【退役】Cannondale Judge DH Team Replica(2006)

Cannondale Judge DH Team Replica(2006)
Cannondale Judge DH Team Replica(2006)

先輩MTBerさんの周りは下り系の人が多く、先輩も含めていろんな人がダウンヒルバイクを新調する中、私もどんどん贅沢になっていき、200mmオーバーのストロークを持つダウンヒルバイクが欲しくなっていきました。Ransomの購入時点でターナーにしておけば、その時点でダウンヒルバイクのオーナーになっていたはずなんですけどね。

私が欲しいと思っていたのはGRACIA号。Geminiの後継で当時キャノンデールに所属したセドリック・グラシア選手のレプリカモデル or その下位グレードモデルですね。Prophet同様グラシア選手が設計に加わっているので、たまらなくカッコイイのです。

その後グラシア選手がコメンサルに移籍したことで、GRACIAはJudgeと改名されました。名前がJudgeに変わろうが中身は一緒ですので、その魅力が減じるわけではありません。

でも、798,000円というのはいくら何でも買えません。ショップで2007年モデルの実車を見ながら、いつかコレに乗れたらいいなあ、と思っていました。

ある日某オークションを見ているとこのモデルが328,000円で出ていました。思わず手を出しそうになりながら、経過を見ていると、ついに値下げで298,000円。30万円の大台を割ったことにより一気に夢に近づいてしまいました。そして2007年の10月に落札。

中古ショップなので、かなり整備された状態でこのバイクはやってきました。タイヤとサドルに若干の使用感が見られるだけで、ペダルもピン抜けがありますが、ぱっと見中古品とは思えませんでした。整備もそこそこで、ほとんど新品のフレームやパーツは、かなりのお買い得感を感じたものです。

一番上の写真は、そのショップによって撮影された、私が落札した実車です。どれだけ状態がいいかが分かると思います。

ただ、届いたバイクは若干左右のブレーキの遊びが違っていたこと、リバウンドノブが空回りをするので、気をつけて操作する必要があることが分かりました。

その後先輩ライダーたちと富士見のBコースとCコースでシェイクダウンをしましたが、最初の1本は非常に調子が良かったです。ピックアップ地点まで自走したことが影響したのだと思いますが、2本目から突然足がなくなりました…。また、BコースのようなテクニカルなコースではProphet号やRansom号より扱いが難しい気もしました。

私のバイクは左前、右後ろブレーキの設定なのですけど、Judge号は逆で納品されてきましたので、ケーブルを左右交換したのですが、そのときにエアが噛んだようです。テクニカルなコースで扱いが難しかったのはそういう事情があるかもしれません。その後のエア抜きでブレーキは復活しましたが。

Judge号はその後も野沢ダウンヒルマラソンで若い仲間に貸したり、富士見のAコースで走ったり、常設コースや草レースでは活用できていると思います。が、私自身普通免許も車も持っていないことから、自力ではなかなか常設コースまで運べません。ただ、ダウンヒルバイクを輪行する人もいたので、私も一度は挑戦してみようかな、と思っています。

放置したままだとバイクが痛むので、公園ライドにまで持ち出していますが、結構楽しめますよ。

最近のJudge号
最近のJudge号

Judgeも2009年の早い時期に富士見で乗ったのを最後に活躍する場を失ったままとなり、2010/06に次のオーナー様の元へ旅立っていきました。お疲れ様でした。