a.b.c cup Vol.27

朝、起きてみると昨日よりのどが痛くなっていて、体調が悪い感じだ。
出場するか取りやめるか迷ったが、会場で返金もあるようなので、行けるところまで行ってみようと考えた。
まず、Jekyllで新宿まで行った。新宿駅周辺に到着後、地下に自転車を下ろし、逆さまにして分解を始めていると、すぐに警察官がやってきた。
「何してるんですか? 」
「ごらんの通り、自転車を分解して袋に入れているところですよ。このままJRに乗る予定です。」
「念のためお伝えしておきますが、地下通路は自転車通行禁止です。とりあえず走行はしていないようなので問題はありませんが…。どこに行かれます?」
「海浜幕張のほうまでですよ」
このやりとりで警察官には納得してもらって、私は続きを始めた。
購入して初めての輪行袋に入れるので、なかなかうまくいかない。
すると、今度は「地下通路は自転車走行禁止です。ルールを守り、…」というような女性のアナウンスが。きっと私のことを指摘していると思うのだが、私は走行はしていないので的はずれだ。
すると、今度は年配の警備員が2名やってきた。
「自転車は通行禁止ですよ。」
「通行してませんよ。電車に乗せるため分解しているわけです。」
「走行していなくても持ち込みも禁止です。」
「お巡りさんはそうはいいませんでしたよ?」
「それはお巡りさんの認識不足です。」
「では、自転車をこの状態で地上に上げろということでしょうか?」
「包んでからでいいですが、速やかに地上に出てください。」
「私は(地下から)JRに乗りたいのですが。」
「とりあえず、地上に出てください。」
ルールだと言われると返す言葉がないので、MTBを包んで地上に出る。これらのやりとりもあって、思ったよりも時間をとってしまった。
しかし、冷静に考えたら、新宿駅西口は地上から乗ることはできない。
しかたがないので、もっと改札に近い階段から改めて地下に下り、JRの係員に切符にスタンプを押してもらい、改札を通る。JRの方は輪行を理解されているようで、全く普通に対応してくださった。
それにしても、レース前にバイクを担ぐのはつらい。ロードバイクは担いだことはあるが、私のMTB、Jekyllはズシンと肩にくる。また大きいので、階段などにぶつけないようにするのが大変だ。
その後総武線に乗ったが、非常にすいていたので助かった。西船橋で乗り換えだが、新宿から20駅も進まなければならない。レースのエントリー時間がだんだん迫ってくる。
西船橋で乗り換えて海浜幕張までが、一駅一駅がまた長い。結局、駅に到着したのはエントリーが開始される9:30のことだった。
そこからあわててMTBを組み立て、会場となる幕張海浜公園に向かう。
しかし、問題があった。幕張海浜公園は非常に広く、どこが会場なのか分からない。千葉マリンスタジアムの周りであることは覚えていたので、その編をうろうろしたが見つからない。結局、公園の駐車場の係員に聞いて、スタジアムの全く反対側までいかなければならなかった。10:00過ぎに到着したときにはメータが10kmを差していたので、新宿までの5kmをのぞき、5kmも幕張で迷っていたことになるだろうか。
すぐにエントリーを済ませ、試走をした。輪行と迷走でかなり疲れてはいたものの、走れそうである。
試走で2週走ったら、もうすぐにスタートである。リスト上はソロ92名、ペア9チーム、計101人がスタートする形になるが、私はエントリーナンバー103で、ほぼ最後尾からのスタートとなった。
あっという間にスタートのホイッスルがなり、私は抑え気味にスタートした。1周目の上り坂に入ったとき、「ちょっと足が重いな」と思った。前回はこの坂を信じられないくらいすいすい登れたのだ。今回はちょっともたつく感じがした。
芝生のピットエリアを通過するときは、前回同様、タイヤの回転が重い感じがする。後輪のディスクブレーキが常に擦れている音がするので、その影響もあるのかもしれない。今回はペアのHさんもいないので、そのまま走るしかない。
1 周目は、順位をカウントするために細くなっている道のところが大渋滞していて、ずっと止まったままになってしまった。前回ここがぬかるんでみんなこけていたのだが、この部分に関しては今日はコンディションが良かった。若干滑るポイントはあったものの、前回よりはかなり路面のコンディションは良いと思われた。
しかし、やはり私のコンディションは良くなかった。2周目に入ると、非常に足が重くなってしまったのだ。前回はここでかなりダッシュしたのに、今回はもうすでにここで足がない感じである。そこからはもう地獄。どんどん足に鉛がついたような状態になり、すぐに周回遅れになってしまう。私が時速 20km強で走っているとき、トップの人たちはおそらく時速30kmのスピードで抜いていった。信じられないスピードと体力である。年齢も私と変わらない人たちなのに。4-5回抜かされているので、それだけ周回遅れになっている、ということだ。
私は同じレベルの人たちと抜いたり抜かされたりしていたので、おそらく前回と同程度の順位のところに固定されているのではないかと思っていた。
私たちのチーム名と紹介のアナウンスがあったとき、ちょうど私はスタート地点のあたりを通過していた。「今回2回目の出場。ペアで10位以内が目標」とのことだった。Hさんはそんな目標を立てていたのか。アナウンスが続く。「今回、9チームなので、10位以内は確定ですね。よかった」みたいな。
残り8分のアナウンスがあったところで、「1周4分で行けば、もしかしたらあと3周できるかも」と考え、鉛の足にむち打ち、私の中ではかなり飛ばした。しかし、こういうときに限ってうまくいかないもの。なかなか抜きどころが見つからないのだ。その次の周回に入るときはもう残り4分を切っていて、かなり厳しくなっていた。
それでも望みをつなぎ、できる限りのスピードを出したが、もう少しというところでカウントダウンが始まる。結局、順位決めの細い道のところでタイムアップになってしまった。あと20秒前に出ていたら前回と同じ16周だったのだが、今回は15周に終わってしまった。まあ、これが現在の私の能力ということなのだろう。

