ついに本格的なMacユーザに

プロローグ
【きれいだけど遅いAQUA】

2002年4月、知り合いに「Macで種目のアニメーションが全然動かないよ」という指摘を受け、動作確認用にiBookを購入しました。

最初は動作確認だけのつもりで導入したのですが、OS Xの画面(AQUA)の美しさに完全に魅了されてしまいました。テキストを扱う時間の長い私にとって、アンチエイリアス処理が効いたフォントはとても心地よいのです。そしてあの透明感。その結果、Windows XPの画面インターフェース(Luna)を眺めるのが、だんだん苦痛になってきてしまいました。

そこで、一度Web作成をiBookで行うことを検討してみました。しかし、iBookは12.1inch画面、XGA(1024×768)タイプを購入したので、表示される文字の小ささが逆にネックになってしまいます。手持ちのSXGA(1280×1024)液晶ディスプレイに接続してみましたが、残念ながらiBookではXGA以上の表示ができませんでした。

さらに致命的なのが、アプリケーションの動作速度の遅さです。現在、ICOのサイトはAdobe GoLive6.0で作成していますが、動作速度はほとんど実用外でした。このソフトに限らず、画面の描画ももたつきを感じます。後に、OS X 10.2にアップグレードしてみたところ、画面のもたつきはだいぶ改善されましたが、アプリの実行速度は相変わらずです。ICOの場合、テキスト主体のサイト構成であることも一つの原因だと思います。エディタを別に用意して、そこで入力したものを貼り付けて整形する、というような方法ならよいのかもしれませんが、手間がかかって大変です。
【Mac OS 9.2では】

私がパーソナルコンピュータを本格的に使い始めたのはMacで、漢字Talk7.xを長く利用していた経験がありましたので、Mac OS 9.2も利用してみることにしました。

ところが、こちらは申し訳ないけれど、OSとしての基本的な完成度が低く感じられました。そのユーザインターフェースを高く評価する人が多いところを見ると、長く使い続けた人にはおそらく最高の環境なのでしょう。しかし、私にとっては不便なことが多かったです。MacユーザがWindowsを使うと、「何でこんなこともできないの?」と感じるそうですが、私の場合は逆に感じました。たぶんこれは慣れの問題なんでしょう。

しかも、GoLive6.0はMac OS 9.2でも遅かったのです。フォントの表示も、従来のOsakaとは異なり、太字表示されているのに、アンチエイリアスがかからない、という変な状態で。 Mac 0S 9.2にもアンチエイリアス機能はあるにはあるので、それで調和をはかろうとしたのですが、OS Xのようにはきれいに表示されません。かえって目が疲れるくらいです。

さらに、アプリケーションを切り替えて使うような使い方ではなにぶん不安定で、メモリの割り当ては漢字Talk7.xのときと変わらず手動です。これなら、すでに利用していて非常に安定しているWindows XPマシンのほうがマシでした。手動でドンピシャに調整できる達人や、アプリケーションを頻繁に切り替えたり、処理を同時進行させるような使い方をしない人なら、こんなに不安定にはならないらしいのですが。ただ、Mac OS 9.2は、Windowsでいえば90年代初期の3.1のレベルに近いとされています。ノンプリエンプティブマルチタスクという、メモリの明け渡しをアプリケーションに任せてしまうやつですね。
【そして、結論】

OS Xを使いたい。でも遅い。OS 9.2は不安定だし、インターフェースも私にはなじめない。となると、私の欲求を満たすためには、高スペックなMacを購入するしかない、ということになり…。そして、とうとう購入してしまいましたよ。Power Mac G4。

あ、別にApple Computerのスイッチキャンペーンに乗ったわけではありません。あれではあまり説得力がないような…。

乗り換えのハードル
【購入対象】

当初は一つ前のシリーズを購入する予定でした。しかし、Netなどで「もうすぐ新シリーズが発表される」という噂があり、少し待っていたのですが、正解でした。PowerMac G4のすべての機種がCPUが2つ(DUAL)の構成になり、メモリがDDRという高速タイプのSD-RAM対応になったのです。これが購入の決め手となりました。本当は、上位機種がほしかったのですが、予算の都合で最も安価な867MHzのDual構成のマシンに決めました。書き込み型DVDが付属していなかったのが引っかかったのですが、Windowsマシンに取り付けていたDVD-RAMを取り付けるか、余裕がある時に対応ドライブを購入して追加すればいいだろうと考えました。

さて、購入と同時に持ち帰り、早速利用してみました。リュウド製の親指シフトキーボードも購入済みで、すでにiBookで動作確認済みなので、とりあえず日本語入力も問題ありません(正式サポートはされていませんが…。これはそのうち「親指シフト」のコーナーでレポートしましょう)。さすがに、iBookとはスピードが全く違います。このマシンには最初からバージョン10.2がインストールされていましたので、それも速く感じる原因の一つかもしれません。これでようやくOS Xを実用的に使えるようになった、と感じました。
【アプリケーションの乗り換え】

しかし、今までWindows用に集めてきたアプリケーションが使えないのはむなしいですね。せめて、WindowsにもMacにも対応しているようなソフトウエアは、クロスプラットフォームアップグレードみたいな特典があるとうれしいのですが…。ICOを作成するためのGoLive6.0も、SymantecのNortonシリーズも、 ATOKもすべて一から買い直しです。Microsoft Office形式のファイルもやりとりすることが多いのですが、今は高すぎて手が出ません。対応する周辺機器が少ないこと、また高価なこと、そしてソフトをそろえるのが大変なことなどは、WindowsからMacへの乗り換えの大きなハードルとなりそうです。

ただ、MacintoshにはVirtual PCという、MacでWindows OSをエミュレーションで利用できるソフトがありますので、こちらを導入してみてもいいかもしれません。AQUAを使いたい私にとっては、本末転倒のような気もしますが。

私の勉強不足かもしれませんが、Windows環境では、アーカイバソフト、FTPソフトなど、フリーウエアでもかなり実用的な環境を作ることができました。私自身は必要なものはシェアウエアも利用していたので、コストと実用の面でうまくバランスがとれていたと思います。しかし、OS X環境では、そのようなフリーウエアをなかなか見つけることができません。現在まで、必要なソフトウエアは製品版とシェアウエアでしか入手できず、結構コストが高くついています。OS 9対応のものはもう少しあるようですので、そのうちOS X対応のフリーウェアも揃ってくるのかな…?
【高価なハードウエア】

また、だいぶ安くなったとはいえ、Power Mac G4は、Windows機と比べるとまだまだ高価です。Pentium 4はDual構成に対応していないので、一概に評価はできないと思いますが、私が購入したのがG4の入門機レベルであるとすれば、Windowsの入門機は半分くらいの金額で購入できます。CPUがDual構成であることは、マシンの価格が高くなる一つの原因であるとは思いますが、Windows側の CPUクロックは倍ですからね。CPUクロックだけの比較は妥当ではないかもしれませんが、私が所持しているWindowsマシン(1年半前は最高スペックでした)と比較して、実際に体感も処理も劣りますので。

また、DVDドライブを追加使用と思っても種類が限られる上、Windows対応製品と比較して同じメーカのほぼ同じ機器なのに、実売価格が1万円くらい違います。
【でも、立派なメインマシン】

この原稿を執筆している2002年10月現在では、Appleでは、スイッチキャンペーンといって、WindowsからMacに乗り換えたリアルユーザの声を紹介し、乗り換えの促しキャンペーンを行っていますが、さすがにこういった現実には目をつぶってしまっているようですね。

とりあえず、私のメインマシンはPowerMac G4になりました。そういえば、自宅ではここのところWindowsはほとんど使っていませんね。

ソフトウエア移行
【最優先はメールソフト】

今までWindowsで行ってきた作業をPowerMacでスムースに行うためには、まずはメールの移行と送受信の設定をしなければなりません。

私は、Windows環境ではセキュリティ問題を多く抱えるOutlookやOutlook Expressの代わりに、鶴亀メールというシェアウエアを利用していました。鶴亀メールは、メールデータをUNIX標準のmbox形式に書き出すオプションを持っており、この点ではOS X標準のmailには移行しやすかったと思います。OutlookやOutlook Expressから移行する場合は、まずmboxに書き出すためのツールなどを使う必要があり、結構大変なんですね。

それでも最初は文字化けを解決したり、添付ファイルをそのまま移行するための方法がわからず、結構苦労してしまいました。またすべてのメールデータを移行することはできず、一部おかしくなってしまったのが残念です。

mailの目玉機能である「迷惑メール」排除機能はなかなかいいと思いますが、鶴亀メールではサーバ側でチェックして、怪しいメールをすべて削除できました。それができたほうがありがたいですね。現在、私はメールアドレスを公開していますので、非常にたくさんの迷惑メール、ウィルスメールが到着しています。Windowsウィルスとはいえ、自分のマシンにいったんダウンロードするのはあまり気持ちがいいものではありません。

ただ、受信トレイを一つにまとめた形でも、アカウントごとに別々の形でも表示できるのは非常に便利ですね。昔利用していたマイクロソフトの Outlookではアカウントごとの表示はできませんでしたし、鶴亀メールではアカウントごとに、完全にバラバラでしたから。また、鶴亀メールでできなくて気になっていたSSL通信やIMAPによるメール取得も可能なようです。
【ICOの制作環境】

次に、ICOの制作環境も早急に整えなければなりません。そこで、Windowsで利用していたAdobe GoLive6.0のMacintosh版をインストールして、そちらにファイルを移すことにしました。以前、iBookに自宅Windowsマシンから取り込んだところ、何度もGoLiveが異常終了した経験がありました。Webサイトから直接取り込んだところ、異常終了の確率が低かったので、今回は後者の方法をとることにしました。これは特に問題なく、すぐにICOの編集に取りかかることができたのです。

サイト管理ファイルを作成して、それを開くスピードは、Windowsのほうが圧倒的に速いです。しかし、テキストが多いファイルに対する文章の追加については、Windows環境と同等か、むしろ快適に感じます。

さらに、Windowsマシンでは、GoLiveを使い続けると、なぜかツールバーから必要なアイコンが消えていく、という妙な現象がみられました。大体この位置だろう、と推測してクリックすれば動作するのですが、ひどい不具合です。Mac OS Xで使うときは、このような不具合もなく、とても快適です。

いくつか気になった点もあります。OSの仕様なのか、アプリケーションの対応レベルの問題なのかはわかりませんが、一つのウィンドウから別のウィンドウに処理を移すとき、Macの場合いったんそのウィンドウをアクティブにしておかないと、例えばボタンを押すなどの次の処理に移れません。 Windowsの場合は、別ウィンドウのボタンなどをクリックした段階で、アクティブになるのと、ボタン処理が両方続けて行われます。ここで、Macでは 1アクションよけいなオペレーションが必要なんですね。これは、Finderでウィンドウを切り替えるときにも同じような手続きが必要で、結構煩わしいです。

また、Windowsマシンでは可能だった文字数がOS Xでは引っかかってしまうのは謎です。また、後退キー(純正USBキーボードのdeleteキー)を押し続けたとき、結果が即時表示に反映されないため、気がつくと消去しすぎている、ということがあります。
【Microsoft Officeで作成されたファイル】

そして、移行で欠かせないのが、Office系の書類です。WindowsにはMicrosoft Officeで作成された資産が大量にありますので、これをPowerMacで利用できるようにしなければなりません。しかし、やはりMicrosoft Officeは高価。iBookを購入したときに入手したThink Free Office 2.0をしばらくは使うことにします。ただ、こちらは思ったより互換性が低く、Officeドキュメントをダブルクリックして直接開くとうまく動作しなかったり、ATOK15が異常な動作をしたり、インライン入力(ソフトウエアのウィンドウ内で直接入力する)ができなくなります。ワードでは、簡単な文書でさえ、正確に再現することができませんでした。

最近、OpenOfficeというオープンソースのフリーで利用できるオフィススイートのベータ版が、Mac OS Xに対応しました。これに期待したいところですが、AQUAインターフェースに対応していません。UNIXのウィンドウインターフェースそのものになってしまいます。なんのためにOS Xにしたのかわからないので、AQUAに対応したら改めて検討することにしました。
【Finder、その他】

私はWindowsでは、フォルダを開いたり、アイコンからアプリケーションを起動したりするのを、1クリックで行えるように設定していました。楽だし、ダイアログボックスのボタンやWebのリンクなどと同等に扱えるからです。見たところ、Finderの設定項目にはそのようなオプションはないようですが、何かいい方法はないでしょうか?

