Cannondale Jekyll (キャノンデール・ジキル) 2011 その後

ようやく少し余裕が出てきたかな…?

Cannondale Jekyll(キャノンデール・ジキル) 2011の情報に赤が好きさんが素早く反応されてから1週間以上が経過し、日本でもさまざまな関連ブログ記事が見られるようになりました。海外サイトにもスペックなどが詳しく掲載されるようになっています。

だいたい最初に予想したイメージ通りだったようです。

http://www.bikerumor.com/2010/06/21/cannondale-revives-jekyll-mountain-bik-creates-new-over-mountain-category/

ただ、フレーム形状が異なる複数のバイクに見えたのは、Claymoreという別のラインナップの製品写真が混ざっていたからのようです。

これらを見るとJekyllが150mmクラス(90-150mmの可変)、Claymoreが180mmクラスの可変ということになりそうで、前者はRZシリーズの、後者はMotoシリーズの後継ということになるのではないかと思います。

また、リアユニットがFOX製であることもわかりました。やはりScott Ransom(ランサム)、Genius(ジーニアス)と同様、手元でストローク量を調整できるみたいです。仕組みもScottのものと似ていて、独立した2つのタンクを切り換えられるみたいですね。プル型なのはGeniusと同じですね。ただ、FOX RACING SHOXが作っているので、その性能はかなり期待できますね。

リアはロックアウトできないのかな? Ransomのように重量があるもので比較的標高が高い山に登る場合は、ゆっくりじっくりと、そして延々とペダルを回さねばならず、ロックアウトは必要な感じでした。80(100mm)でも急にダイレクト感が失われた感じできつかったので。

Jekyllはトップグレードでも11.5kgとなる模様で、同じ条件での私のProphet号より重くなる見込みです。

http://www.cyclingnews.com/features/tech-feature-cannondale-2011-mountain-bike-launch

なので、「うんうん。まだProphetは負けていない!」と勝手に納得しています。でも、Prophetだと手動でレンチを使って切り替えなければならないポジションを、Jekyll号だとレバーで瞬間的に変更できます。シートポストもリモートにすれば本当にどこでも走れるバイクです。見た目とかはもちろんProphetのほうが好きですけど、基本ポテンシャルの高さを考えれば、Jekyll号は気になる存在となりはじめました。困ったもんだ…。

そして、重要なのが今回のAM車のラインナップが150mmクラス以上だということ。たぶんLefty Maxは140mmが限界レベルの気がしますが、今回のJekyll号にはすべて、普通のシングルクラウンフォークがインストールされています。Rize号にインストールしていたFLOATは1-1/8オーバーサイズコラムだったので、同じストロークのLefty Maxと比べると大きな段差やコーナーなどで「前後」「左右」の縒れ、たわみを感じていたのですが、Jekyllに搭載されているのは1.5”(ワン・ポイント・ファイブ)なのでその心配は小さいでしょう。アグレッシブな下りをやるバイクでもなさそうなので、15mmQRでも32タイプでも十分な気がします。そっちはClaymoreにお任せでですね。

ということは、Lefty Maxは今年が最後になるかもしれないとです(T_T)。なので、Prophet用の予備に一つ、今のうちに買っておかなければいけないかもしれません。金もないのに…。あるいは2008年にも一回だけそんなことがありましたので、来年くらいにFOXテクノロジーを使った150mm Maxでも登場してくれますか? ただ、前にも書きましたけど、140mmクラスでも走り出しなどに結構慣性を感じるので、難しいような気がします。

お金と設置スペースさえあれば、それは間違いなくJekyllは欲しいと思いますけど、最近「もしかしてProphet一台で十分だったのでは」と気づき始めている自分がいるので、慎重にならないと。買ってすぐ売却とならないように…。

さて、今日は曇りの予報だったので、昨日清掃して消耗品を交換したProphet号で出かけようと思いましたが…。すでに雨。私が洗車した次の日は必ず雨になるので、まあ仕方がありません(→というか、梅雨ですからね)。

Ransom号に付けていたSelle Italia SLR Kit CarbonioをProphet号に戻し、Nuke Proofのペダルも奪ってProphet号に。100g単位の微妙な計量化です。

Cannondale Prophet号

Cannondale Prophet号

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (6件)

  • 軽量作戦、お疲れ様です。
    これだけ手をかけられている以上、黒フェットも幸せですね〜。
    かなり改造されていたのに、まだまだ余地があるのは・・奥が深いBIKEと言う事?