※よく調べてみると、前回も15周だった。今回はもうすぐ16周、というところまでいっていたので、前回よりは全体的に速いペースだったということになるだろう。

とにかくきつかった。ゼッケンと参加賞を交換し、少し休んで順位を確認しにいく。
ペア部門は9チーム中8位だった。とりあえず、10位以内で、Hさんの目標は達成することができた。総合順位は9x名中74位。前回より参加人数が多かったので、ほぼ同じくらいの成績か。

さて、帰りだ。私は走ったばかりのMTBをチェックした。すると、車体に小傷ができている。これはどうも、輪行によって起こったものらしい。あわてて袋に入れたし、金属同士が接する部分にあえて緩衝材を入れるようなことをしていなかったからか。
こんなこともあるし、新宿駅の苦い体験もあったので、何を思ったか、私は杉並まで自走して帰ることにした。
葛西くらいまでは、ずっと自転車が走れる道がつながっていて、とてもわかりやすかった。時々、ロードバイクに乗っている人も見かける。こんないいコースがあるんだったら、千葉県に住んでいる人はきっと自転車競技をやらせたら、強いだろうな、と勝手に思った。

レースでかなり足に来ていたので、この自走もつらかった。なにより、新宿に入ってから道が分からないのが困る。適当に走って、永代通りを見つけることができ、そこから大手町、内堀通り、靖国通りと走って、自宅へ。約48kmの道のりだった。3時間少し乗っていたかな。行き、試走、レースで30km走っているので、本日の総走行距離は78kmとなった。私の最高記録だと思う。

しかし、今日のこの乗り方はちょっと無茶だったと思う。帰り着いたら、首は痛いし、おしりは痛いし、足は力が残っていないし、疲労が激しいし…。あれ、微熱も出てきた。のども痛いし、鼻も出る。今日は早めに休むことにしよう。

ペアからソロへ

明日、幕張海浜公園で行われるa.b.c. cup vol.27へ出場する予定でいる。

前回、12月と同様に、今回もHさんとペアでの出場予定であったが、Hさんの調子が悪くなり、本日38度の熱が出ている、という。私もちょっとのどが痛かったりするのでちょっと迷ったが、明日の朝体調に問題がなければ、そのまま出場しようと思う。
しかし、私は車どころか普通免許すら持っていない。そこでMTBを電車で運んで移動することになる。10年ほど前、妻とロードバイクを2台輪行袋に入れて飛行機に積み、その後船に積んだりして鹿児島県の種子島を走ったことがある。そのときの袋を使ってMTBを運ぼうと考えた。
ところが私の自転車を入れていた袋が見つからない。フレームを保護する金具などもロード用なので、阿佐ヶ谷のフレンド商会というショップに出かけて、輪行袋、各種カバー、金具などをまとめて買ってきた。往復に明日利用する予定のMTB、Jekyllに乗ったが、フロントフォークから異音がする。戻るときに、ギッ、ギッというすごい音がするのだ。少し前にトラベル量を変更したりして乗っていたのが良くなかったのか?
自宅に帰り、明日に備えてメンテナンスを開始した。
チェーンの清掃はバルビエリのトルネード、というディグリーザをスプレーしながらチェーンを洗浄できるというツールを使っているのだが、純正のディグリーザによる汚れ落ちは今ひとつだし、純正の場合、それがそのまま潤滑剤になったりするので、私の好みのチェーン用潤滑剤が使えない。そこで、今回はスプレーをFinish LineのEcho Tech Pro 2というものに変えた。以前も、バルビエリのツールとこのディグリーザの組み合わせを使ったことがあったためだ。私にとっては、やはりこの組み合わせがいいようだ。
その後、全体を洗車する。実は、1月末の里山ライディング、今月11日の高峰山ダウンヒル以来、バイクを洗っていないのだ。
洗車のあと、注油しながら、ショップに依頼したディスクブレーキについて、あることに気づいた。前回、部品の注文で納車が遅れた話を書いたが、それ以外に、いろいろな部品を取り付けてくれているのだ。私が渡した部品と比べて、相当な数が増えている。ディスクブレーキの精度を上げるだけでなく、おそらく異音を軽減したり、取り扱いを便利にするような部品だったりするのだろう(私にはまだ用途が分からなかったりする)。これらも取り付け料金に含まれているわけだから、よくよく考えると良心的だなあ、と思う。中目黒の糠屋さん、おすすめです。