また、Windowsでは、OS標準のマウスの設定で、規定のボタンにマウスポインタが飛ぶように設定できます。ある連続した処理を行うような場合、これはとても楽なんですね。OS Xの場合、何らかのツールを使うことで解決できるのかな?

Docは、Windowsマシンのスタートボタンに比べてずっと使いやすいですね。ほとんど一発で期待するアプリケーションを見つけることが可能です。ただ、滅多に使わないようなアプリケーションを立ち上げる際は、Windowsのスタートボタンのほうが見つけやすいかもしれません。

ファイルブラウザは、Finderのカラム表示などより、Windows のエクスプローラのほうが私には使いやすいです。Finderでは横に広がっていきますが、Explorerでは縦に広がっていきます。これもきっと慣れの問題でしょう。シェアウエアで、Windowsのエクスプローラライクなソフトがあるみたいですので、一度利用してみたいと考えています。

ただ、操作体系はMac OS 9.2までとは異なり、Windowsへの歩み寄りを感じる部分もあります。ですから、上記のような多少の不都合をのぞけば、大きな違和感を感じることはありません。

ハードウエア移行
【非常に優れたマシン設計】

そして、Windowsマシンに取り付けていたピクセラが販売しているDVD-Rドライブの取り付けです。それにしても、Power Mac G4の内部へのアクセスは一般的なWindowsマシンに比べて格段に優れていると改めて再認識しました。ねじを使わず、取っ手を引っ張るだけで側面が開くのはWindowsユーザにとっては衝撃的です。しかも、開く側にマザーボードがついているので、メモリの増設時の見通しもよいです。現在、標準で 256MBのところを512MB分追加して、768MBにしてあります。

内部のレイアウトはWindowsマシンの規格と全く異なる形で配置されているのですが、スペース効率はとてもいいですね。現在、標準のHDD (60GB)が一つ取り付けられているのですが、あと3つHDDを購入してくれば、そのまま取り付けられます。その代わり、CDやDVDなどの光学ドライブに関しては2つしか取り付けられないのですが、これらは2つもあれば十分でしょう。

Windowsのマシンは何回も組み立てましたが、その設計にこれほど感心させられたことはありません。
【対象のDVD書き込み型ディスク】

今回取り付けたのは、ピクセラ製のPIX-DVRR/AT1という機種で、松下電器社製のDVDドライブを採用しています。DVD-RAM、DVD-Rの書き込みをサポートしています。

この製品はMac OS 8-9に対応しているものの、OS Xはサポートしていません。ただ、松下電器社製のドライブを利用していること、DVD-RAMはOS Xの標準機能で書き込めるようになっているという話もちらほら聞いていたので、思い切って増設することにしました。
【ドライブの大きさの問題】

まずぶち当たったのは、その大きさです。G4は内部に5インチドライブを収納する内部金属ケースを持っているのですが、上記ドライブは少しこれをはみ出してしまうのです。内部ケースの金属蓋を外した状態で運用すればいいか、と思いましたが、G4本体の横蓋を閉じるときに、光学ドライブ用IDEケーブルをでっかいCPUヒートシンクで少しこすってしまいました。結局内部ケースの金属蓋用のレールの1つを通さない形で閉めることにしました。こちらは何とかこれでOKです。
【ドライブの開け方は?】

この状態で一度使ってみました。すると、なんとドライブの開け方が分かりません。Windowsマシンなら、ハードウエアのボタンを押してあけるのが一般的なのですが、G4の場合は、金属蓋がついていて、ボタンを押せません。標準装備のコンボドライブはF12キー(標準USBキーボードなら専用キー)を押して開くことができるのですが、増設分についてはやり方がわかりません。マニュアルをさっと見ても分からなかったので、インターネットで調べてみると、F12+Optionキーの同時押下で開くとのこと(あとで気づいたのですが、メニューバーの右側、音量調節アイコンのすぐとなりのアイコンで開閉ができるようです…)。
【トレイの外蓋の問題】

早速ためしてみると、次なる衝撃が…。DVDドライブのトレイの蓋が大きすぎて、中でひっかかってしまい、外に出てこないのです。がっかり。もう一度蓋を開けて取り外し、DVDドライブのトレイの外蓋を外して、再び取り付けることになりました。それにしても、ドライブから電源プラグを抜くのは大変な作業です。今日これで何回目だろう? Macの場合は内部ケースごと取り出して作業するので、2つとも抜かなければいけません。かなり指が痛くなってしまいました。
【DVD-Videoは無事に再生】

そして、再び電源を入れ、チャレンジ。見事に成功です。

まず、DVD-Video「千と千尋の神隠し」を挿入し、再生してみました。コマ落ちもなく、無事に再生できています。ただ、再生だけなら、標準でついてきたコンボドライブでもOKですから、大切なのは記録のほうです。
【ドライブアイコンが出てこない】

少し前にサンクスで購入していたDVD-RAM(Video録画用)をセットします(それにしても高い。やはり量販店でまとめて買うべきです)。通常、Macの場合、ドライブにメディアを挿入すると、デスクトップにドライブアイコンが出てくるのですが、いつまでたっても現れません。何度ためしてみても一緒です。たぶんVideo記録用のフォーマットであることも問題だと思うのですが、ドライブアイコンが出てこないのでは何もできません。このドライブがMac OS 9.2にしか対応していないせいか?
【あまりにうるさい冷却ファン】

仕方なく、Mac OS 9.2を起動しました。ここで気づいたことが一つ。Power Mac G4はDual CPU構成、ということもあり、発熱対策が重装備で、内部に4つの空冷ファンを備えています。それがうるさいこと。Pentium 4 1.7GHz用ファンもうるさいと思いましたが、それ以上ですね。再起動をするとき、特にファンの回転速度が変化して、驚くほどうるさく感じるのですが、 Mac OS 9.2を立ち上げるときはさらに大音響になることが判明しました。私は完全に、光学ドライブが誤動作しているものだとばかり思いましたから。しかも、 Mac OS 9を操作している間、何度も「ブーン」と大きな音がなるため、このマシンはOS 9.2では使うべきではなさそうです。早くOS 9.2を現役から引退させるためのAppleの戦略か? と思いました。
【Mac OS 9.2では起動時にフォーマット確認】

さて、OS 9.2が立ち上がりましたが、メディアを挿入したままでしたので、起動時に「どの形でフォーマットをするか?」とたずねてくるではありませんか?もしかしたら、Windowsで再び使うことがあるかもしれないと、Mac OS標準(or 標準+)を選ばず、UDF形式でフォーマットしました。
【Mac OS 9でUDF形式にフォーマットすると】

そしてOS Xに戻り、今度はドライブアイコンが現れるのを確認しました。そして、安心して、試しにファイルを書き込んでみることにしました。ところが、「ユーザを特定できません」というようなエラーメッセージを発し、書き込みに失敗するのです。
【二度目のフォーマットの仕方】

仕方なく、OS 9に戻り、改めてMac OS 標準+の形でフォーマットし直してみることにしました。こうすれば、HDD同様、使えるはずです。

しかし、私にはフォーマットの仕方が分かりません。すでに初期化されているので、先ほどのようなメッセージも出てきませんし、Windowsのように、コンテキストメニューでフォーマットコマンドが選択できる訳でもないのです(コンテキストメニューはWindowsのほうが全体的に便利です。慣れないと、ちょっとメニューが多すぎるのは難点ですが)。

そこで思いついたのが、ドライブの購入時についてきたドライバ・ユーティリティCDのこと。早速ドライバとユーティリティをインストールしてみました。しかし、リージョンコードを切り替えたり、ディスクの汚れを判定するようなユーティリティソフトはあっても、ディスクの初期化を行うようなユーティリティは入っていません。

さんざん悩んだあげく、ドライブについてきたマニュアルを読むと、「ユーティリティ」フォルダの下にある「ドライブ設定」フォルダにある「ドライブ設定」プログラムでできる、ということではありませんか(さらにあとで気づいたのですが、デスクトップにマウントされたドライブアイコンを選択し、特別メニューからもフォーマットできる、ということでした。そういえば、漢字Talk7.xで、フロッピィを初期化した記憶があるなあ…)。
【OS Xで無事に書き込みが成功したが…】

早速フォーマットし直したディスク、OS Xで再起動してためしたところ、見事にOS Xの標準の機能で書き込むことができました。

しかし、待てよ。「ユーティリティ」の「ドライブ設定」と言えば、OS Xにも「ユーティリティ」の下に「ディスクユーティリティ」というプログラムがあったような…。2枚目のDVD-RAMディスクでためしてみたところ、デスクトップにドライブアイコンが出ていなくても、しっかり認識されていて、そこでフォーマットできることがわかりました。何という時間の無駄を…。

Macintoshって、本当に初心者にも使いやすいOSなんでしょうか…?

パフォーマンス
【GoLiveの動き】

さて、はじめて利用したときには、iBookと比べたときには「さすがに速い」と感じました。ですが、今まで利用していたWindowsマシンよりは、同じソフトを使った場合かなり落ちる感じがします。同じGoLiveで管理している同じサイトファイルを開く際には、PowerMac G4 867GHz DualではPentium4 1.7GHzマシンの倍くらい時間がかかってしまいます。また、Macでフォルダを開く際、多数のファイルが存在するときに、これまためちゃくちゃ遅いです。これはストレスになりますので、改善してほしいところですね。
【電子メールの処理】

mailの処理は非常に遅いです。少し長めのメールを開く場合は、かなりの待ち時間を覚悟しなくてはなりません。鶴亀メールでは500KB程度のメールも一瞬で表示できますが、OS X標準mailは十数秒かかるのです。これはアプリケーション側の問題なのだと思いますが、改善してほしい点ですね。
【Windows Media Playerのバッファリング】

あと、Webのストリーミングを利用するとき、Windows Media PlayerのOS X版を利用すると、Windowsマシンに比べて拡大表示したときの画質が荒く、また2Mbpsの速度でストリーミング再生すると、しょっちゅうバッファを行う(一時的にデータを蓄える)ので、そのたびに画面が停止し、非常に気になります。現在、光ファイバーサービスを利用していて、速いサーバでは 90Mbps以上のスループットを記録することもありますので、回線はボトルネックではないと思います。ちなみにCeleron450MHz、メインメモリが192MBのノートパソコンでも、このようなことは起こりません。
【複数ソフトウエアの処理】

ただ、Real One Playerで数百Kbps程度のストリーミングを行いながら、ほかの処理、例えばGoLiveで大きなテキストを編集する、を行う、というようなやり方をすると、動画がとぎれたりコマ落ちすることがなく、Pentium 4 1.7GHzマシンより快適であるように感じました。ただ、このような使い方をすると、なんかのきっかけで立ち上がっているアプリケーションが連鎖反応のように異常終了することがあります。まだ、アプリケーションレベルではWindows XP環境ほど安定しているようには感じませんが、OSそのものに影響がないのはWindows XPと同等で、非常に安定性が高いOSだな、とは感じますね。むしろOS XはUNIXベースですし、そのUNIXはWindowsよりずっと歴史が長いこともあり、安全性、安定性には期待できるかもしれません。
【でもやっぱり遅いかな】

