとにも100人以上が並んでいるようです。

ついに開館。コンパニオンのお姉さんが、10人ずつ、並んでいる人々を館内に案内します。中が相当混雑しているようで、私たちはなかなか中に案内してもらえませんでした。中から大きなベルの音が頻繁に聞こえます。今回の抽選会の景品はデジカメ×5、スキャナ×5、ザウルス×5とのことですが、そのいずれかが次々に当たっている模様。私が抽選会に参加するまで残っているのか、不安になってきました。

それにしても、この日、300人が並ぶとして、景品数が15。当選確率は通常の懸賞などとくらべるときわめて高確率!?
とりあえず、Windows2000を購入

いろいろ考えているうちに、私の順番が回ってきました。館内に入ると、思った以上にレジが混雑しています。

私はWindowsNT4.0を所持しているので、アカデミックパック以外で一番安価なアップグレード版を入手することができました。購入時、レジでいろいろなおまけをもらいました。

一つはまんまちゃんのマウスパッドです。いま、この原稿を作成しながら使っています。このまんまちゃん、とてもかわいいのですが、まんまちゃんの形に切り抜いてしまっているので、ちょっと使いづらいかも。縦長で、気づかないうちにマウスがパッドの外に飛び出しちゃうんですね。特にまんまちゃんの頭の当たりにマウスがくると、左右の幅が狭くて大変!

もう一つは「ドライバ」が入ったCD-ROMです。これは後でインストールするときに助かりました。エプソン製のプリンタ、ワコムのタブレットなども最新のドライバが入っていて、各社のHPからダウンロードする必要がなかったのです。

ほかにPC雑誌の特別版などもついてきましたが、Windows2000の新機能について、いろいろと紹介されていました。

さて、おまけてんこもりの紙袋をいただいて、抽選場へ向かいました。するとそこではまんまちゃんが私に愛嬌を振りまいてくれました。かわいいですね! 私も手を振って応えましたが、写真を撮って帰って息子に見せたかったと、改めて反省。

私は福引でよく使われるガラガラ(あの器具の名前、何ていうんですかね?)の把っ手を握り、ゆっくり回しました。でも、なぜか1回では出てこなくて、「あれ?」なんて思っていると、2周目で唐突に出てきたのは「白い玉」。どうやら大量に積まれていたマグカップが当たったようです(当たったのか?)。Windows2000のロゴマーク入り…。

デジカメやスキャナは当たらなかったのですが、とりあえず無事にWindows2000も入手できたし、ヨドバシカメラの店員さんとまんまちゃんに別れを告げ、自宅に帰ることにしました。この時に利用した小型のタクシーが低料金タクシーで助かった!
早速インストール!

思いの外早く到着した私に家内はびっくりしていましたが、私といったら早くWindows2000を試してみたくてたまりません。とはいっても、実は私は99年秋からWindows2000β3、RC2と試していて、ある程度のことはわかっていました。

Windows2000の発売直前、「6万以上もの潜在的な問題が残っている」とも報道されていましたが、私はあまり心配をしていませんでした。というのも、12月にRC2のCD-ROMを入手してからは、私の環境はすでにWindows2000RC2に移行され、Windows98を使う機会がほとんどなくなっていたからです。RC2は98と比較して、はるかに安定した環境を提供してくれていました。

では、これからWindows2000をどのようにインストールするか?いざその段になって、私にはいろいろな迷いが起こりました。当初はハードディスクをフォーマットして、いちからインストールしなおすつもりでしたが、PC を目の前にしてなんだか急に面倒くさくなってきたのです。

「まあいいや。環境が安定しなければそのときに入れ直そう!」ということで、今回はRC2をそのままアップグレードすることに決定! CD-ROMを入れると、「Windowsを新しいバージョンにアップグレードする?」みたいなメッセージが出たので、迷わずOKボタンをクリックしました。

ところがなんとなんと、これだけでアップグレード インストールが終わってしまったのです! 以前はいろいろ聞かれてやたら面倒に感じることが多かったのですが、今回はいつの間にかインストールされてしまいました。こんな楽チンなアップグレードははじめて!