異音がしたフォークはチタンスプレーを差したらとりあえず動きがスムースになった。チェーンは私が好んで使っているドライタイプの潤滑剤を差した。

あとは、セッティング。私のバイクはブレーキレバーが比較的外側に設置されているため、人差し指や中指の1本でブレーキをコントロールしようとすると、どうしても別の指がブレーキレバーに干渉してしまう。そこで、左右各ブレーキを1cmほど中央に寄せてみた。握った感じでは、人差し指1本のコントロールであれば、他の指に干渉することはなさそうである。明日はこれで試してみよう。Vブレーキのころは2本指でコントロールしていたので、握力への影響を抑えられるかな、と思う。

あとは、バイク ジオメトリの変更である。実はJekyllは、リアサスペンションの位置変更によって、用意にジオメトリを変更することができるのである。
前回、ショップに出したあと、私のバイクのジオメトリは「フリーライドポジション」に限りなく近くなっていた。このおかげで高峰山の急坂もバランスを崩すことなく下ることができたのだが、今回は思い切りXC(クロスカントリー)ポジションにしてみた。ここまでシート角度を立てるのは、購入後初めてである。ステムが上向きなので、これも下向きに変更しようかと思ったが、あまり急激にジオメトリが変わって上手に乗れなくなると困るため、今回は控えた。

さて、明日は大変だ。新宿まで自転車で走り、そこから輪行袋にMTBを納め、JRに乗って海浜幕張公園に向かおうと思う。家族も用事があり、私一人での出場なのでちょっと寂しいが、風邪(or インフルエンザ?)で寝ているHさんのためにもがんばって走ってこようと思っている。だが、私は出場ハガキを持っていないのだが(Hさんがリーダーなので、彼が持っている)、出場は大丈夫かな?

ちょっとショック

私は昨年10月にCannondaleのマウンテンバイクを購入したが、その際Hさんから、
「Cannondaleは四谷に専門店があるんですよ」
という話を聞いていたことを思い出した。

それで本日の夕方、そのお店、BiKitさんに寄ってみた。

Bikit

すごい。設置してあるのはすべてCannondaleのバイク。ロードバイクのSix13数台から、MTBでは新製品のProphet 600と2000が置いてある。Prophetについては普通のスポーツバイク店では見かけず、今回初めて実物を見ることができた。クロスカントリーレース用のScalpelも実物を見たのは初めてだが、写真でみるよりずっとかっこいい。
表には昨年の製品が置いてあったが、価格を見てびっくりした。2003年型の私のJekyll 500より1年新しい、グレードが上のJekyll 600は15万円台だったのだ(2004年は確か500はなかったと思うが)。定価は22万円を超えたはず。私は定価19万円台だったのを16万円台で購入したのだが…。私が購入したお店では、グレードが下の2004年型のJekyll 400が、19万円台(定価)だった。ちょっとだけ悔しい。
また、11日に山下りをしてきた私としては、よりフリーライド色の強いGeminiというバイクも非常に気になった。Geminiは2004年型が23万円台だった。
初めてスポーツバイクを購入しようという人でも、もっと低価格帯のバイクが置いてあったので、このお店、なかなか楽しめるかもしれない。

店員さんとは挨拶しかしていないが(ほかの人を接客していたので)、感じはとてもよかった。客に対する説明も非常に丁寧で。

Six13もProphetもGeminiもScalpelも、ぜーんぶほしい。宝くじ当たらないかな?