でも、表示や処理が若干もたつくような感じは少し気になりますね。遅いといわれるWindows XPよりもさらに遅く感じます。プロセッサのクロック数やフロントサイドバスの速度、ファイルの転送速度など、ハードウエアの点で不利なせいがあるかもしれません。バージョンが10.2になって、改善されたとは思いますが、もう少し頑張ってほしいと思いますね。

でもいいんです

Windowsの入門機レベルのマシンと比較した場合、全体的に処理が遅い。よくInternet Explorerが異常終了する(このソフトだけ特に不安定なので、きっとMicrosoftの努力不足だと…)。ブラウザからReal Player用ストリーミングムービーを開くと、勝手にQuick Timeが立ち上がってエラーを出すのもご愛敬か。空冷ファンが異常にうるさいのも、ちょっとびっくりします。

でもいいんです。Macだから。いいこともいっぱいありますし。私はこれからしばらくMacユーザになります。親指シフトキーボードが使える間は、Macから離れることはないでしょう。

ICOの制作環境

1) Power Mac G4 867MHz Dual

ついにMacに鞍替えしてしまいました…。

* MPU … Power PC G4(MPC7455) 867MHz × 2
* Mother Boad … 標準ロジックボード
* RAM … DDR-SDRAM768MB(PC2100)
* HDD … E-IDE 60GB(Seagate)
* Video … GeForce4MX(32MB)
* Keyboad … Rboard Pro for Mac(リュウド)
* Mouse … Microsoft Intellimouse Explorer
* DVD-RAM … PIX-DVRR/AT1(ピクセラ)
* CD-R/RW … 標準コンボドライブ
* Sound … 標準
* Network … 1000Base/T対応
* OS … Mac OS X 10.2.1
* Application … GoLive 6.01(Adobe) , Internet Explorer 5.2.1(Microsoft)、ほか。
* Display … FlexScan L461

2) FMV-BIBLO MC4-45C(親指シフトモデル)

* MPU … Celeron 450
* RAM … SDRAM 192MB(PC100)
* HDD … 30GB
* Keyboard … 親指シフトキーボード
* 使用OS … Windows XP Professional

3) 周辺機器

* Scanner … Canoscan N656U(Macで使えない…)
* Printer … PM900C(エプソン)
* DV … NV-DJ100(Panasonic)
* Digital Camera … NIKON COOLPIX 700

Yさんへ。

正直に述べると、まだそのショックから抜けきれないでいます。

2002年9月22日、フィットネスクラブで知り合い、ずっとよくしていただいていた人生の先輩であり、友人であるYさんが永眠されました。Yさんと最後の対面をして3週間近くが経過した今もなお、信じられない気持ちがどこかにあるのです。

亡くなられてから現在まで、私自身強いショックを受けたため、心身の状態があまりすぐれません。しかし、私がこんな状態にあっては、Yさんに申し訳ありません。事実をしっかり受け止め、前向きに生きていく決意をしなければならないと思いました。

私とYさんが知り合ったのは1992年の春のことでした。当時所属したスポーツクラブに入社して1年も経過していない私は、そのクラブでは従来行われていなかった、アスレチックジム独自のイベントを企画していました。減量コースと筋力トレーニングコースを期間限定で行うものだったのですが、オープン時より所属していたオリジナルメンバーからは反発を受けていました。私を採用してくれた上司でも、「健康増進施設をうたうこのクラブの色に合わないのでは」「失敗すると思う」とさんざん忠告を受けたものです。私も自信があったとはいえ「今回は失敗できないぞ」という気持ちが強かったことを記憶しています。

結果的に、このイベントはクラブ始まって以来の大成功を収め、翌年の続編、その後の本格的有料コースにもつながっていく結果となりました。

その第1回目から参加いただいたのがYさんでした。女性のほとんどが減量コースのほうに参加されたのに対し、Yさんは筋力トレーニングコースを選択されたのです。このときから、Yさんとそのご主人とのつきあいがスタートしました。

Yさんはすごくきれいな方で、もともとスタイルも抜群でしたし、筋肉もシャープにとぎすまされている印象がありました。そのイベントには私の家内も参加していましたが、2人はジムの看板娘になってくれました。当時、ジムの筋力トレーニングプログラムは女性には取っつきにくい存在でしたが、Yさんが積極的に参加してくださったおかげで、徐々にイメージが変わってきました。92年の夏には、スポーツクラブのイベントで、現役のボディビル選手だったスタッフの指導で、クラブ内のボディビルショーを行い、これが非常に盛り上がりました。比較的平均年齢が高かったクラブでしたから、女性のボディビルなど、見たことがない人が多かったと思われ、大きなインパクトを残したイベントとなったのです。

これを契機にYさんも家内も、ボディビルに興味を持ち始めました。家内は、92年、93年の東京都クラス別ボディビルディング選手権大会に出場しましたが、いずれも玉砕。Yさんは93年の新人戦にターゲットを絞りました。初めてだったし、準備期間も短かったのですが、持ち前の負けん気でなんと3位に入賞してしまいました。これは大変なことです。食べたいものも食べられず、皮一枚に近いところまで減量しなければならないのですから。家内もこれに刺激され、Yさんをお手本にして、その翌年に同じ大会で4位に入賞しました。

93年1月に、私と家内はハワイで結婚しました。ハワイがいい、と勧めてくれたのはYさんとご主人でした。お二人もその7年ほど前に、ハワイで結婚式を挙げられていたのです。そこで、Yさんとご主人、ご主人と中がよかった会員さんとスケジュールを合わせて、ハワイに向かいました。

結婚式当日は、いろいろと事情があって、Yさんたちは式には間に合わなかったのですが、ホテルで家内とあって涙されたのを覚えています。その後、みんなで、船上パーティに参加したり、Yさんご夫婦のおすすめの店、日本人が行かないような店などを案内していただいて、楽しい1日となりました。最後に行った、倉庫街のようなところにあったWorld Gymに行ったときは、ちょっとビビりましたけどね。

その後もYさんにはクラブのイベントにたくさん協力していただけました。94年のスポーツクラブのクリスマスショーで、2人は再び舞台で競演することになりました。92年の夏のイベントと比較して、2人とも相当に洗練されていた印象がありました。

95年に、私に長男が誕生したとき、お祝いを持って駆けつけてくれました。子供は好きなようで、アフリカの子供たちにもご夫婦で寄付されていたのを覚えています。

96年には、クリスマスパーティで、全く趣向を変えたイベントにも挑戦していただきました。翌年から、格闘技エクササイズを実施する計画を私が持っていたこともあり、それをお披露目するものでした。Yさんはとても舞台映えをする人だったので、ショーの司会とデモンストレーションを行っていただくことにしましたが、結果として大成功。97年には、コースに参加していただいた以外に、トゥナイト2の取材にも一緒に出ていただきました。また、97年に ICOを開設した際も、いくつかの写真をご提供いただいていますね。

98年に私がクラブを去った後にも、お互いに行ったり来たりしていました。99年に、元気だったYさんがご病気をわずらわれました。しかし、すぐに元気になり、私たちは安心していたのですが、実際にはご本人は心身共に大変な状態であったようです。そして、今年の9月22日まで、闘病され、そして帰らぬ人となってしまいました。最後の最後まで、出された食事に口を付けるようにして、戦っていたそうです。

Yさん。私たちにたくさんの思い出をありがとう。あなたのことは忘れません。あなたの思い出と遺志を継承して、人生を歩んでいきます。

安らかにお眠りください。

「偽」親指シフト

最悪

実に大変なことになってしまいました。

私が所持している親指シフトタイプのノート、FMV-BIBLO MC4/45Cが壊れてしまったのです!

数日前の朝、出掛けに、食器棚の上にPC用バッグをおいて、別の場所に移動したところ、そのPCバッグが床に落下してしまったのです。

バッグの中は十分に固定されているし、PCが固定されていない側から床に落ちたので、まさかPCに異常が起こるとは思っていませんでした。しかし、立ち上げてみると、無残にも液晶画面が内部でいくつかに割れていて、まったく画面を参照できない状態に…。起動そのものは異常がないようなので、外部モニターをつないでバックアップなどをとることは可能だと思います。しかし、ノートでも特に修理代が高くなると思われる液晶画面が壊れるとは…。

あまりにも修理代がかかるのであれば、新しいものを購入したほうが得だと思います。しかし、以前にも書きましたが、親指シフトキーボードを持つノートはこのタイプが最後…。修理しかないのか…。

新製品の発表

しかし、その翌日、富士通株式会社から意外な発表がありました。FMV-LOOXという、ノートパソコンでは最小の部類のシリーズに、親指シフトタイプのものが出た、というのです。価格は16万円弱。2月の発売だそうです。

最近、親指シフトキーボードの新製品が2つも発売になりましたが、心配していたノートの後継機にも親指シフトキーボードが搭載となると、これはもう富士通の親指シフトキーボードサポートもかなり本格的になってきたといえると思います。

それにしてもなんというタイミング。液晶交換とこの価格に差がないのであれば、購入したほうがお得。早速、アクセスのページをのぞいてみました。

すると、LOOXの写真が掲載されています。写真は残念ながらJISキーボードのもののようです。「きっと、親指シフトを搭載した機種の原本がまだないんだろう」と思い、実物の写真が公開されることを待つことにしました。

しかし、翌日、写真の雰囲気が何となくおかしいことに気づきました。変換キー、無変換キーのところに2列の文字が刻印されているのです。不審に思った私は、富士通のサイトで調べてみることにしました。すると、JISキーボードに見えたそのキーボードは、なんと新しいタイプの親指シフトキーボードだったのです!
これは親指シフトなの?

写真へのリンクはこちら

通常、親指シフトキーボードというのは、中央に大きなシフトキーが左右二つならんでいるものなのですが、このキーボードでは左右のシフトキー(変換・無変換キー共用)の間に大きなスペースが挟まっています。親指シフトでは、文字キーの一番下の段から3番目の段まで、キーが2つずつ割り振られており、左右の親指キーを同時打鍵することによって、上下いずれかの文字を選択するようになっています。濁音、半濁音を入力する場合にも、親指キーの同時打鍵が必要ですから、非常に使用頻度が高いキーなんです。それなのに、シフトキーは普通の文字キー程度の大きさしかありません。なんで?これでは、同時打鍵を行う場合に、親指をかなり意識的に外側に開いて行なわなければならず、中央にある文字キーを打つのは大変につらい配置になります。

似た大きさのFMV-BIBLO MC4/45Cのキーボードを利用してみると、やはり私の親指は内側から外側まで、打つ文字キーによって、かなり広い範囲で利用されていることがわかりました。あんな狭いキーに割り当てられたのではたまったものではありません。
FMV-BIBLO MC4/45Cに搭載されたキーボード
ちなみにこれが現存するモバイルノートの親指キーです。
上部のリンクと比較すれば違いは明らか!