というわけで、今、その環境でこの原稿を作成しているのですけれども、あまりにも安定しているので本当にびっくりです。本来はこれぐらい安定しているのが当たり前なのでしょうが、私にとっては非常に優れたプラットフォームです。
でも、手放しにはよろこんでいられない

ただ、Windows2000が安定しているからといって、みなさまに必ずしもおすすめするわけではありませんよ。私はβ3を手に入れたとき、 Windows98からのアップグレードを試してみたのです。結果、Windows2000β3の機能そのものには問題なくても、アプリケーションは全滅でした。アプリケーションを全部再インストールするくらいなら、ハードディスクをフォーマットして最初からインストールしたほうがよかった!!

おそらくWindows98からのアップグレードを考えておられる方が多いと思うのですが、Microsoftのサイトでセットアップに関するさまざまな注意点・インフォメーションがありますから、十分な対策をとったほうがよいでしょう。

それにしても、18日の発売当日にはすでに報告された不具合のためのパッチ(修正ファイル)が用意されているのも、巨大なオペレーションシステム(パソコンを操作するための基本ソフトウエア)ならではなんでしょうかね?年号表示でカレンダー表示が変になるという不具合なのですが、基本的な表示系でこんな不具合が残っているなんて、ちょっと驚きです。早速マイクロソフトの Webサイトからダウンロードして修正を図りました。

また、私が愛用している親指シフトキーボードですが、Windows2000用のドライバ開発が遅れているようです。これがないと、まともに原稿が書けません。特殊文字の入力以外は特に問題はないのですが、早いところ開発していただきたいものです。

もう一つ困っているのは、DVD-RAM。こちらも開発が遅れている模様。RC2用のドライバは購入済みだったのですが、これが動かなくなっている! 新しいドライバの提供は2月末になるようです。
よかったこと

翌日、息子(4歳)に前日当たったWindows2000のマグカップをプレゼントしました。これが大ヒット! 非常に気に入っている様子。マグカップをながめる息子に、「それがデジカメを期待してハズした結果だ」とはいえませんでした。

2000年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

千年に一度の区切りの年ということで、私も例年になく気分がいいです。西暦2000年があなたにとって素敵な年になりますよう、お祈り申し上げます。

昨年は、「より実用的なプログラムのひな形の提供」「多数の種目の追加」「種目の要領解説の詳細化」「栄養学コラムの充実」を目標にサイトを展開していきましたが、運動関連の目標に関しては、決して多数ではない種目の追加、一部の種目の解説の詳細化を行ったにとどまり、十分とはいえなかったと思います。

今年は、残った種目の解説の詳細化、種目の追加、そしてより詳細なフィットネスプログラムの提供を実現していこうと考えています。一番最後の目標については、より個人的な条件にそくしたプログラム提供ができるようにしたいと考えています。その第1弾は何とか1月中に公開できるようにしたいですね。

また、昨年はTVでの指導、企業の健康プログラムへのアドバイス、企業の健康関連Webプログラムの監修など、さまざまな出来事にチャレンジすることができ、大きな収穫がありました。しかし、フィットネスクラブに所属せずに1年を過ごしたため、運動指導を直接行う機会がそれほど多くありませんでした。

今年はヴァーチャルの世界にとどまることなく、直接的な指導も積極的に手がけてまいりたいと思います。

親指シフト搭載ノートPC発売!

