諸先輩ライダーの方々から、「ハードテールバイクに乗るとスキルが上がるよ」と言われて、いくつかのハードテールバイクの導入を検討していました。Cannondaleのフレームを選べばProphet号から取り外したパーツを流用すればフレーム費用以外の費用がほとんどかからないため、最終的にCannondaleのフレームを選択することにしました。Fシリーズも選択候補に入っていたのですが、なかなか希望額での落札には至らず、最後に入手できたのがこのChaseフレームでした。2008年12月のことです。
Chase 1 フレームはこの種のフレームとしては比較的軽く、ヘッドパーツ、エンドパーツを含んで2kg程度しかないようです。最終的にProphetの部品流用+クランクセット+チェーンガードセットで最終形に仕上げました。
基本は私の近くの土手で遊ぶことが多かったのですが、一度相模湖プレジャー・フォレストに持ち込んで、プチダウンヒルを楽しんだことがあります。Chase号は急斜面を駆け下りたり、プレジャー・フォレストのプチダウンヒルコースを楽しむには十分な性能でした。特に近くの土手の急斜面、あるいは若干崖崩れになっているところでも、Prophet号やJudge号よりずっと安定走行をできたように思います。
しかし、このバイクは本来ストリートのプレイバイクやDJバイクとして使われることが多いバイクです。Judge号同様専門性が高すぎて、上記以外の遊び方をなかなか見つけることができませんでした。ちょっとした移動に使うのにもコイツは疲れますし。
そんなときに、某オークションで最新のRize号フレームが出品されているのを見つけてしまったのでした。安価だったら落札しようと思っていたら、あまり価格が上がらず私の手元に…。
というわけで、現在Chase号からRize号に部品を移してしまったので、2009年11月現在、Chase号は半分解状態。
でも、このままだとちょっともったいない。Vertex号の入手とパーツ交換に伴い発生した余剰パーツを流用して、復活できないかどうかの検討中です。
…。2010年1月になって、必要なパーツが揃ってきたので、再組み立てに入りました。そして新しく完成したのがHeadshok Super Fatty Ultraを装備したChase号になります。
ただ、STREET/DJにHeadshok Fattyは、機能的にはちょっと厳しい感じで、乗ってみるとピュアXCのVertex RSLとなんら変わりがないようなバイクになってしまいました。なのにフロントはシングルなので、XCバイクとしては中途半端。でも、単体の完成車としては丈夫で故障が少なくて軽量な、優れたバイクだったと思います。
2010年6月、新しいオーナー様の元へ旅立ちました。
- Frame … Chase’s Frame w/short stays and yoke
- Fork … Cannondale Headshok Super Fatty Ultra DL
- Rear Shock … N/A
- Rims … Mavic Crossride 2009
- Hubs … Mavic Crossride 2009
- Spokes … Mavic Crossride 2009
- Tires … Tioga Extreme XC 2.0
- Pedals … Atomlab
- Crank … FSA GAP
- Chain … Shimano XTR 9-speed
- Rear Cogs … SRAM PG-970, 11-34
- Bottom Bracket … FSA
- Front Derailleur … N/A
- Rear Derailleur … SRAM X-0 Long-cage
- ShiftersSRAM X-7 Trigger
- Handlebars … FSA XC-280, 25 mm rise
- Stem … Cannondale Free Ride Stem 31.8
- Headset … Cannondale HeadShok Si
- Brakeset … Avid BB7 2006
- Brakelevers … Avid BB7 2006
- Saddle … WTB Silverado Race SL
- Seat Post … Cannondale Fire?
- Colors … Lightning White (gloss) (WHT)
- Sizes … M
- Extras … Odi Ruffian Grip, FSA Chain Guard, BlackSpire Chain Device