高峰山MTBコース

本日はHさんと早朝から高峰山に行ってきた。
場所がわかりにくく、一度は迷ったものの、比較的スムースに現地に到着した。

高峰山.com

高峰山にはDH(ダウンヒル)パークとFR(フリーライド)パークがあるそうだが、私たちはDHパークから利用することにした。DHは去年の9月下旬以来 2回目であり、マイバイクJekyllでのDHは初めてである。しかも、リムを挟んで留めるVブレーキから特性の異なる油圧ディスクブレーキに変えたばかり。油圧ディスクブレーキはパッドとローター(ディスク)のあたりが出ておらず、効きが悪い。さらには、今回初めてフルフェイスのヘルメットを着用することになり(最初に出場したレース会場で安価で入手したものだ)、外の音が聞こえにくかったり、顔が覆われることで非常に圧迫感を感じてしまう。このようなこともあり、当初はちょっとゆっくり下りることにした。
また、12月からはほとんどバインディングペダル(ペダルにシューズを固定する方式)を利用していたが、DHでは地面に足を付く機会が多く、さすがに怖い。HさんのDH用フラットペダルをお借りすることにした。

高峰山では1回500円で、車でバイクを山の上に運んでくれる。1回目と2回目、4人組で来られた方々と一緒になった。後で伺うと、千葉県のショップ「輪工房」の関係者の方々らしい。

輪工房

たまたま一緒になっただけなのに、写真をとっていただいたり、私たちが初めて、ということで、親切にナビゲーションしていただいたり、分岐のところで遅い私たちを待っていていただいたり、大変お世話になった。MTBをやるようになるまで、私はあまり自転車を通した人のつながりというものを意識していなかったが、以前ご一緒した有名サイトのオーナーであるMさんや、毎回私をいろんなところに連れて行ってくれるHさんと、いろいろな方のお世話になっている。

頂上から見た下界の景色は最高だった。

1 回目の下り、特に私の遅れが目立った。正直、本当に「怖かった」のだ。走り始めると、山の急斜面に30cmもないほどのコースがあり、ここを外れると横に転がり落ちてしまう。まず、ここでおののいてしまった。ここをすぎると、上の写真にある山頂に到達する。そこからコースに入って走り始めると、こんどは左側が崖になっていて、途中木で作られた橋の上を渡ったりしなければならない。
また、急坂の上に落ち葉があってその上でタイヤの滑ること滑ること…。また、何よりコーナーを上手に曲がることができず、崖から落ちそうになってしまう…。
怖くて怖くて、駐車場に下りるまで生きた心地がしなかった。また、怖いという印象しか残らなかったので、これから2回目、3回目と本当に下りられるんだろうか、と不安が先に立った。

2回目、登りの車の中でふと思いついたのは、MTBのカリスマ、檀琢磨さんのいう、
「目線」「軸」「意識」。
そういえば1回目、「目線」についても、「軸」についても、「意識」する余裕がなかった。次はちょっと力を抜いて余裕を持ってみようと思った。すると、気持ちがすっとラクになったのである。
すると、2回目に下りたコースは1回目よりも厳しいコースだったのだが、意外にすっきり下りることができたのである。極端に滑るところは担いだりしたが、コーナーもきれいに曲がれるようになった。また、多少スピードの乗せたほうが、おそるおそる極端に遅いスピードで走るよりずっと安定することも理解したのである(もちろん、場所によるのかもしれないが)。
その結果、2回目から4回目の下りは、あまりにも「楽しかった」。自分自身でも不思議である。
檀拓磨さんについてはNo.436のTarzan誌に登場されているので、興味のある方はごらんいただきたい。

高い集中力を保って下ると、Jekyllの良さがすごく分かってくる。エンデューロの大会などで急坂を登ったり、下ったりするのだが、Jekyllは登りも下りもこなすバイクだという印象がある。今回のように長距離下り続けるDHのコースでも、地面の印象をすごくソフトにしてくれる。
私は購入当初からついているユッチンソンの2インチ幅のタイヤを使ったが、ほかの皆さんのバイクのタイヤを見るともう少し太かった。また、よく見ると私のタイヤは後輪の突起が半分くらいに減ってしまっている。どうしても担ぎになってしまう坂では、後輪が滑ってどうしようもなかったのだが、命を預かるタイヤなので、もう少し慎重になっておくべきだったかな、と思っている。
交換したばかりの油圧ディスクブレーキは非常に役立ったと思う。効きが悪かったVブレーキでは、今回のコースは問題を起こしていたかもしれない。ショップによる組み付けの精度は高く、またホースの取り回しも理想的だったので、1回目の下りでこけたりしたときも、ホースやレバーを痛めるようなことがなかった。SPDだと自分もろともこけてしまうのだが、今回はフラットペダルで足つきがよかったので、私自身が倒れてしまうようなことは1回もなかった。

しかし、さすがはDHコース。エンデューロや登りのある里山あそびと比較して、心肺系の疲れは少ないものの、筋肉自体のダメージは比較にならないくらい大きかった。1回約4kmのコースを4回、16-17kmを走った程度なのに、もう筋肉痛が出始めている。このようなコースでは、肘や膝のクッションで地面からの衝撃を吸収するので、筋線維にネガティブな(伸張性の)負荷がかかり、破壊が大きくなるのである。