以前にも紹介しましたが、ICOのコンテンツは「親指シフトキーボード」によって作成されています。

このキーボードが入力効率の非常に優れたキーボードであることは、今まで何度も述べました。しかし、私にとって一つ大きな問題があります。それは、どこでも手軽に利用できる周辺機器ではない、ということです。

例えば、出先で原稿を作成したいと考え、そこにあるPCを借用したとします。しかし、用意されているのは例外なくJISキーボードなのです。

私自身はローマ字での入力も可能ではありますが、「タイプ数が多い分ミスが多くなる」「スピードが遅くなる」「不自然な運指パターンが多く疲労する」など、かなりのストレスになります。かといって、かなりのサイズがあるキーボードを持ち歩くのも現実的ではありません。

一番理想的なのは、親指シフトキーボードを搭載したノートパソコンを利用することだと思います。しかし、「ICOを支える親指シフトキーボード2」でも述べましたが、それらは特注でしか購入できず、非常に高価で手が出ない、というのが現状です。

このような理由で、現在は通常のJISキーボード搭載ノートパソコンに、キーボード入れ換えツールをインストールして、無理やり親指シフトキーボードノートがわりに使用しています。ところが、いくつかのツールやドライバを複合して使用しているためか、非常に不安定で、数十分単位、あるいは数分単位で「使用不能状態」に陥ってしまうのです。これでは正直使い物になりませんね。

そんななか、21日に何気なく富士通の「FM WORLD」を閲覧していました。すると、新しくノートパソコンがリリースされたというニュースが目につきました。

何気なく各新機種を眺めていると、なんとはそこに「親指シフトキーボードモデル」という文字が! 閲覧するページを誤ったのかと思いましたが、どうやらそうではなさそうです。FMV-BIBLOオールインワンタイプ初の(ビジネスモデルではない)、またコンパクトB5サイズでは初となる「親指シフトキーボードモデル FMV-BIBLO MC2/40S FMVMC240S」の 誕生です!

それは画面がXGAではなく、SVGA対応であること、CD-ROM搭載ではないこと、親指シフトキーボード搭載タイプはCCDカメラがオプションになることなど、完全に満足できる扱いの製品ではありません。しかし、オールインワンタイプのBIBLOが初めて親指シフトキーボードを搭載したこと(特注ではない)には大きな意味があります。

また、そのサイズの小ささのわりにキー ピッチが17mmと確保されていること、1.4kgと軽量であること、また、性能的にもCeleron400MHz搭載であることなど、非常に魅力的に感じます。

価格はオープンプライスですが、当初は20万円台前半に落ち着きそうな気配です。A4サイズのビジネスモデル(LIFEBOOKシリーズ)は実用性で勝るようにも思いますが、価格ではやはりオールインワンタイプに魅力があります。

これは絶対にほしい! 先立つものはありませんが、物欲が異常に膨らんでいる状態です

ICOの制作環境

3月22日になり、ようやくICOの更新作業を再開しました。

掲示板ですでにお知らせした通り、先週の週末に自作マシンのHDDがクラッシュしてしまいました。今年に入って3回目で、起動すらできず、 ScanDiskをかけたところ、2000近いファイルやディレクトリがFilexxxxxx.chkというような名前にリネームされ、再起動は絶望的なものになりました。

作成中の原稿・その他は、1月8日にバックアップをとったものを残して、すべて使えなくなってしまいました。電子メールも、1月9日以降にいただいたものがすべて確認できなくなってしまっています。

もし、リンクなどのご依頼をいただいたまま、「返事がない」というような場合は、誠に申し訳ないのですが、もう一度メールをいただけないでしょうか?

何とぞよろしくお願いします。

以前の環境のマシンは、安定しているときは動きもスムースでいいのですが、全く何の前触れもなく、いきなり起動できなくなるという困ったちゃんでした。しかし、趣味だけに使用するのであればよいのですが、最近は原稿作成の仕事などもあります。さすがに、そのような状況下では継続して使用することは困難に感じました。

HDDだけ交換することも検討したのですが、もし相性などが原因であったらまた困ったことになります。そのため、今度はおそらく相性問題などについては解決されているであろう、完成品を購入する決意をしました。

決意をしたのはいいのですが、急いで作成しなければならない原稿もあり、いつまでも迷っている暇はありません。

すでにソフトウエアも数多く所持していますので、高価なメーカー品は最初から除外して考えました。そして、プレインストールソフトがなく、しかも低価格のショップブランドマシンが第一の候補になりました。