しかし、これは富士通がいうには「れっきとした親指シフトタイプ」なんです。左右の親指キーがGキーとHキー(ちょうど中央)からみて、左右同じ距離に配置されていますし、多少ctrlキーなどの大きさが違うようなのです。そう、親指タイプはやはり別に作っているわけです。

なら、どうしてこんなにわけのわからない配置に大きく仕様変更してしまったのでしょう? 私が現在利用しているMCとはまったく異なるシフトキー、BSキー、ESCキー、Tabキー。デスクトップも併用しているので、決して移行はスムースとは思えません。

新しいユーザに、違和感の少ない配置にして、利用者層を拡大しようという意図なんでしょうか?しかし、それでは、今まで親指シフトキーボードを支えてきた人たちの気持ちはどうなんでしょう?あまりにも大きく違いすぎるそのキーボード配置に、「改めて慣れなさい」ということなんでしょうか?わざわざ親指シフトキーボードタイプを改めて起こすのであれば、なぜ、従来の親指シフトを捨ててしまったのでしょう?将来、新しいハードウエアでJISも親指も共用していこう、という考えなのでしょうか?実際にはJISと親指でキーボードが微妙に異なるので、わざわざ今回のような形にした意図が分かりかねます。
単なる試みであってほしい

私としては、今回のスタイルが、あたらしいユーザを獲得する(できるのかは不明)ための、ひとつの試みであってほしいと思います。モバイルへの親指シフトキーボード搭載を試みたという点からは、価値があることなのかもしれません。しかし、既存のユーザとしては、このスタイルが定着してもらっては「まことに困る」のです。また、「(本物の)親指のモバイルは、二度と手に入らないのだろうか…」と暗鬱な気持ちになります。

将来の親指シフトニーズに対するひとつの模索とか、そういった目的があるだけで、再び「本物の」親指シフトキーボードが復活することは私は切に望む次第です。

このノートが売れた場合、親指ノートは継続するかもしれません。しかし、このスタイルでは私は「イヤ」です。かといって、売れなかったら「二度と出ない」のかもしれません…。

アクセスのページを再び開いてみました。すると、先着20名の特典が、発売後1日でですでに完了となっているようでした。「買う人いるんだ」と意外な気持ちでしたが、富士通に考えを改めてもらうためには、購入し、実際に使用した上で富士通に意見を述べるしかないかもしれませんね…。そのためだけに16万円弱はきつすぎる。
MCは

やはり、壊れたMCを修理に出すのが現実的な選択肢になるようです。修理代がLOOX購入に引けをとらないような金額になったとしても、正しい親指シフト入力ができるMCのほうが数倍使い勝手がよいでしょうから。

また、今後、今回のような仕様変更された、つまり親指同時打鍵の機能を著しく損なうようなキーボードがモバイルに載っていくような情勢になったら、私にゃ耐えられない…。そのような場合はとりあえず、MAXUSのような、アップグレード専門のショップを利用して、限界までMCのスペックを上げていきたいと思います。たとえ、LOOXより高くても(微妙)。

もし、MCの能力が底をついたとしても、LOOXを選ぶとは限りません。キーボードの質などで評価が高いIBMのThinkPadシリーズをソフトウエア(Japanist2002など)でエミュレーションしたほうが、より快適な気もするからです。

あーあ。
2001/02/11追記

先日、このキーボードをとあるショップの店頭で試しに入力してみました。立って何気なく入力してみると、ほとんどまともに入力できませんでした。次に、椅子に座って正しい姿勢で入力してみましたが、3文字に1文字は誤って入力するありさま。特に、左手の親指が誤ってシフトキーを押してしまうことが多いようで、最下段の文字の入力は厳しいものがありました。もちろん、慣れもあるのでしょうが、このサイズのモバイルの場合、いろいろな姿勢で打つことが要求される可能性があると考えられます。バスの中や電車の中で利用するのはちょっと厳しいでしょうね。

私にとっては実用範囲外なので、やはり購入は見送ることになりそうです。壊れたノートの修理費用は約10万円ということで、厳しい数字なのですが、実用を考えれば修理を選択すべきでしょう。

サーバ移転

このたびはサーバ移転に伴い、各コンテンツの復旧に時間がかかってしまいました。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

3月下旬、急ではありましたが、サーバの移転を実施しました。とはいえ、ずっと計画していたことではありました。

現在利用しているレンタルサーバの業者様は、サポートがとてもよく、居心地がよかったため、1年間お世話になってきました。

しかし、今後ICOの機能を拡張しようと考えていることを考えれば、その機能を実現できるサーバに移転する必要があります。また、サーバが海外に設置されている理由からか、リスポンスがいま一つで、掲示板などの処理や、FTPによるファイル転送などでストレスを感じていたのも事実です。

そこで今回は、「サーバを移転せざるを得ない」という結論に達しました。

しかし、現在のドメインは維持していかなければならないし、なるべくicofit.netドメインでつながらなくなってしまう時間を作らない、あるいは最低限に抑える、という努力をしなければなりません。とはいえ、2つのレンタル業者を同時に契約する余裕もないのです。時間的に余裕がなかったので、対応を迷いましたが(本当に行き当たりばったりですね。申し訳ありません)、現在利用している業者様にはドメイン維持だけをお願いし、ICOを設置するサーバそのものは移転することにしました。解約という結果にも関わらず、旧来の業者様の対応はすばらしく、またユーザの便宜を第一に考えたものでした。本当に解約、という結果には心苦しいものが残りました。余裕があればミラーサーバとして残すことも可能だったと思いますが、趣味で開いているサイトですから、そんなに予算をかけることもできないのです。

ブロードバンドの普及に伴い、自宅にサーバを設置して、公開することも検討しました。確かに、自宅にサーバを設置すれば、さまざまな面で非常に便利です。どんなプログラムを設置するか、どんな配置にするかなどが全く自由です。しかし、ADSL回線は不安定であること、上りのスピードがそんなに速くないことに注意しなければなりません。さらに、光ファイバーの導入も検討しているのですが、固定のサーバの設置については、かなりの費用がかかることがわかりました。

やはり、現状では、レンタルサーバを探すのが妥当でしょう。

さて、解約を決意して、いくつかの業者を当たりました。私の希望は、サーバが国内にあり、サーバサイドのJavaが動く環境、特にJSPをサポートしていることでした。

これについては、Googleを検索したところすぐに見つかりました。しかも、私の希望以上にさまざまなオプションが用意されていて魅力的です。私は迷わずオンライン申し込みを行い、確認のメールが来たので、週末の休みを挟んですぐに入金しました。

少し心配だったのは、現在の業者様の場合、メールを投げると、とても丁寧なメールが即答で届くほどだったのですが、新しく契約した業者様の場合、入金確認その他のメールが届かなかったことでした。しかし、実際には内部的に迅速に準備していて、解約の前日の夜中にはサーバのセットアップを終えてくださっていたことがわかりました。おかげさまで、何とかギリギリのラインで準備ができたわけです。

いざ、セットアップされた環境につないでみると、その速さに驚きました。それまで利用していたサーバでは、FTPソフトが止まってしまい、転送できなくなるという現象みられたのですが、今回のサーバは非常に高速です。ファイル転送後、ブラウザで接続してみると、こちらのリスポンスも高速。以前のサーバよりマシンスペックも非常に高くなっているのですが、国内設置(多分)であることが大きいのかな?と思います。タイムスタンプが日本の時間となることもありがたい!

料金は、格安だと思います。実際は1カ月あたりの利用料金は高くなるのですが、Webのスペースは倍になり、選択できるオプションも豊富なのです。私の負担は大きくなりますが、サービスに対する費用は格安だといえるでしょう。現在月額引き落とし契約ですが、現在の機能が維持できるのであれば、長期契約に切り換えて、安定させたいと考えています。それにしても、よいところを見つけられたと思いますね。

忘れてはならないのが、おそらく以前のサーバ業者の方が、ドメイン移転が完了するまで、旧サーバ資源の削除を待って下さったと思われることです。はっきりとはわからないのですが、icofit.netで接続できなくなる期間はほとんどなかったのではないかと思われます。この点は本当にありがたかったです。

さて、移転が完了した…はずが、やはりそう簡単にはいかなかったようです。サーバ構成が全く同じではないため、phpの埋め込みプログラムが動かず、目次が表示できないページがあります。セキュリティプログラムの影響で、ファイルのアクセス制御設定も古いサーバとは、状況が変わってしまうようです。その結果から、cgiプログラムやJava Servletプログラムがそのままでは動作しなくなってしまいました。

少々時間がかかりましたが、なんとか以前のサイトのレベルまで回復できたと思います。このたびはどうもご迷惑をおかけいたしました。

iBook(Macintosh)を手に入れました!

ある程度予想していたこととはいえ…

前々から気にしていたのですが、私のサイトは、Macintoshのブラウザで見たら、どんなふうに見えているのでしょう?

今回知り合いの方でMacを使っている人にうかがう機会があったので、ちょっと私のサイトについて聞いてみました。すると

「ジムのアニメーションが動かなかったよ」

とのこと。あのアニメーションはJavaScriptを利用していますが、このスクリプトはブラウザへの依存性が強いので、なるほど、ありえることです。もともと、Netscape4.xxに合わせて作成したスクリプトでしたが、Windows環境でも6.xxでは動作しないことを確認しています。

「それって、Netscapeの6.0以上でのことではないですか?」

と訪ねてみると、

「いや、Internet Explorerだったと思うよ」

とのお返事が。

確かに、同じIEであっても、OSが違えば仕様も違う、ということはあってもおかしくはありません。しかし、最近はほとんどMacを扱っていない私は、Macのことをほとんど意識しないでサイトを作っていました。IEでもNetscape6.xxでも使えない、ということになれば、Macをご利用になっている方はICOの判定プログラムやアニメーションなど、ほとんど見られない可能性があります。

Mac購入を決意!

私の財政は最近火の車状態に近いのですが、今回Macを思い切って購入することにしました。液晶のiMacならG4だし、ラインナップの中では一番気になる存在です。本当は、A4タイプの親指シフト搭載ノートを購入するための予算だったのですが…)。

そして、新宿のショップに出かけてみました。液晶のiMacは、値上げ前の値段で販売されていて、最も安価なものは、20万円弱です。そして、何気なくiBook(ノート)を見てみると、なんと149,800円ではないですか! メモリを別に購入しても、iMacより安いでしょう。

気になるのは、iMacがG4であるのに対し、iBookはG3であること。クロック数もiMacが700MHz以上であるのに対し、iBookでは500MHz。インストールされているOS Xを動かす上で、前者が快適なのは当たり前なのですが、ノートには可搬性や省スペースなど、それを補ってあまりある魅力があるような気もします。電話で家内に相談したら、「ノートでなきゃだめ」ということなので、今回は(次回があるのか?)iBookに決めました。

店員にiBookがほしいというと、

「店頭在庫もメーカー在庫もなく、1カ月ほどお待ちいただくことになります」

とのこと。残念。これは大変いいと思ったのに。別のラインナップも見てみましたが、スペックはたいして変わらないのに、いきなり4万円も高くなります。念のため、別の店舗にも行きましたが、こちらも予約販売です。相当人気がある機種なのでしょうね。iBookは「非常に高価」という意識がありましたが、この機種なら、比較的手頃な価格ですし。

半分あきらめて、Mac専門の中古ショップに行きました。すると、先程のiBookシリーズのひとつ前の製品が、177,000円で販売されています。メーカ保証がないため、ショップ専用の保険をかけられますが、それで18万円台となります。iMacとたいして変わらない価格になってしまうのですが、新品の購入候補にしていたiBookに比べて、こちらはG3の600MHzですし、メモリが128MB+256MBのセットとなっています。加えて、 HDD容量も20GBと5GBほど多め。さらに、ドライブがコンボドライブになっていて、CD-RからDVD-ROMまで使用できるので、お買い得な感じがします。家内も「ノート」といっていますので、中古ではありますが、このiBookに決めることにしました。

店員に問い合わせると、「中古といってもかなり程度はいいですよ」とのことで、実際に箱を開けてみてみると、添付品のどれをとっても開封されたあとはなく、本体も新品そのもの。なぜ、「中古なの」というレベルです。起動ディスクを選ぶことで、OS 9とOS Xを選択して起動することも可能ですから、2つの環境で私のサイトを試すことができることになります。

初めての起動

購入後自宅に戻り、早速開封して使ってみることにします。ACアダプタその他まで、「OA機器」「コンピュータ」を感じさせないデザインはさすが Mac。秀逸です。さきほど店員と一緒に確認しましたが、ACアダプタや各種ケーブルなど、一度も開封したような形跡がありません。もちろん、CD- ROMなどもおそらく未開封です。本体にも傷などはなく、真っ白いキーボードも真っ白のままで、汚れなどは全くありません。触った形跡すら感じることができませんでした。店舗には在庫が複数ありました。何か訳アリなのでしょう。

いったん電源ユニットを外し、キーボードを外してメモリソケットにアクセスします。このあたりは、過去に経験したWindowsマシン4台のほうがはるかに楽でした。ただ、おそらく128MB+512MBまでのメモリを搭載できる分、私の所持しているWindowsノート(MC4/45C)より高スペックですね。

