里山ライド

cannondale jekyll 500 2003

5日、Hさんに誘われ、MTBにて、東京都近郊の里山に行ってきた。

私のところから里山までは20km弱くらいの距離があるため、MTBで行くのは少々大変ではないかと思ったが、かなりいい場所らしいし、翌週レースも控えているので、トレーニングも兼ねて行くことにした。

到着するまで迷ってしまって、12時到着予定だったのが12時30分になっていた。Hさんはニコニコしながら待っていてくれたが、あの場所は何もすることがないし、大変申し訳ないことをした。もう覚えたので、次回からは大丈夫だ。しかし、新しいところに行くためには、どうも私にはGPSのようなものが必要のようである。

里山はとても東京とは思えない自然が残っていて、大変にすばらしい場所だった。開発計画もあるそうだが、東京都からこのような貴重な場所が失われるのは非常にもったいないことである。

ここは一般の人やハイカーさんもいるので、MTB常設コースのように飛ばしたりせず、ゆっくりと景色を楽しみながら走るのだが、シングルトラックがいくつにも分かれ、いろいろな場所を堪能できる。少し下りるとすぐに住宅地に出てしまうので、そのギャップの激しさは一種不思議な感覚であった。
MTBerにとっては、ちょっと怖い崖があったりしたが、激しい登りや下りがなく、初めて里山を体験する人にとっても比較的優しいのではないかと思う。先月出場したレースの会場だった緑山と比べて、私は走りやすかったし、なんか田舎に帰ったみたいでとても楽しかった。

そういえば、一度山から出たとき、ヤブのなかから、「ウーァ」という人とも犬とも、ほかの動物とも分からないような声らしきものが聞こえてきた。Hさんには聞こえなかったそうだ。ヤブといっても人が入るような隙間がないので、なんか動物がいたのか?それとも…。なんか近くに心霊スポットもあると聞いていたので、少々驚いてしまった。

かなり山を走ったあと、自宅に戻ったのだが(疲れのせいで多少長く感じたのだった)、翌日前輪の空気がかなり抜けていることに気づいた。みるとタイヤにイバラのとげのようなものが刺さっている。チューブを見てみると、実際このとげがチューブに達して、肉眼では確認するのが難しいほどの穴があいていた。自然の力恐るべしである。

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