そして、購入したのがSofmapの「Susteen Standard Model」です。大メーカに比べると安価とはいえ、本当に痛い出費でした。

1. Susteen Standard Model(Sofmap) 改
* MPU … Pentium III 500MHz
* Mother Boad … AX6B(AOpen)
* RAM … SDRAM 128MB
* HDD … E-IDE 8.4GB + 2.1GB(Western Digital)
* TA … MN128 V21(64kbpsで利用。NTT-TE東京)
* Scanner … NSF1230P(NEOS)
* Video … RIVA128TNT 16MB
* Video Capture Board(不明, Justy)
* SCSI … Tekram DC390F
* キーボード … RBoard Pro For PC(リュウド製NICOLAキーボード)
* 使用OS … Windows98
* Application … Microsoft FrontPage98、Microsoft Internet Explorer V5.0, Netscape Navigator V4.05。
o 本当は、RAMは64MBでしたが、以前のマシンのものと付け替えました。
o PCIモデムもついていましたが、特に必要性を感じなかったので、今は外しています。
o また、HDDも以前の環境のものを1台利用しています。クラッシュしたHDDは、再フォーマットで使えると思うのですが、まだ前のマシンの中に残したまま。

新マシンの隣には、私の自作マシンが、電源を入れられることもなく、寂しく置かれています。とても気に入っていた、AMD社MPUマシンだったのですが…。

Yさん。安らかに。

2月の初めに、その知らせは突然飛び込んできました。

Yさん。彼は私が1998年まで仕事をしていたフィットネス クラブの初期の会員でした(1991年6月-1992年8月在籍)。そのYさんが、長い闘病生活の末、亡くなられたというのです。ショックでした。

Yさんは、とても個性の強い、目立つ方でした。そのため、一部のスタッフと衝突したりすることがよくありました。しかし、私自身については、最初からいろいろと立てていただいて、大事にしていただいていました。年齢が近かったこともあったかもしれませんが、私の企画したイベントなどにも何度かご協力いただいて、とても思い出があります。

退会時には彼の希望で、他クラブへの紹介状も書かせていただきました。このようなことを依頼されたのは後にも先にもYさん一人で、とても思い出に残っています。今、久しぶりにそのとき作成した紹介状のファイルを開いてみましたが、とても懐かしい…。Yさん、本当に頑張ってトレーニングをされていたのですね。

Yさんが退会された後、お会いする機会はなかったのですが、1年程前に別の会員の方から、「Yさんが難病にかかっている。」というお話をうかがいました。その時のお話では、「世界的にも症例が少なく、治療法が確立していない。しかし、死に至るような病気ではない」と聞かされたので、少し安心もしていました。

その後、私の退職が決まり、生活環境の変化などでお見舞いに行く機会のないまま今年になってしまったのですが、その矢先の訃報でした。もう二度とお会いできません。本当に残念です。

ただ、私に彼の様子を教えてくれた会員さんが、「Yさんはやさしくなったよ。以前のように人と衝突することもなくなり、改めて思いやりのある人だと思ったよ」というお話をされていたことを思い出し、私はとても救われました。もともと筋の通った人でしたが、芯にやさしさを持った人でした。

奥様も最後まで、献身的に看護をされたと聞きました。実は奥様も、私が勤務していたフィットネスクラブで経理を担当されていたことがあり、そのころにYさんのお話もよくうかがっていました。Yさんは奥様と同じ会社でスイミングのインストラクターを行われていた経験があるそうで、当時あまりその気のなかった奥様を、自分のペースに巻き込んで、いつしか結婚ということになったということでした。一本気なYさんらしいエピソードです。

一生懸命、人生を駆け抜けてこられたYさん。本当におつかれさまでした。これからはゆっくりと休んでください。そしてまたいつの日か、お会いすることができると信じています。 