メモリ増設後、ACアダプタを接続後、電源を入れてみると、なにやら新品のビデオデッキのような匂いが立ち込めます。Windowsマシンでは経験したことがない独特の匂いなんですが、これがMacなんでしょうか?しかし、家族には大不評。空気清浄機もフル稼働ですが、空気の清浄度を示すインジケータは真っ赤になってしまっています。この新品メカの匂い、私は嫌いではないのですが…。

初期状態ではOS9

初期状態ではOS9が立ち上がります。実は、OS9については、昨年イラストの仕事をしている友人がMacを導入したときに、私がインストールを行ったことがあり、全く使ったことがなかったわけではありません。

ただ、そのとき、周辺機器への認識や対応、インターネットへの接続などの点で、すでにMacはWindowsと比較して「遅れをとっているのではないか」という印象を持っていました。実際、導入した友人も「Macって初心者にはやさしい、と聞いたけど、Windowsのほうが簡単だったなあ」という感想を述べていました。きっと慣れの問題もあるのでしょうが、友人のほうはまだWindowsも決して慣れているというレベルではなかったので、きわめて初心者に近い人の感想だと思います。

そのときは、買ってきたばかりのアプリケーションソフトをインストールする際、変なエラーメッセージを出したり、処理が止まったりするので、友人としては「不良品では?」とかなり不安になったようです。Macユーザにいわせれば、「それがMacなんだよ」とのことなんですが…。でも、Windows だって95や98、Meなんかだと、ほとんど状況は変わらず、よく真っ青な画面を出していましたからね。ちゃんと爆弾マークを出してくれるMacのほうがまだかわいいものです。その点、Windows2000なんかは、親指シフトキーボードなどをつないでいる特殊な環境下にあっても、非常に安定稼働していました。

さておき、私はOS Xには大変興味があります。というのは、OS 9までは、MacはWindows3.1などと同様の「ノンプリエンプティブマルチタスク」という完全なマルチタスクではない環境で動いていたらしいです。そのため、ある処理を開始すると、それまで動いていた別の処理が露骨にストップしたりするのですが、これがMacの安定性を損なう原因でもありました(反面、特定のアプリケーションのパフォーマンスはよくなります)。この点ではWindows、特にNT系は優秀だったといえます。しかし、OS Xでは、数十年の歴史があるUNIXをベースに開発されているといいます。当然、高度なマルチタスク処理を備えていることになるし、安定性も高くなることが予想されます。Macに搭載されるOSではあっても、従来のMacOSとは全く別物で、新たに開発されたものなんですね。

最初のユーザ登録・インターネット接続の設定など

そこで、「起動ディスク」なるものをOS Xに変更し、再起動をかけてみました。すると、初めにローカルユーザ登録や、iToolsというMacのサービスを利用するためのユーザ登録、および、インターネット接続設定などを行う画面になります。インターネット接続環境については、以前友人のOS 9を経験していたので、さほど苦労はありませんでした。

ただ、AppleのサービスであるiToolsのユーザ登録をするところだったと思いましたが、メッセージの意味が分かりにくく、何を設定したら良いかわからない項目もあり、そういうところは適当に入力してしまいましたが。

また、Appleのサーバに接続してユーザ登録をしようとしたとき、失敗してしまいました。これは、あとで改めて行ってみたのですが、やはり結果は失敗です。なぜ? 後にMacOS9の登録を行ってみたら、こちらは問題なさそうでした。

見た目

とりあえず、設定が終了したあと、OS Xが起動されます。

それにしても、OS 9までのデザインと、OS Xでは全くデザインが異なりますね。アイコンがリアルになってしまい、かなりあのWindowsに近づいてしまった感じがします。とはいえ、もうちょっと洗練されている印象を受けますが。Windows2000はかなり好感が持てたのですが、Windows XPのデフォルトの画面などは、もう見ていられないですものね。

私は、OS 9系のデザインより、OS Xのほうが好みですね。

Windows XPでは、ClearTypeという技術で、表示される文字にアンチエイリアスをかけて、液晶画面で見やすくする、という技術が導入されました(以前から存在した技術「スクリーンフォントをなめらかにする」と大差ないようにも見えますが)。しかし、標準的な大きさの文字ではその恩恵を得られません。それに対し、OS Xでは、標準的な大きさの文字にはほとんどアンチエイリアスがかかり、その分文字を形作る線が太く表示されます。また、どの大きさの文字から文字をスムースにするかの設定も行うことができるんですね。

これによって、従来のOSの印象をまるっきり変えています。実際の見やすさでどちらがすぐれているのかわかりませんが、一見したところ、OS Xのほうがきれいで「コンピュータのディスプレイを超えた印象」を持ちます。

モジュールの更新

さて、起動直後に、気になるウィンドウが表示されました。なにやら、新しく更新されたモジュールの導入を促す画面のようです。すでに、セキュリティ問題などの更新があるようでした。一応すべてのモジュールにチェックを入れて、インストールすることにしました。Windowsにはもともとブラウザ (IEのみ)ベースのWindows Updateがありましたが、XPでは、更新を監視して、更新がある場合にメッセージを表示し、ダイアログボックスベースで更新できる仕組みがあります。しかし、OS Xの場合、余計な処理をせずに、すぐにどんなモジュールが更新されるのか表示されますので、私にとってはこちらのほうが手間がかからず、好感が持てました。

ただ、今日、OS XとOS 9の両方で「ソフトウエアのアップデートを手動で行ってみましたが、接続できませんでした。結構、何回も試してみたのですが…。Windows XPのWindows Updateは遅くなることはあるものの、このように接続エラーになるようなケースはまだ経験していません。ほとんど毎日、Updateしているのですけれど。

Dock

OS Xの場合、Dockと呼ばれる、画面の下部に表示される、大きなアイコンが登録されたアプリケーションランチャーのようなものが存在します。店頭で触ったときに、マウスを当てるとそのアイコンを中心に大きく拡大されるのが面白くて、ユーザインターフェースとしては一番興味を持った部分でした。 Windows XPのスタートボタンとは異なり、ワンステップでアプリケーションが開くので、ずっと使いやすいです。Windows XPも設定を変更すれば、クイック起動というランチャーをタスクバーに表示できるのですが、基本的にアイコンが小さいですからね…。Dockはアイコンの大きさもマウスを使って調整できるようです。

しかし、デフォルトの状態では、マウスを当ててもアイコンのサイズは変わりません。面白くないので、環境設定を探して、いくつか変更してみました。試行錯誤の末、ようやく実現できたのですが、そのころにはウィンドウを最小化すると、このDockに吸い込まれるようなアニメーションで格納されることを発見し、なんだかウキウキしてしまいました。現在普及しているWindowsXPは、実務に使用する上でとてもすぐれたプラットフォームだと思いますが、 Macを使うときのようなワクワク感がありませんね。

ただ、家内がこのDockを触ったとき、いま一つ使い方がわからなかったようで、登録されていたアイコンのうちのどれかを誤ってゴミ箱の中にドラッグしてしまうというトラブルを経験しました。Windowsのショートカットのように、ゴミ箱の中に残らないので、何を消したかわからない。説明書を見ると、どうやらどこかのWebサイトへのリンクを消してしまったようですが、何のことか意味がわからず、重要度がわからないのです。そこで、もう一つログインユーザを作って、デフォルトの環境を確認し、ようやく突き止めることができました。たいして必要がなさそうなアイコンでした(アップルのOS Xの製品紹介サイト)。

その他のユーザインターフェース

それにしても、OS XはOS 9までとは全く別物ですね。漢字Talk7.1以来、Macを恒常的に触ることがなくなり、Windowsメインで触っている私には、単なる新しいものにしか見えませんが、同じMac OSの系譜としてのイメージがあると、かなり戸惑いを感じるでしょう。

昔からそうですが、Macの場合、新しいものを導入する場合、ハードにしろ、ソフトにしろ、思い切ったことをやりますね。PowerMac登場時もしかり、G3登場時もしかり。iMacでレガシーインターフェースを「いきなり」切り捨てたり。今回のOS Xにいたっては、まるで別のOSです。実際、OS 9以前のソフトを立ち上げようとすると、「classic」という別の環境の立ち上げが必要になります。

あまり互換性を考えないことで、新しい技術にチャレンジができるのでしょうが、その点ではWindowsのほうがユーザに思いやりがあると思います (その結果、Windows Meのようなわけのわからない立場のOSまで登場してしまったのだといえますが)。いや、だからこそ、Macユーザの方々は、新しい機種に走らずにひとつの機種を大事に使い続けるのかもしれません。

アプリケーションの管理

Windowsの場合、常駐ソフト以外は、基本的にWindowを閉じればアプリケーションが終了します。しかし、Macの場合は、「終了」処理を明示的に行わなければアプリケーションは動作し続けます。私の家内もそうですが、Windowsユーザにはこの部分が分かりにくいみたいですね。

OS 9までは、右上のアイコンをクリックして、現在立ち上がっているアプリケーションをみることができました。厳密には異なりますが、Windowsのタスクバーみたいなものです。しかし、OS Xではこれが見当たりません。これを発見するのにはちょっと時間を要しました。結局のところ、Dockのアイコンの下に▲マークがついたものが起動中なのでした。説明書を読んでいれば、ちゃんと書いてあったのですね。このほうが、より直感的ですね。

ウィンドウがWindowsみたい

そういえば、以前Macを使っていたときには、アイコンをクリックするとウィンドウが次々と開いて収拾がつかなくなってしまったのですが、OS Xは、IE4.0以降のWindowsと同様、デフォルトで新しくウィンドウを開かない仕様になっているようです。ボタンも、右と左の違い、機能の違いはありますが、左側に3つまとめられています。3ボタンマウスを接続すると、最初から右クリックでポップアップが表示されるようにもなっています。

GUIを先に実現したのはMacですが、今ではMacがWindowsのすぐれた要素を採り入れている部分もたくさんあります。かと思えば、 Windows XPで初めて搭載された新機能だと思っていたら、少し先に発売されたOS Xではすでに実現しているものがあることもわかりました。

私の希望として、Windowsのほうも、Macのように簡単にフォルダの色を変更したりとか、フォルダの移動だけでインストールできたり、フォルダを自在に配置できるというような便利な機能もほしいですね。ただ、OS Xの場合、下手にフォルダの名称を変更したり移動したりすると、問題が起こるようですが…。

処理スピード

まだ、1週間くらいしか使っていないのですが、OSXは全体的に処理が重い感じがしますね。私のWindows Note PCである、富士通のFMV-BIBLO MC4/45C(celeron 450MHz, 192MB RAM)にWindows XPを搭載したものと比較してもまだ遅い感じですね(Windows XPも、それまでのWindows2000と比較するとかなり処理が重いのですが)。基盤のUNIXは成熟しきっているかもしれないのですが、OSXはまだまだ未成熟でこれからもっと最適化・軽量化が必要になっていくのでしょう。

特に、Webブラウジングで、Internet Explorerでサイトを表示すると、Windows XP版のほうが明らかに速いです。もしかしたら、アプリケーションの速度、というよりインターネットの接続設定を変えれば解決する問題なのかな? Webブラウジングではなく、ダウンロードなら、そんなに変わらないのですが…。

そういえば、ハードウエアについて。よくPowerPCはPentium IIIより高速、という記事を見かけますが、仕組みが異なるCPUなので、単純に比較することはできません。特にあるベンチマークテストでは、G4は PentiumIIIの数倍の成績だったといいますが、ベンチマークの種類や方法を変えれば逆転することもあります。少なくとも、アプリケーションのレベルではPentiumIIIが圧勝する場合も多いですから。私のiBookはG3ですが、ノートとして全体的に見た場合、FMV-BIBLO MC4/45Cとさほど変わらないような気がします。少なくともインターネットは体感できるくらい遅いようです。iBookはメモリ搭載量が多いですし、もうマルチタスクマシンですから、アプリケーションを多数立ち上げると、iBookに分が有るのかもしれませんね。

