【退役】Cannondale Rize 5 (2009)

2010年、Cannondale Rizeの新型は前後140mmのモデルと120mmのモデルが出ると聞き、4年以上メインで乗り続けたProphet号もそろそろ潮時かあ、なんて妄想をふくらませているとき…。某オークションにRize 5 の2009年モデル(発売開始は2008年)が出品されており、あまり価格が上がっていませんでした。

最新モデルだし、これくらいなら、と思って入札したら、そのまま落札してしまいました。もう少し上がるかと思っていたのですが、かなり酷使されたフレームのようですので、落ち着いた価格になったようです。

2009年8月の頭にChase号を分解してパーツを取り、組み上げました。もともとは2005年モデルのProphet号についていたパーツです。フロントディレーラーのみ形状が合わないため、2000円くらいで購入しました。その後、タイヤ、サドルを交換してこの記事を書いている現在のRize号ができあがりました。

このRize号、組み上げてみるとその性能に驚いてしまいました。固い路面の上を飛ぶように走るProphet号と比較して、Rize号は地面に吸い付いたまま走るような感じなのです。こいでもトラクションがよくかかる感じで、短い急激な上りとかも苦にしません。気合いが入っているときにはProphet号は軽くていいのですが、このRize号は乗り心地が非常にいいので、最近ラクなのが好きになってきた私にはとても合っている感じがします。新型RZ One40もProphet号と交換で欲しいな、なんて思ったりしていましたけど、すでにRize 5で相当満足している状態です。

すでに手持ちのバイクが小さくなってしまった長男と共用できればいいかな、なんて考えていますが、中高年者の私がこっちに乗ったほうがいいような気がしてきましたね。

このRize号ですが、初めて組み立てたとき、Lefty Max 140 SPV+を装着していたときが最も性能が高かったような気がします。その時は私が所持したAM車の中でも、最も高性能なバイクであったといっても過言ではないでしょう。

Lefty Max 130 TPC+に換装したときは平地での路面追従性は上がった気がしましたが、ちょっとした衝撃にすぐストロークしてしまうため、怖い思いをすることがありました。

最後のFOX FORX 32 FLOAT R(2009)に換装したあとは無難なオールマウンテンバイクという感じになりましたが、急斜面のバームなどではいい感じでした。

2010/06/17、新しいオーナー様の元へ旅立っていきました。お疲れ様でした。