新兵器登場 KB-611

前回のお話の続きです。

Rboard Pro for PCを購入することになったのは、現在の仕事先でPCを使う機会が多くなり、以前使っていたKB-211というタイプのキーボードを会社で使わなければならなくなったからです。ICOの作業効率を維持するため、自宅用に、KB-211に代わるキーボードがどうしても必要になったのでした。

しかし、1週間しか経たないうちに、もう一台の親指シフトキーボードを購入することになろうとは…。1994年末より4年あまり使い続け、職場に移動したばかりのKB-211の調子がおかしくなってしまったからです。

PCを起動するたびにキーボードエラーを起こすようになり、エディタを使っていると、知らないうちにものすごいスピードで勝手に空白行が増えていく、というとんでもない状況でした。これでは仕事になりません。

そこであわてて、新たに親指シフトキーボードを購入しなければならなくなりました。しかし、約5万円の高価なRboard Pro for PCをもう一台購入する余裕はとてもありません。そこで、前回もご紹介した、富士通純正の新しいタイプのキーボードである、KB-611というタイプのキーボードを購入することを決めました。

最初は手軽に新宿で購入するつもりでしたが、どの専門店にも量販店にも在庫がなく、結局秋葉原へ出かけざるを得ませんでした。新宿もパソコン関係の販売店が充実してきたとはいえ、このような特殊な用途のものはやはり秋葉原までいかないと揃えることができないようです。

さすがに秋葉原にはいくつかのショップでKB-611が販売されていました。富士通ショールームは定価販売でしたのでパスして、現物が展示してあった、ある富士通専門店でKB-611をGET! 2万円弱で、Rboard Pro for PCの半額以下です。

私が4年間使っていたものと同型のKB-211もまだ販売されていました。しかし、KB-611のほうはRboard Pro for PCに極めて近いキー配列を持っているので、おそらく両者を違和感なく使い分けることができそうです。その上1万円程度安価だし。もう、KB-211を選択する理由はありませんでした。

さて、そのKB-611ですが、勤務先のPCにつないでみたら、その使用感の快適なこと! キータッチの軽さはRboard Pro for PCに譲りますが、KB-611のほうが安定しています。Rboard Pro for PCは思ったよりもかなモードのずれがあり、何かのきっかけですぐにJIS配列になってしまうのですが、KB-611はほとんどそのようなこともなく、安定して使えます。

KB-211+サニコン製ドライバ、という組み合わせも非常に安定していたのですが、KB-611はそれ以上かもしれません。その点、Rboard Pro for PCはかなり見劣りしてしまいますね。

さらに、Rboard Pro for PCでBSを使ってみると、KB-211や611 と比較して、はるかに動作が遅いことが分かりました。キーボードを使うようなタイプの3Dゲームなどを使うと動きが明らかに違う! シマッタ! (2000年7月26日追記:動作が遅いのは、キーボードに内蔵されたフラッシュROMという記憶装置にパターンを転送した直後だけのよう。マシンを再起動すると直ります)。

こんなことならば、5万円も出さずに、最初からKB-611にしておけばよかった、と少し後悔…。前回の新兵器伝説は、わずか1週間で崩壊してしまったのでした!

ただ、Rboard Pro for PCの名誉のために付け加えておくと、「そのキータッチのすばらしさ」。これは筆舌を尽くしがたいものですね。KB-211も通常の106キーボードなどからするとかなりキータッチは軽いほうだったのですが、それよりも15g程度も軽いそうです。また、KB-611よりも10g近く軽いという話もあります。

このようなことから、日本語入力そのものについては、非常に高速に入力することができますよ。

ところで、この話、最後にオチがついてしまいました。壊れたはずのKB-211。かわいそうに思って最後のつもりで、キートップを全部外し、埃を取り除いて新品のようにきれいにしてあげたのです。すると、私を2日間に渡って悩ませた、あのエラーがなくなっているではないですか! どうしよう。今、私は3タイプの親指シフトキーボードのオーナー(親指マニア?)になってしまいました。