MIYATA ALFREX号は通勤に毎日使っていたのですが、チューブラーホイールで、何かあるとメンテナンスが大変なこと、そしてパーツ類の老朽化もあって、1998年頃は妻のMTBであるGIANT ROCKシリーズ(フルリジッドでした)を借りることも多くなっていました。
特に初期モデルのSTIレバーは故障しやすく、装着後1年も経たないうちに空振りが目立つようになりました。1997年頃はほとんど機能していなかったと思います。このため、1999年頃から2003年頃の間、ほとんどバイクに乗らなくなってしまいました。この4年間の空白期間を私はめちゃくちゃ後悔しています。
で、やっぱりこのままではまずいと思ってバイクを買うことにしました。しかし、ロードバイクを買うための費用が捻出できず、なんとホームセンターでMTB(もどき)を買ってしまいます。それでも、このホームセンターでは一番高い、4万円台前半のバイクでした。これがフルサスJeep号の2003年モデルです。
まじめに乗ると、ペダルにかけた力がすべてサスペンションに吸収されるような感触が…(泣)。買ったはいいが、都内の移動にはとても向いていないな、と思いました。デザイン自体は好きだったのですが、やはり長距離移動するには向いていない…。
それに自転車雑誌を呼んでみると、ホームセンターのバイクは実はMTBではない、という…。ルック車と呼ぶのだということを初めて知りました。その見分け方が、「フレームにダート走行禁止」のステッカーが貼ってあるかどうかだといいます。見事に私のバイクにはそのステッカーがありました(泣)。
でも、自分のバイクを「ルック車」とか「もどき」とか言われるのが最初は悔しかったですね。しかし、本物のMTBを後に購入し、Jeep号がなぜMTBではないのかを痛感する瞬間がそのうちやってくるのでした。自力でJeep号を整備する機械があり、ハブまで分解してグリスアップしたりしたのですが、そのもろいこと。ホイールなどはママチャリとなんら差がないような感じでした。
もしかしたら、これが唯一残っている写真かな?
さておき、このバイクはペダリングロスが大きすぎて長距離移動にはきつかったので、1年も経たないうちにロードバイクを買い直すことになります。それがBianchi ML3 Veloce Mixでした。
ただ、Jeep号は近所の移動には便利だったので、常に使っていた記憶があります。トータルでおそらく数千キロ、走っていたはずです。
最後は2005年頃だったかな。駐輪場に置いておくのもつらくなったので、友人に譲りました。