DVD-Videoの再生

長男に頼まれて、ブルース リーの「燃えよドラゴン」を再生しました。全く問題なく、スムースに再生できました。私たちにとってDVDが再生できる初めてのモバイル(持ち運ぶのには重いが)なので、いろいろな使い道がありそう。

Windows互換のソフトウエア

当然のことながら、私はMacOS対応のソフトウエアを持っていませんでした。Windowsで頻繁に使っているHTML作成ソフトのOS X版、Microsoft OfficeのOS X版などがほしいと思うのですが、残念ながらクロスプラットフォームのアップグレードバージョンは許されず、通常版を改めて購入しなくてはなりません。ものすごい出費になりますから、少しずつ段階的に揃えていくしかないですね。

最近、Javaの仮想マシン環境で動く、ThinkFree OfficeのOS X版が発売されました。これは、MicrosoftのWord、Excel、およびPowerPointと互換性があるとのことですし、現在、3000円と安価なので、購入してみました。さすがにいま、本家(Microsoft)のものは「買えない!」。

少しだけ使ってみた感じでは、なかなかいい感じでした。OS Xネイティブソフトではなく、Javaの仮想マシン上で動くものであるため、もっと遅いか、と思いましたが、どっちみちOS Xが遅いので、あまり気になりませんでした。私は”ThinkFree Folders”という、Windowsのエクスプローラライクなソフトがついているのが気に入りました。やはり、Mac従来のフォルダより、私にとってはWindowsのエクスプローラのほうが圧倒的に使いやすいですから。

それにしても、OS Xは発売されて1年も経過するのに、対応ソフトが少ないですね。ドライバも今になってようやく、というものが多いです。

慣れの問題もあるでしょうが…

さて、私は家内の持っているNotePCをこのiBookに置き換えて、主に家内に使ってもらおうと思っていたのですが、いろいろ使ってみて、「かなり使いにくいので、やっぱりPCを使いたい。改めて使うとしても、メールくらいにしとく」という感じなんですね。そのメールも、なかなかソフトウエアの設定がわからず、聞かれた私もなかなか発見できず、苦労しました。

彼女は「巷でいうように、Macが特にかわいいと思わないし、いいとも思わない。会社で使うのがWindowsだから、そのまま利用できるほうがいいに決まってる」というきわめて現実的なお答えでした。実際、Macは早々にフロッピィディスクドライブを切り捨ててしまったため、彼女が中心的に利用しているフロッピーベースの情報交換がそのままではできません。さらに、フロッピィディスクドライブを別に購入して、Microsoft Officeをインストールしたとしても、全く同じに使うことはできません。というより、わざわざそんなものを追加購入するくらいなら、今までのものを使った方がいい、というわけです。ごもっとも。彼女にとっては、自宅のコンピュータを遊びとか、趣味で使う、という感覚はあまりないみたいですね。

私自身も、ここ1週間使ってみて、「Macのほうが初心者向き」「Macのほうが分かりやすい」といわれていた時代はすでに過去のものであるとつくづく実感しました。画面のデザインのカスタマイズなどは比較的行いやすいのですが、アプリケーションのインストール、アンインストールはあまり簡単ではありません。最初は、仮想ドライブのようなものが現れるのに戸惑いましたが、とりあえず、何回も繰り返してなんとか意味がわかりました。それに、これが最初に作った管理者ユーザならデスクトップに見事な仮想ドライブが現れるのですが、別の管理者ユーザでは現れない!できてるのかもしれませんが、それがどこにできるかわからない! どなたかご存知ですか?

先に購入したThinkFree Officeをインストールしたときも、途中で先に進めなくなってしまって。どうも、Javaの実行環境が古かったようですが、インストール先のドライブが選択できない状態になっていて、そこを何度かマウスでなぞったときに現れたメッセージでようやく事情がわかりました。でも、今度はJavaのランタイムのmac版のありかがわからないのです。Appleのサイトに行ったり、Sun Microsoftのサイトにいったりしましたが、見つかりません。実は、Applieのサイトのあるページの一番下にあるのを見つけ、ようやくインストールができた次第です。

OS 9はいけてる?

OS Xを1週間使ったあと、OS 9を起動する設定に変えてみました。ICOの動作確認のためです。

OS 9はデスクトップもゴチャゴチャしているし、アイコンもあまりきれいにはみえません。メニューから出てくる項目はゴチャゴチャしていてわかりにくく、ユーザインターフェースからみれば、OS Xには大きく劣ると思います。

あれ? OS 9はやたらキビキビと動きます。使っていて快適で気持ちがいい!アプリケーションの動作はかなり速く感じます。これなら、WindowsノートブックのMCと互角以上かも。起動も速めだし、またシャットダウンは「超速」。購入前に古い機種でしばらくMac OS8.1を触っていたのですが、iBookはもっと速く終了してくれます。

これなら、かなりパフォーマンスはいいし、ソフトもかなり揃っています。そういうことなら、しばらくはOS 9をメインに使ってみようかな? 画面やインターフェースはOS Xが洗練されているけれど、かなり遅いですし、ソフトもなかなか見つからないし。

OS 9までなら、私の知り合いも使っている人がたくさんいるし、私自身も経験があるので安心ですね。

ただ、DVDのほうは、カクカクして、使い物になりませんでした。

そして、私のサイト

さて、OS Xで私のページを出してみることにしました。先に知り合いの方からご指摘いただいた、JavaScript…。見事にアニメーションが動きません。IEでもNetscapeでも。OS 9のほうはまだレイアウトしか試していませんが、知り合いの方はOS 9を使用しているので、おそらく動かないのでしょう。画面のトップに戻るとき、URLに”#”を指定しても、Mac版のIEでは戻れない、ということも初めて気づきました。

しかも、すでに述べましたが、OS Xで表示される文字は、アンチエイリアスがかかってギザギザがない分、構成する線が太いのです。さらに、私のサイトはWindowsのスクリーンフォントであるMS UI Gothicというフォントを意識して作っています。これは、ひらがなとカタカナの全角文字の横幅が漢字と比較して狭くなるフォントなので、横幅をとりたくないメニューなどを作る際に便利なのですが、ほかのフォントで表示した際に幅が広がるといろいろと問題が出てくるのです。やっぱり、こんなプラットフォームに依存したページづくりをしていてはいけませんね。反省。

結果的に、Macで表示すると私のサイトは「見苦しい」です…。写真もWindowsしか意識していないため、非常に明るく表示されてしまうのですが…。

ログを解析すると、Windowsをお使いの方が圧倒的に多いため、写真をMacに合わせることは困難ですが、フォントやJavaScriptの使用については、改善が必要ですね。

ただ、JavaScriptはブラウザに依存してしまうため、改めて書き換える方法が見つからない可能性があります。その結果、アニメーションは少々重くなりますが、GIFアニメでの対応になるかもしれません。また、ブロードバンド化に合わせ、筋トレ種目は、動画も改めて導入しようと考えています。

また、そのほかの各種計算プログラムについては、何度かボタンを押さないと、値が表示されないとか、ちょっと困った現象が現れますので(OSXだけかもしれませんが)、サーバで動く仕様に変えるかもしれません。ちょっとお時間がかかりそうです。

その他、レイアウトですが…。これが一番大変かもしれませんね。なるべくブラウザ依存が少ない形に書き換えるとすると、相当数のページに手を入れなければならず、段階的にやっていくしかないと考えています。とりあえず、トップページから少しずつとりかかっているところです。

いずれにせよ、この機会に努力して、Macでも違和感のないデザインを目指すことにします。

一番の難関

それはやはり「親指シフト」でしょう。私の親指シフトへの依存性は親指シフト専用コンテンツに譲るとしますが、もし記事などのコンテンツ作成にMacを用いることになれば、「親指シフト」を外して考えるわけにはいきません。

まず、現状では、OS Xで動作保証が行われている親指シフトキーボードは存在しません。唯一、OS 9までに対応しているRboard Pro For Mac(リュウド)も、新規製造が行われることはなく、在庫限りとなっています。このキーボードのOS X対応は、対応方法の検討について表明こそされているものの、2002年4月15日現在では発表されていません。確かに、OS XはそれまでのOSと全く「別のOS」でありしかも「新しいOS」なので(OS 9とOS Xを比較することは、WindowsとOS 9の違いや、OS 9とLinuxを比較することと同等以上だと思います)、ドライバも一から起こさないと対応できないはずですから。すぐにWindowsの側もXPが発売されましたから、絶対数などからも、Windows XP対応を急がざるを得なかったことも気の毒だと思います。

私もできれば、Rboard Pro for Macを購入したいと考えていますが、OS Xに対応できるかどうかは重要な要素です。もし、対応できなかったら、宝の持ち腐れですし(39,800円)、いま買わなければ、二度と手に入りません。さらにリュウドでは、ノートタイプのハードウエアへの接続を保証していません。全く動かない可能性もゼロではないのです。非常に微妙なところなんですね。

ここまで使ってみた感じでは、OS Xの日本語入力環境は、Windows XPのそれにとてもかなうものではありませんし(ソフトウエアやハードウエアの選択肢や、新バージョン対応の速さなども含めてのことです)、変換そのもののスピードにもストレスを感じています。しばらくは、iBookをコンテンツ作成とか、原稿作成に使うことはないでしょうが、いずれはそれも試してみたいと考えています。

ただ、あらためてOS 9を使ってみると、結構快適です。この点から、Rboard Pro for Macを使うときにはOS 9で作業する、というふうにすれば、Macでも作業ができないことはないかもしれません。

※ちなみに、USB親指シフトキーボードをつないでみました。これはハードウエア的にはJISキーボードそのままですので、一部のキーをのぞいて、ほとんどJISの配列で文字が入力されました。変換・無変換はうまくできません。知識がある人がだれか、このキーボード対応のソフトウエアを作ってくれたらありがたいのですが。

何より楽しいです

たしかに日本語入力環境やソフトウエア環境などの問題で、私の持っている仕事と照らし合わせれば、Macがメインマシンになることはないでしょう。しかし、使っていて楽しいですね。Macは。なぜかはわかりませんが、「ドキドキ」「ワクワク」感があるのです。何か成果物をあげるのでしたら、たしかに Windowsのほうが圧倒的に速く仕上がります。Macには遠回りさせられても不満にならないのは、やはり「使っていて楽しい」からでしょうか?

