趣味として拡大しすぎてしまった自転車の世界。正直当初はこんなにMTBが好きになるとは思わなくて、MTBがジャンルに寄って細かくタイプが分かれていると知ったあとは、そのそれぞれのバイクに乗るべく、揃えて乗り比べを楽しんでいました。
でも、MTBを始めて12年を経て、自分が選んで乗るバイクのタイプがほぼ固定されてきていることに気づきました。それは最初に入手したCannondale Jekyllに始まる「オールマウンテン」と呼ばれるジャンルのうち、比較的ストロークが短めの軽量タイプのバイクでした。
最終的に、Cannondale Rize One Carbon 2009を入手したことで、基本的にすべてのMTBをこの1台に集約しよう、と決めたタイミングで、なんとこのRizeが盗まれてしまうという大ダメージ。
その後、Cannondale Prophet 2000を27.5化して復活させてみたりもしましたが、やはりこのバイクは本来26インチバイクということでその本来の良さを発揮できていない感じでした。Rizeを失った狼狽からか、正直迷走している感が否めません。
そこで、Cannondale Rize One Carbonに変わるバイクを改めて探すことにしました。同じモデルを入手しようかとも思ったのですが、今後は27.5が主流になっていくという判断で、より新しいバイクを探すことにしたのですが、Cannondale Trigger/Jekyllの見た目がどうにも自分の好みに合いません。
最終的に見つけたのが、Intense Carbine 275です。
このバイク、26erの頃から興味を持っていました。この2013年モデルもリアエンドの変更で26erと27.5erの両方に対応したモデルです。27.5erには専用のディスクブレーキマウントが付属していたので、もともとは26erなのかもしれません。
今まで複数のタイプのバイクをまとめるとき、それらの「中間的な」バイクを選びがちだったのですが、このフレームはかなり軽く、それらの複数のバイクのそれぞれの特徴をきちんと持っているバイク、という印象がありました。舗装路のこぎも軽くて135mmポジションに設定すれば乗車感覚はあのCannondale Rize One Carbonにとても似た感じになります。しかも下りはRansom/Spicy/Nomadにひけを取らない感じでもあり、連続したコブの加速はProphet 2000/Nomadと非常に似た感じのものでした。
反面、フルカーボンというフレームには気むずかしさも感じます。アルミフレーム、もしくはBBだけアルミというようなバイクと違って、組み付けがピシッと決まりにくい感じや、異音などに頭を悩まされています。
ただ、今後数年間はこれをメインバイクとして扱い、乗っていくことに決めました。大事に成長させていきたいと思っています。
2017/07/27現在の仕様
rame | Intense Carbine 275 2013 |
Fork | Formula Thirty-five 35 100-160mm 2014 |
Rear Shock | FOX FLOAT 2013 |
Rims | crankbrothers cobalt 2 2016 27.5 |
Tires | Schwalbe Racing Ralph 2.25 Tubeless Easy |
Pedals | Nukeproof |
Crank | Shimano XTR |
Chain | Shimano 11-speed |
Rear Cogs | E-Thirteen 9-44 |
Bottom Bracket | KCNC Press Fit |
Front Derailleur | – |
Rear Derailleur | Shimano DEORE XT (11s) |
Shifters | Shimano DEORE XT (11s) |
Handlebars | Easton Haven Carbon 710mm |
Stem | Easton Haven 50mm |
Headset | Cane Creek |
Brakeset | Magura MT8 |
Brakelevers | Magura MT8, MT8 NEXT |
Saddle | FIZIK(フィジーク) KURVE(クーヴァ)(スネーク)カーボンレール(2015/16) ブラック(7050A3B800) レール幅42mm サドル |
Seat Post | RockShox Reverb 125mm External |
Sizes | M |
Grip | ノンブランド |
Price | ¥? |