それにしても、今回の高峰山。とても楽しかった。くせになりそうである。

MTB再生

油圧ブレーキシステムの取り付けのため、購入店で預かっていただいていたMTB、Cannondale Jekyllであるが、本日仕上がったというお電話をいただいた。よかった。明日のダウンヒルに間に合う。
店舗で実際に見てみると、やはりプロが取り付けてくれたものは、さすがにホースの取り回しがきれいだと思った。私が渡したときには、左右のレバーの角度などが微妙に異なっていたのだが、それも治っている。左右のあそびも同程度である。

特にホースの取り回しについては、「こんな感じにする」という手本もないし、どんな器具を使えばきれいにまとまるのか、よくわからなかった。プロの人が取り付けたのを見て初めて、「こうするんだ」というのが初めて分かった。

まだ取り付けたばかりで、シューにあたりがついていないという。それまでは多少不快な音が出るかもしれない、とのことだ。また、私はこのディスクブレーキセット、HAYES HFX-9 Carbonを某オークションで入手したのであるが、新品にしてはちょっとパッドが汚れている、とのことだった。このため、今回取り付けを依頼したリアのパッドは若干表面を削って取り付けたようだ。
取り付けのついでに、店員さんにフロントサスペンションのトラベル量(サスペンションが沈み込む大きさ)の調整のしかたを聞いた。これで、Jekyllの操作について分からないことはなくなった(と思う)。
私が待つ間、社長さんが「もう、たくさん乗っていますか?」と聞いてこられた。私は、Jekyllに非常に満足しているのでその旨を伝えた。

ショップを出て、ブレーキをかけてみる。確かにまだあたりが出ていない感じがするが、それでも調子の悪かったリアのVブレーキと比較すると十分に効く感じ。
さらに走っていくと、だんだんあたりが出てきて、かなりがつんと効くようになってきた。Vブレーキと異なるのは、人差し指1本でレバーを引いてみてもそこそこ効く、ということだ。ここは期待通りといえるだろう。

明日は朝が早いがJekyllでの走行、とても楽しみになってきた。

ショップに依頼

先日入手したオイルディスクブレーキ、HAYES HFX-9 Carbonは、前後のホースが長すぎること、後部の台座への取り付けがうまくいかないことで、ショップに依頼することにした。
ショップは、Cannondale Jekyll(キャノンデールジキル)を購入した中目黒の糠屋さん。通常、ショップは持ち込みの機材の取り付けは嫌がるとされているが、通常工賃の1.5倍で取り付けをしてくれるという。応対は相変わらず親切であり、持ち込みの不安は杞憂に終わった。

ここで分かったことは、後部の取り付け方を間違えていたこと。本体からボルトを通してアダプタ側で留めるれば良かったものを、私は反対にやろうとしていたのだ。それではつかないはずだ。以前8インチを入手して取り付けをしようとしたときにはとりあえず締め付けることができたのを記憶していたので、今回できないのは何でだろう、と思っていたが、単純なミスであった。恥ずかしい。

今回の取り付けは8千円弱だが、ホースの長さの調節と取り回しをやってくれるとのこと。土・日はいろいろと作業があるらしく、私のJekyllへの取り付けは8日火曜日までかかるらしい。
高性能になって帰ってくるのが楽しみである。

ちなみに、杉並区の自宅から中目黒にあるショップまでは、私が先日取り付けたディスクブレーキの前ブレーキのみで走った。最初の5km位は、ディスクブレーキが全然効かない感じで、非常にゆっくりと走った。途中、自転車の保証書を忘れたことを思い出し、取りに帰ったりするというハプニングがあったが、 5kmほど進んだところでようやくディスクブレーキが効き始めた。それでも、ワイヤー式のVブレーキのように、かなり強く引かないと止まらない状態ではあった。
10kmをすぎるとさすがにかなり効くようになり、ディスクブレーキにも「あたり」が出てきたようである。前ブレーキのみによるスピード制御なので、慎重に走ったが、油圧ディスクブレーキはさすがに引きが軽く、制動力も十分である。Vブレーキより効くという感じはしないが、ブレーキの引きがソフトで、小さな力で入力をコントロールできる感じなのだ。友人が勧めてくれた理由が初めて分かった気がした。
ただ、実際にその恩恵を感じるのは、山を下るときになってからだろう。