ドラゴンの顔

「どうしても会ってみたい」と心より願ってみても、それがかなわぬ人がいる…。

私が運動を始めるきっかけとなった映画に主演していたのは、ほかならぬブルースリーでした。彼がいなければ、私は一生運動に関わらなかったかもしれません。ぜひ会って感謝の気持ちを伝えたいところなんですが、彼は30年近くも前にこの世を去っています。残念ながら、彼に会うことはもうできません。

しかし、2002年1月17日、私は彼と意外な形で対面することになりました。ブルース リーのライフマスクを入手したのです。

ライフマスクとは、生前に対象者の顔に特殊な石膏を塗って、その型取りをし、とった型にあらためて石膏を流し込んで作成した、まさしく生き写しの像なんです(映画においては俳優さんのメイクを研究するのにとられるものなのだそうです)。

今回入手したライフマスクについては、家内があるオークションサイトで落札してくれました。このライフマスクは最近、ゴールデンハーベスト(香港のブルース リー映画を制作していた会社です)から発見されたといわれるライフマスク(の型?)をもとに新しく作成されたものだといわれています。

ライフマスクが届いたという一報を家内より受け取り、20数年来ファンの私は、ついに「ドラゴンの顔」を間近に見られる、というよろこびが満ちあふれてきました。急いで家に帰り、開封作業に入りました。最初は興味を持っていた長男も、開封が進むにつれて、人の顔らしきものがあらわになってきたせいか、びびっちゃって、「それ以上開けないでーッ」と叫んで逃げていきました。

そして、最後の梱包物を取り外して、そこに現れた真っ白な「ドラゴンの顔」。

「あれっ? 普通の人だ」「本当にブルースリー?」。率直な感想です。世界的に有名な映画俳優、武術家ということで、私のほうが構えすぎていたのかもしれません。しかし、どこからどう見ても彼ですし、いろいろな写真と見比べてみても、おそらく1972年ごろの彼であることに間違いないでしょう。2000年に完成した「Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯」(1972年撮影)のイメージにきわめて近いですね。
ブルース・リーのライフマスク

ブルース・リーのライフマスク

1960年代半ばにアメリカでとられたライフマスクと比較すると、顔がほっそりしており、かなり精悍な印象を受けます。写真で比較する限り、質感もいいと思います。

ただ、ブルース リーの右側の頬には、かなり目立つ切り傷がありますが、このライフマスクでは確認できません(ブルースリーのアップの写真をみると、鼻の下にも傷が…。武術家の宿命でしょうか?)。1960年代のものには、うっすらと確認できるものもあるのですが、私が入手したものは、あえて目立たなく加工してあるのかもしれません。

私はこのライフマスクがブルースリー本人のものだと信じています。もちろん、本人である証明書も付いていないし、本人もすでにこの世の人ではないため、本物である証拠はなにひとつありません。しかし、私にはこのライフマスクが、「おれがドラゴンだ」と力強く主張しているように感じられます。

ファンになって20余年。生きかたを変えて20余年?!今まではフィルムや写真を通してしか彼をながめたことがありませんでした。どこか偶像のような部分があったと思います。実在した人物とわかっていても、半ば超越したイメージを持っていたことも事実です。しかし、今回は彼の顔から型取りしたライフマスクとの対面です。彼が人間として生きていたこと、思ったほど小顔でもなかったこと?思ったほどこわもてでなかったこと、とりあえず人間だったこと…etc。いろいろなことが伝わってきました。この顔が、長い間「会いたがっていた男」、すなわち「ドラゴンの顔」なんですね。

よし、今からまた気合入れ直して生きていこう! しかし、興味がない人からみたら、きっと不気味でしようがないんだろうな…。

最後に、品質の良いこのライフマスクを非常に丁寧に保管・郵送してくださった提供者の方、落札ほかいろいろな手続きを行ってくれた愛子ちゃん、ありがとう。

2002年

あけましておめでとうございます。今年もなにとぞよろしくお願いいたします。

振り返ってみると、昨年は暗い話題でいっぱいの年だったように思えます。アメリカの同時多発テロは、私の誕生日に起こりました。一生忘れられない誕生日です。私たち人類は、どこへ向かっていくのでしょう? 世界平和の実現へ向かっていくことができるのでしょうか?

昨年の後半は、個人的にも家族が一人増えたこともあり、生活が激変してしまったので、正直ネットやICOに向かう時間が少なくなってしまいました。いや、ネットでの収入が減少したこともあり、モチベーションを失っていた部分もあると思います。

そんな矢先、富士通株式会社、関連会社の富士通コンポーネントから、「親指シフトキーボード」の新製品が出る、というニュースが舞い込みました。昨年12月に、コンパクト型を購入し、それをICOの記事作成に試すことで、また徐々にモチベーションを高めることができました。

「親指シフト」のサポートを本格的に継続することは、採算などからいえば、富士通株式会社にとっては、かなり大変なことなのではないかと思います。「親指シフトキーボードユーザ」はきわめて少数であると考えられるからです。しかし、あえて次世代のインターフェースに耐えられる新型のキーボードを開発してきました。これは、長年にわたってOASYSというワープロを販売し、そのユーザを大切にする姿勢の現れだと思います。今回の新世代機器のサポートについては、ユーザとして本当にありがたいと思いました。

私も1997年よりICOを運営してきましたが、健康・フィットネス情報は日に日に新しくなっていくものですし、私自身もそれに対応していかなければなりません。また、すでに古くなっているインフォメーションや誤りなども積極的に訂正していく責任もあると思います。富士通ではありませんが、ICO オープン初期の活力を思い出し、私にできる限りのことを続けていきたいと思います。

西暦2002年があなたにとって素敵な年になりますよう、お祈り申し上げます。

コンパクト親指シフトキーボード(USB)発売

親指シフターの不安

親指シフトキーボード ヘビーユーザーの私は、ここ1年、さまざまな不安に悩まされた気がします。

「親指シフト悲喜こもごも」にも書きましたとおり、ちょうど1年ほど前に、富士通株式会社のワープロ専用機市場からの撤退が発表され、同時期に株式会社リュウドの高級親指シフトキーボード製造打ち切りもアナウンスされました。

さらに、最近ではコンパクトタイプのパソコン本体には、PS2コネクタを備えないタイプの製品も多くみられるようになってきました。しかし、これまで富士通から発売されている親指シフトキーボード(FMV-KB211、FMV-KB611)はすべてPS2タイプだし、製造中止になったリュウドのキーボードもPS2。当然、私が集めてきたキーボードもすべてPS2タイプになります。もし、今後、レガシーフリーの傾向が進めば(きっと急速に進むのでしょうが…)、PCで親指シフトを使用できる範囲がどんどん狭められていくことになります。

そんな状況の中、2001年の3月に、「親指シフト・キーボードを普及させる会」のサイトで、「コンパクトキーボードの試作機」が写真入りの体験談で紹介されているのを発見したのです。
コンパクトタイプの試作機

最初に紹介された試作機は、富士通高見澤コンポーネント株式会社(当時。現富士通コンポーネント株式会社)が開発中のものでした。これは、FMV-KB611という、OASYS利用者向けのキーボードと互換性のあるもの(FMV-KB611と同じドライバで動くもの)でした。

残念ながら、コネクタのタイプはUSBではなく、PS2のままでした。ただ、新しい親指シフトキーボードを作ろうという試みがあること、それが今まで製品化されたことがないような、大幅なコンパクト化が図られていることに対しては、大いなる興味を持ったものです。当時は商品化されるかどうかも分からないとのことでしたが、これほどコンセプトがはっきりした、完全に動くものがあるのであれば、何らかの形で発売されるだろうと私は期待をしていました。
ついにUSBキーボードのアナウンス

それから待つこと半年。9月の末になり、2001年冬に待ちに待った「USBタイプのキーボード発売」について、「親指シフト・キーボードを普及させる会」からアナウンス速報がありました。しかも、コンパクトタイプ(富士通コンポーネント株式会社)だけでなく、フルサイズのキーボード(富士通株式会社)も発売になるとのこと。「ああ、これで親指シフトは大丈夫!」という安堵感と同時に、「どんな使い心地になるのだろう?」という期待感が沸き上がり、久々に心が踊った感じがしました。
あれ?

が…。最新の試作品をみると、最初の試作品とは明らかにキー配列が違います。セミコロン(;)のすぐ右にあった「BackSpace(後退キー)」、そしてその右となりの「ESC(取消キー)」がなくなっているのです!かなの配列、タブキーこそOASYS準拠ですが、「BackSpace」や「ESC」キーが、通常のJISキーボードに準拠したものになってしまっているのでした!
コンパクトキーボードのバックスペースキー
↑ コンパクトタイプの”BackSpace”
Rboard Pro for PCのバックスペースキー
↑ Rboard Pro for PCの”BackSpace”と”ESC”

また、富士通株式会社から発売されるというFMV-KB231というUSB対応フルサイズ親指シフトキーボードも、既発のKB211というPS2タイプのキーボード互換のキー配置になっていて、私が普段使っているRboardやFMV-KB611とはBackSpace(後退)キー、ESC(取消)キー、さらにはTab(タブ)キーの位置まで異なっていることがわかりました。

富士通株式会社、富士通コンポーネント株式会社が親指シフトキーボードの新製品を出してくれたことは、「道が開けた」ようで本当にうれしかったのですが、コンパクトタイプのキー配列が最初の試作品から変更されてしまったこと、あるいはフルサイズキーボードのタイプがFMV-KB211とほぼ同じ形状であったことはかなりショックを受けました。

私は現在、ノートのFMV-BIBLO MC4/45Cを所持していますが、このキーボード配列がFMV-KB611というOASYS色の濃いキーボードの配列に準じています。ノートPCの場合、ハードウエア的にはキーボードを交換することができません。このため、ノートと全く異なる配置のキーボードを利用することはなるべく避けたかったのですね。

この時点で、USBキーボードが発売されたことはとてもうれしいことではあるけれども、「新USBキーボードの導入はとりあえず見送る」方向に私の気持ちが傾きつつありました。
それでも
< 固有のドライバは不必要>

それでも、時間が経過し、このキーボードの詳細が明らかになっていくにつれ、「1個はほしい」と思えるような状況になっていったのです。

なによりUSBインターフェースを備えたキーボードであり、私が現在使用しているフルキーボード(OAKB-193、Rboard Pro for PC、FMV-KB611)のように、キーボード固有のドライバを必要としません。そのかわり、富士通株式会社の「Japanist 2002」というIMEを使用して、キーの配列を親指シフト化することになっています。設定によっては、刻印こそ異なるものの、私が現在使用しているフルキーボードとほぼ同じ配列にできるようです。もともと、私はJapanist V1(バージョン1)を利用しているので、どっちみちIMEのupdateはする予定でした。そのため、このキーボードのために新しいIMEをインストールすることについては抵抗がありません。

この方法の問題点といえば、Japanist2002を起動しているとき以外は、BackSpaceキーやEscキーの位置入れ換えが有効にならないことくらいでしょうか? しかし、Japanist2002の「自動的に起動する」オプションを有効にすれば、入力が必要なほとんどのシチュエーションで上記の配列が可能になると考えられます。

また、IMEの親指機能をオフにすれば、タブキーの位置以外は、通常のJISキーボードと同様の配置になり、他の人が使うときにも困りません(私の家内はJISかな入力です)。
< 左右親指キーと、変換・無変換キーの疑似独立>

何人かのテスターの方が「親指シフト・キーボードを普及させる会」の掲示板などで報告している「親指左」キーと「無変換」キー、および「親指右」キーと「変換」キーが同じキーコードを吐き出していて、押下結果が同じになる、という点は少々気になりました。「親指左」と「無変換」、「親指右」と「変換」を物理的(ハードウエア的)にも兼ねているMC4/45Cでも誤判定が多く、単に文字入力がしたかったのに違う文字が入力された上で変換・無変換されてしまったり、単に無変換するつもりだったのが、違う文字の入力になってしまったりするのです。これはかなりのストレスであり、私の場合は、「親指左」と「無変換」、「親指右」と「変換」が独立したものでないと日常的に使うにはつらいキーボードということになります。
キーボード比較
上段がFMV-BIBLO MC4/45C(共有型)
下段がFKB8579-661(擬似独立型)

ただ、今回発売されるキーボードの場合、「親指左」と「無変換」、「親指右」と「変換」については、それぞれ同じキーコードを吐き出しているとしても、ハードウエア的には独立しています。この点で、ハードウエア的にも共有しているMC4/45Cと比較すると、「変換」「無変換」キーへの移動が生じることになるため、より誤判定は少なくなるのではないかという期待はあります。

やはり自分で使って試してみたくなりました。
コンパクト型を注文

その後、キーボードの正式発売日の発表を経て、12月7日、いくつかの店舗で「USB親指シフトキーボード(コンパクト) FKB8579-661USB」が販売されることになりました。発売当日については、私は妹の結婚式のため、鹿児島に帰省していましたから、事前の注文はしていませんでした。

フルサイズのFMV-KB231については、出荷が遅れて12月中旬-下旬の発売になったようですが、親指左のとなりにTabキーに割り当てられるキーが物理的に存在しないため、所持している他のキーボードと同様の使い勝手を得られません。特にノート型との不整合は致命的なため、今回はパスです。

私はHTMLやJavaScript、Javaのソースファイルを扱うことが多く、タブキーを非常に高頻度に使います。小指側にあるより、親指左の横にあるほうが効率的で好ましいのです(タブを小指で行うFMV-KB211と、親指で行うRboard Pro for PCやFMV-KB611では、疲れかたが全然違います)。

そのようなわけで、鹿児島より戻ってきたあと、私は親指シフトの品揃えが豊富な表参道の「ACCESS」に注文してみました。こちらでは過去にOASYS-Vというノートパソコンを購入したこともありましたし、他の製品の購入にあたって、専門的なアドバイスをしていただけるスタッフの方々がいらっしゃったからです。直接店舗に行ってもよかったのですが、平日は閉店に間に合わないため、オンラインショップを利用することにしました。
私の感想
< <外観・サイズ>>
FKB8579-661
パームレストを取り外した状態のFKB8579-661

注文後、数日で到着しましたが、まず箱が小さいのにビックリしました。取り出してみると、フルキーボードのテンキーやファンクションキーを取り除いた部分しか存在しません。専用のパームレストが用意され、好みによって取り付けることができます(標準で付属しています)。
KB611とFKB8579-661の比較
FMV-KB611(上段)とFKB-8579-661(中・下段)の比較。
大きさの差が一目瞭然ですね。
パームレストをつけても(下段)邪魔にならない。
< <設定>>

このキーボードには、富士通のIMEである「Japanist 2002」が付属しています。私の場合、すでにJapanist2002はOASYS2002と同時にインストール済みだったので、いったんRboard用のドライバとかなロック制御用のソフトウエアを外した上で、通常の106/109キーボード(Ctrl+英数)ドライバに戻し、USBコンパクトキーボードを接続してみました。

マシンを再起動後、エディタを使用してみると、Japanist2002の設定がデフォルトでコンパクトキーボードを自動認識するようになっていたので、いきなり親指シフト入力ができるようになっていました。ちなみにこの文書もFKB8579-661で入力を開始しました。
< <非常に高い左右の親指キー>>

一見して気づいたのは、従来のフルキーボードと比較して、やたらと左右の親指キーが高いことです。これについては、少々違和感がありました。ただ、あとで述べる「独特のクリック感」「親指キーの固さ」などにより、かなキーと親指キーを同時打鍵したときに、最上段、中段のかなキーについては、そちらが先に押されてしまうという傾向が私にはみられました。そういったことを解決するために(より早く親指キーが当たるように)工夫されたものなのかもしれません。

しかし、逆に再下段のかなキーを押すときは、逆にシフトだけが先に押される問題が私の場合は多発しています。私はあまり好ましいとは思えないのですが。
< <キータッチ>>

そのキーの感触ですが、重目です。というより従来のフルサイズとずいぶん違います。このキーボードには軽いクリック感があります。ゆっくりとキーを押下したときに、当初は重く、ある時点(閾値)を超えたときに急に「ストン」と沈むような感じですね。ちょっと表現が難しいです。その上で十分に押し込まないとタイピングに失敗してしまうのですが、従来のフルキーボードの場合は軽いタッチで途中で引っかかることなくスムースに最後まで押せるのが特徴でした。これは、FKB8579-661がゴムスイッチを採用していて、従来のフルキーボードが金属スイッチを利用していることによるものと思われます。

このため、従来と同じ感覚で入力すると、どうしても失敗が多くなってしまいますね。ただ、決して「いやな」キータッチという感じはなく、従来の親指シフトキーボードとかなり感覚が異なるため、新鮮な印象を受け、またそれを楽しむことができました。ただ、「重いな」とは思いますね。

その結果、フルキーボード各種と比較すると一定量の文章入力後の疲労がかなり強くなる印象を受けます。FKB8579-661を半月ほどフルに使用したあと、OAKB-193に差し替えてみましたが、やはりこちらのほうが格段に「ラク」な印象があります。ヘビーユーザーが長時間タイピングする目的なら、従来のRboard Pro for PCやFMV-KB611などのほうがよいかもしれません。大量の入力を前提としていて、その上でUSBがよいなら、今回私は購入を見送りましたが、富士通株式会社のフルサイズキーボード、FMV-KB231も視野に入ると思われます(実際に使用していないので、はっきりとしたことはいえませんが)。ただ、こちらはJapanist2002は付属しません。
< <誤って確定することが多い>>

そして、私にとってFKB8579-661を使い続ける上で最も頭が痛い問題が存在していました。それは、「誤確定」の多さです。確かに、ノートの MC4/45Cと比較すれば、少ないと思います。とはいえ、フルキーボードと比較すると明らかに目立ちます。親指シフトでは濁点を振るためにかなキーと反対側の手の側の親指シフトキーを打鍵するのですが、特に下段のかなキーを打鍵したときに判定ミスをして、変換してしまったり、無変換をしてしまったりすることが多いです。

上記については、「日本語入力コンソーシアム」に登録されている「親指シフト練習(β版)」を利用してテストしてみたのですが、一定以上のスピードで入力をする場合、誤確定を0%にするのは結構難しいことがわかりました。文章の入力テストを各テストで10回程度行ったのですが、やはり1テストに1-2箇所、誤確定をしてしまいます。特に、濁音、半濁音を入力する部分で失敗しているようです。

その後、OAKB-193(富士通のOASYS-Vシリーズ用のキーボード。現在は発売されていないようです)に差し替えてテストを行ってみましたが、誤確定は皆無に等しくなった上、入力速度の記録も次々と更新してしまいました。多分、「左親指」と「無変換」、「右親指」と「変換」のキーコードが独立していれば、FKB8579-661もフルキーボードにせまる成績を残せるのではないかと想像するのですが…。USBインターフェースでは実現が難しいのかもしれません。予想していたこととはいえ、大きな弱点になっていると思います。

少しでも誤確定を減らすべく、チルトフットを立てたり、付属のパームレストをつけたり、いろいろと試しましたが、現状では、残念ながらフルキーボードの打鍵判定・使用感には敵わないです。
< <付属のパームレスト>>
FKB8579-661にパームレストを取り付けた状態
パームレストを取り付けた状態

それにしても、パームレスト、打鍵時にガタガタするのはいただけませんね。私の場合、両手を浮かせて打鍵するので、パームレストに頼る機会は少ないのですが。また、チルトフットを立てた状態では、パームレストが浮いた感じになり、変換キー・無変換キーが押しづらくなり、ほとんど実用外になります。変換・無変換キーを使わず、左右のシフトキーを利用して変換・無変換を行う人向けですかね。
< <キー配列の変更オプションについて>>

また、Japanist2002によるキー配置について、ちょっと気になることがありました。USBキーボードにおいては、Japanist2002の「快速親指シフト」というキーボードエミュレーション機能を利用して、親指シフトの配列を実現しています。

このエミュレーションの形態には、「モード1」「モード1(後退・取消付き)」「モード2(後退・取消付き)」の3種類があり、どれかひとつを選択できる形式になっています。

「モード1」は「かな」の配列のみを親指シフト化し、「モード1(後退・取消付き)」では、かな入力時のみBackSpaceとEscキーをホームポジションに置いた右手小指の右側に配置します。そして、「モード2(後退・取消付き)」においては、英字入力の場合にも、BackSpaceとEsc キーを右手小指横に配置するようになっています。

私の場合は、ノート型のMC4/45Cに近い環境で使用したいため、モード2(後退・取消付き)」を選択したいところなのですが、Japanist2002の設定画面で、キーボードタイプを「親指シフトキーボード(USB:FKB8579-661)」に設定してしまうと「モード2(後退・取消付き)」オプションが「グレー」になってしまって、選択できません。そのため、私は、このキーボードではなく、「106/109キーボード」を選択して使っています。このキーボードを選択すると、モード2も選択可能になるからなのです。このためには、Japanist2002の環境設定にて、「USB親指シフトキーボードの接続/切断の自動判定」機能をオフにしておかなければなりません。

このキーボードで誤判定率が高いのは、もしかしてキーボード選択による問題があるのかという不安もありましたので、自動判定された設定も試してみましたが、誤判定にはあまり関係ないようです。このクリック感に慣れが必要なのかもしれませんね。
< <固有のドライバが必要でないのはうれしい>>

それにしても、このキーボードに関しては従来のフルキーボードのような、それぞれ固有のドライバを組み込んだりする必要がなく、設定も楽です。フルキーボードの場合は、基本的にキーボード固有のドライバをインストールしなければならず、これがまたWindowsに警告メッセージを出されてしまうものですから、面倒な上に精神衛生上もよくありません。この点、USBタイプのFKB8579-661なら、これから親指シフトを始めようという人にもおすすめしやすいものになっていると思われます。もちろん、IMEを「乗り換えてもよい」という人対象ですけれど。ただ、このキーボードはソフトウエアエミュレーションですから、メーカー保証外の使い方になりますが、「日本語入力コンソーシアム」などに公開されている「親指ひゅんQ」のようなエミュレータでも基本的に動くはずです。この場合、Japanist以外のIMEでも使用可能、ということになりますね。ただ、私はJapanist以外を使いませんので、試してはおりません。

ただ、つなぐだけで簡単であるはずのこのキーボードにもいくつかの注意点があります。過去にUSBキーボードしか使ったことがない人の場合、 106/109キーボードのドライバがシステムにインストールされておらず、誤動作を起こす可能性があるようです。また、Windows2000を利用している人の場合、106/109キーボードを正しく検出しておくために、ServicePack2以降をインストールしておく必要があるそうです。
< <付属のJapanist 2002 … 富士通製IME>>

でも、このJapanist2002、Windows標準のIME98,2000,2002などと比較すると、より強化された入力予測など、目新しいメリットが盛りだくさん。乗り換えても損はないと思いますね。JapanistはV1のころからかなり優れたIMEとして完成度も高かったのですが、家内が使用しているATOK13(現時点で最新ではないのですが)などと比較しても私は遜色ないと思っています。

また、Japanistのウリである「入力予測」についても、今回初めて使ってみての驚きがありました。こちらは過去に入力・変換した文字列の候補を、2文字入力した時点でリストアップし、矢印キーやCtrl+変換などの方法で、リアルタイムに選択できるという機能です。タイピングに自信がある私は、正直「入力予測なんて」と思っていましたが、ある特定の文書を作るような場合、この入力予測が大変役立つことがわかりました。この辞書については、過去に作成したドキュメントから取り込むことも可能なので、非常に便利ですね。

いずれにせよ、このコンパクトキーボードについては、多少のストレスは感じますが、ずいぶん楽しませてもらっています。このキーボード、早速Yahoo! オークションに出品されていたので、家内に落札してもらってもう1台ストックしてあります。秋葉原のぷらっとホームにて購入したもののようです。

このページでは、FKB8579-661に関する感想をまとめてみました。このキーボードについては、他のキーボードとの比較も含めて、別項にまとめてみることにします。

ICOの制作環境

1) また自作に戻ってしまいました…

* MPU … Intel Pentium4 1.7GHz
* Mother Boad … D850GB(Intel)
* RAM … RD-RAM 256MB(PC800)
* HDD … E-IDE 60GB(Quantam)
* ROOTER … COMSTARS(NEC)
* Scanner … Canoscan N656U
* Video … GeForce2GTS
* SCSI … Tekram DC390F
* キーボード … KB-611(富士通)
* DVD-RAM … LF-D101J(松下電器)
* CD-R/RW … i1210B(アイ・オー・データ)
* Sound … USB AUDIO ADAPTER
* 使用OS … Windows2000 ServicePack1
* Application …Dreamweaver4.0, Fireworks4.0, IE5.5, Netscape Navigator 6.01
* Display … Diamondtron Flat RDF17XD

2) FMV-BIBLO MC4-45C(親指シフトモデル)

* MPU … Celeron 450
* RAM … SDRAM 192MB(PC100)
* HDD … 9GB
* Keyboard … 親指シフトキーボード
* 使用OS … Windows2000