明日、MTB里山ライド

明日、MTBで東京都のある里山に遊びに行く予定にしている。
このため、MTBルック車のJeep TOLEDOに手を入れてきたことはここまで書いたが、走行中のパンクなどのトラブルに対応しやすくするため、前後のホイールをクイックリリース(レバー一つで取り外しできるシステム)に対応させることにした。このためには、前後のハブ軸(車軸の中心の鉄棒)を中空のものに交換しなければならない。
後輪のハブ軸はYahoo! オークションで入手し、前輪のハブ軸は現在乗っていないロードバイクの前輪から拝借することにした。

前輪については、ハブ軸の交換がうまくいき、無事クイックリリース対応となった。しかし、問題は後輪にあった。
まず、フリーがボスフリーと言われるもので、ハブではなく、変速用のカセットスプロケット(歯車の集まり)に内蔵されているタイプだった。これを外さなければ、ハブ軸を取り外すことができないようだ。
しかし、工具がなく、近くのショップにもおいてなくて、結局新宿のJoker マニアック館というところでようやく入手したのだった。ここに、カンパニョーロ対応のカセットスプロケット抜きがおいてあったので、少し高価だったがついでにこちらもゲットした。
帰宅し、早速ボスフリー抜きを試す。ところが、レンチで挟む部分が太すぎて、私が持っているどのレンチも使用することができない。困ったあげく、形の似ているカンパニョーロ対応のスプロケット抜きを合わせてみると、ぴったりではないか!
ボスフリーがなかなかはずれずに大変だったが、カンパニョーロカセットスプロケット抜きでなんとか外すことができ、ハブ軸を取り出した。
そして、新品のハブ軸を使おうとしたのだが、なんと「径が異なる」ではないか!
廃車寸前のロードバイクから後輪も拝借しようとしたが、こちらも新品ハブ軸と同じ径で使えない。結局、ベアリングをクリーンアップして、新しくグリスを塗る作業だけしかできず、後輪のクイックリリース化はあきらめざるを得なかったのである。

あとは前後ブレーキパッドを交換し、ほぼ明日の準備はできた。
そこで、試し乗りをしてみたのだが、フリーが少し曲がってしまっている。もともと曲がっていたのか、外すときにゆがんだのか。とりあえず変速にさほど問題は出ていないレベルである。しかし、メンテナンス前から不調だった異音は完全には消えていない。
ブレーキは非常に好調だ。調子の悪いJekyllよりずっとよく効くのである。

これで、明日、一緒に行く人にもMTBをお貸しすることができる。部品をかなり交換したとはいえ、ルック車には変わりがないので、あまりハードな乗り方はできないだろうが。
しかし、大変だったなあ。

JEEP再生

昨日より取りかかっているマウンテンバイク”JEEP TOLEDO”のメンテナンス。
結局ママチャリ的ハブを分解し、中のベアリングを洗浄、グリスアップし、元に戻した。ハブスパナもなく、ホームセンタ的レンチを組み合わせてはずしたので大変だった…。
しかし、結果は変わらず。回転時にゴロゴロと引っかかる。

かといってこのままでは月末に人に貸せないので、とりあえずタイヤ・チューブを交換することにした。今まで付いていたタイヤはゴムが固い、安価なタイプのもの。チューブもバルブが英式の、日本のママチャリによく見られるものだった。これを前後とも、ナショナルのチューブ(米式バルブ)に変更し、タイヤは TIOGA FACTORY EXTREME XCの2.1インチに交換した。

後輪の作業をするとき、手持ちの工具でははずせないことを確認。前輪は16mmのレンチでもはずせたが、実際にはこのボルトは15mmだったため、ホームセンター工具では空回りしてしまうのだ。仕方なく、ボルトを痛める前に阿佐ヶ谷の自転車屋まで行って、自転車の工具セットを購入してきた。

後輪をはずし、ハブを確認してみると、こちらは全く問題なくスムース。前輪だけ傷んでしまっているようである。ただ、前輪も車体に組み付けて回してみるとそんなに全く引っかかる感じはしないので(実際には中でゴロゴロいっているはずだが)、短期間で壊れてしまうことはないだろう。

最後に、最近ブレーキが渋くなっていたので、前後ともワイヤーを交換することにした。私は、ロードバイクのBianchi ML3も、MTBのCannondale Jekyll 500も左前ブレーキ、右後ろブレーキで統一しているので、ルック車JEEPも同じように付け替えることにした。
ロードバイクを購入するときに相談した友人のKさんが、「ブレーキのインナーワイヤーに、ドライタイプ(WAXタイプ)のルーブ(潤滑剤)を塗っておくとスムースになるらしいよ」と言っていたので、通常のグリスの代わりに使ってみた。これが功を奏したのか、ブレーキの引きはかなりスムースになったのだ。ただ、ブレーキシュー(ブレーキパッド。ホイールのリムに当たる部分)が劣化しているようで、こちらも交換すればよかった。今度入手してこよう。

あまり慣れない作業で苦労をしたものの、夜中までかかってようやく完成。

ゆっくりと試走してみたが、ルック車とは思えない位スムースに走るではないか。前後サスペンションが安価な製品なので、タイヤを太めにしてよかったかもしれない。フロントサスペンションにはRST MONROEがついているが、トラベル量が多分50mmにも満たない。オークションをみると同じメーカのもう少しいい80mmトラベルの製品が出ている。交換したらもう少しよく走るのだろうか? ブレーキの効きが今ひとつなので、ブレーキシューを交換したほうがいいだろう。

とりあえず、タイヤ・チューブ交換とワイヤーだけで9,000円くらいの費用がかかっている。私がJEEPを購入した価格の1/4を超える費用だ。ということはもともとJEEPに付いてきたパーツは結構グレードが低いと考えられ、より高いグレードのパーツに交換したことで具合が良くなったのだろう(タイヤなど、店頭で一番安価なものを選んだのだが、それでも全く乗り心地が異なる)。

ここまで「JEEPなのに町乗り専用」というニュアンスで書いてきた JEEPだが、インターネットでJEEP MTBの情報を検索してみると、海外ではもっと本格的な仕様のJEEP MTBが売られているらしいことが分かった。今まで興味がなかったので調べることはなかったのだが。

さて、ショップメンテナンスで後ろブレーキの効きが悪くなったもう一台のMTB、Jekyllだが、新しいブレーキシューを購入してきたので早速交換してみた。はずすのは比較的簡単だったが、新しいシューをセットするのが大変。実はまだ完全にははまっていないが、その状態で試乗してみた。
でも、やっぱり後輪は効かない。
何か別の原因がありそうだ。

JEEPの名が泣く

今月末、友人たちと東京都の里山をMTBで走る予定が入った。
うち一人は、はじめて会う人でMTBをお持ちでない、ということで、私が以前利用していた町乗りMTB、”JEEP2 TOLEDO 2003″をメンテナンスしてお貸しすることにした。このMTB、というかMTBの形をした町乗りバイク(MTBルック車)は「悪路走行禁止」の但し書きがあるが、あまりハードなコースを走るわけではないのでおそらく問題なく使えるのではないかという前提でだ。

まず、タイヤが町乗り対応のスリックタイヤである上に、パターンがすり減ってしまっているので、タイヤを交換しなければならない。
そういえば、チューブも「英式バルブ」というママチャリ系だったので、この機会に「米式バルブ」に変更しよう。
通常スポーツ車としてのMTBはクイックリリースという仕組みで、レバーひとつでホイールを着脱仕組みになっているが、JEEP2 TOLEDOはボルト、ナットで完全に固定されてしまっている。ここをクイックリリースに変更したい。
走行性が購入時と比較して劣化しているような気がするので、普段メンテナンスできない部分の、私ができる範囲でのオーバーホールもやっておこう。もう、4000km近く走っているはずだから。
前後ブレーキの動きも渋い。ワイヤーを交換しよう。
時間があれば、フロントサスペンション、リアサスペンションをオークションで安く手に入れて、交換するとよりよさそうだ。

ということで、早速前後のタイヤ(クロスカントリー用の安価なもの)、米式バルブのチューブ、比較的低グレードのブレーキワイヤーとシフトワイヤー、リムテープ、クイックリリースレバー、そしてショップメンテナンスに出して効かなくなった私のCannondale Jekyllの後部Vブレーキ用パッドを購入した。

自宅に帰り、早速JEEPの前輪の取り外しにかかった。
そこで改めてJEEPの前輪を見て驚いたこと。ハブ(車軸)が非常に細く、ママチャリそのものなのだ。大丈夫かな? これ?
六角のボルト、ナットも私の持っている工具でははずしにくかった。何とか苦労してはずしたあと、車軸部を見てみると、案の定クイックリリースレバーを使えるような構造にはなっていない。ママチャリそのものだ。
クイックリリースはあきらめ、そのハブの部分を観察してみる。中の芯を手で持って回してみると、スムースに回らないではないか。というか、ゴリッ、ゴリッと「強く」引っかかる感触がある。細いのでどんなベアリングか想像がつかないが、完全に痛んでしまっている。これじゃ走行も重いはずだ。私はママチャリのハブに関する知識はないので、分解して何かを行う、というようなことはとてもできない。分解すらできないのではないか。

仮にタイヤ交換して、ワイヤーを交換したとしても、満足な走りができるまでには回復しまい。ハブをクイックリリースに対応した高性能なものに変更することも一つの方法だが、私にはそれを行う技能がない。

それではホイールごと交換しては?オークションに安価なものが出品されているからだ。でも、そんなことをするんだったら、Jekyllのホイールをチューブレスにしたい。そうして JekyllのホイールをJEEPに移す、という方法もあると思うのだが、Jekyllのホイールに付属するフリーは9速スプロケット対応のものだ。 JEEPのものは7速。おそらく、Jeepの変速系はすべて交換しなければならないだろう。

そこまでやって考えた。JEEPのメンテナンスのために、すでに1万円以上出費した。これにホイール、変速系、となると、もう一台JEEPが変えてしまうではないか。悲しすぎる、ホームセンター MTB。使い捨てバイク。このタイプのバイク、私も含め、実に多くの人が乗っているが、それが違法な放置自転車の増加につながらないよう、意識を高く持ちたいものだ。

しかし、JEEPって、ジープロードを走るからJEEPなのでは。部品がママチャリじゃ、JEEPの名が泣くぞ!

Cannondale Jekyll号のHUB
Cannondale Jekyll号のHUB
Jeep号のHUB(ほとんどママチャリ)
Jeep号のHUB(ほとんどママチャリ)

MTBショップメンテナンス

私のMTB、Cannondale Jekyll 500 (2003モデル) も2度のレースを経験した。それ以外に何度かMTB常設コースや里山を走ったりしている。洗車と注油は行っているものの、ワイヤーの調整などは一度もしていないため、変速の調子も若干ながら悪くなっている。また、購入直後から取り付けたスピードメータの調子が悪く、現在は全く機能していない。
私は、今月23日でJekyllが購入後2ヶ月を迎えることを思い出した。
自転車を購入した中目黒のぬかやさんでは、購入後2ヶ月までは初期メンテナンスを行うサービスをしている。どうせ見てもらうのであれば、無料のほうがいい。そこで私は自転車を初期メンテナンスしてもらうことにした。やってもらっている間、妻や子供たちと渋谷の児童館で遊ぶことにして。
ぬかやさんで、メンテナンスに当たって、現在困っていることなどをかんたんに聞かれた。私は下記の点をお願いすることにした。
・自転車のメータの確認
・購入直後、フロントフォークからオイルがかなりたれていたのでその調査
・ヘッド周りの動きが手持ちのロードバイクに比べて渋い。
・ブレーキの右左を交換してほしい(右前ブレーキから左前ブレーキに変更)

14:30に預け、その後渋谷に移動して子供たちやその友達と遊んだあと、17:30ごろ自転車を取りに戻った。
私のJekyll 500の隣には、もう1台、黒のJekyllが止まっていた。私の500よりグレードが一つ高い600だ。さらに、フロントフォークが「レフティ」というタイプの左側一本でホイールを支えるタイプのものだったので、かなり高価なものだろう。ちょっとうらやましくなった。
受付をしてくれた店員さんは、
「スピードメータは明らかにおかしかったので、新品と交換しました。」
と言った。とりあえず、購入以来おかしかったスピードメータの機能が復活する。
その後、その店員さんは外にいた店員さんに指示をして私の自転車を取り出した。そして、「ありがとうございました」と私を送り出した。あれ、ちょっと待って。ほかの部分のメンテナンスについては、何も言ってくれないのかな?
でも、店員さんも忙しそうだったので、まあいいか、と自宅までの8km、乗ってみることにした。

まず気づいたのは、左前になったブレーキが極端に効くこと。思わずこけそうになってしまった。にもかかわらず、後ろブレーキが全くといっていいほど効かなくなってしまっていた。はっきりとは分からないが、もしかしたらリムかブレーキパッドの一部にオイルが付着してしまったのではないかと思うくらい。これは家に帰って、一度ディグリーザを使った洗浄を行ってみる必要がありそうだ。

もう一つ、来たときと比べて地面の反発がきつくなっていること。多分、空気圧が3気圧以上になっているのだろう。また、リアサスペンションも固くなっている感じがした。その分、転がりが軽くて前に進みやすい。

最後に変速機。調子が悪かったローギアの変速はためしていないが、変速のタッチは少し軽くなっていた。これは以前、ロードバイクをショップメンテナンスに出したときにも感じたが、さすがだと思う。どうやって、あれほど軽くできるんだろう。

そして、帰ってきたときに気づいたこと。それは、リアサスペンションが「ロックアウト」されて、効かない状態になっていたことだ。道理で後ろが固かったわけだ。持ち込み時と設定を変えたのなら、教えてもらいたかったなあ。
私はチェーンの潤滑剤として、通常WAXタイプのものを使っている。チェーンがはずれたときなど、手を汚さずにメンテナンスできるからだ。しかし、今回のメンテナンスでは通常のオイルが使われていて、べたべたになっていた。確かにチェーンの動きはスムースに感じたけど。

後ろ側のブレーキ周辺を脱脂してみたので、食事をしてからでも改めて走ってみようと思う。