    しかし・・ジキル2011号、かなり盛り上がっているみたいですし。困った情報です(苦笑。
    Cannondaleもあれこれ出してくるなぁ・・エラい時代に入りましたよ・・えぇ。
    (…っても、とうぶん買えませんが・・沈)

  • sadaさん。こんばんは。

    > ジキル2011号
    確かに、急激にいろんなブログで見かけるようになって、盛り上がっていますね!
    やはりあのリアサスの構造には興味がわきますよ。
    今のProphetなみの軽さでRansomのように乗車中にあらゆるセッティングができるとなれば、なんだかんだいってもやっぱり気になる存在のひとつです。
    …あと2〜3年は買えない気がしますが…。
    もうちょっと景気が回復してくれないと…。
    買うころには消費税が上がっていてまた買えなくなっていたりして(苦笑。

  • 先程ふとRAVENのチェーンを見てみると・・・デロデロの状態・・・。
    シェイク!!シェイク!!
    フィニッシュライン エコテック2クリーナー ディグリーザーの臭いが漂っています。(笑)

    Jekyll2011号、興味ありますねぇ~。
    私的には旧型がすきですが、そろそろ新しいキャノも・・・置くところ無いけど。(爆)

    黒、赤、白ProphetのCOGオフ会、私もおじゃましたいです。(笑)

  • 新生 Jekyll号は Icofitさんが教えてくださったとおりの “引っ張る時にストロークする”
    タイプを採用した、リアサスペンション・ユニットの形式だったみたいですね(お見事!

    ちょっとイイかも?なんて、はぁはぁ・・しつつありますけれど
    Icofitさんの後期型 Jekyll号や Rizeが RZ one20になってフレームが
    改良をされたように、新生 Jekyll号でも後期型を待つかなあ?なんて
    夢と妄想が広がりまくりんぐ!かもな状態です(笑

    >Lefty Maxは今年が最後になるかもしれないとです(T_T)
    >なので、Prophet用の予備に一つ〜
    うぐぅ・・・・

    はっ!(キラーン☆)

    Prophet号を “漆黒のオブヂェ” にして、新生 Jekyll号をゲットなさるとk
    (うわーなにをするー・・・・Icofitさんではなくて御家族に叱られそうでs)

  • INFINITYさん。こんばんは!

    INFINITYさんもエコテック2だったんですね!
    今まであのブラシ歯車が回転するタイプのチェーンクリーナーでしか使ったことがなかったのですが、非常に強力なディグリーザーだったのですね。

    Prophetオフ会にはぜひお越しいただくとして、INFINITYさんのどのバイクに会いたいかなー?
    最強のSVはもちろんのこと、Ravenにも会いたいし、信じられないくらい軽量なBeOneも指一本で持ち上げてみたいんですよ!

    Jekyll 2011は今頃になってなんか「ほしいな、コレ」なんて思い始めています…。

  • 赤が好きさん。こんばんは。

    2011Jekyllネタは、赤が好きさんの速報がなかったら(そのときは日本語サイトは赤ブログしかヒットしなかった)、未だに知らなかったかも。
    最初は「SCOTTじゃん」と思いましたけど、あのFOXユニットを見たらぜひ乗ってみたくなってしまいました。

    > 新生 Jekyll号でも後期型を待つかなあ?
    確かに、それがいいかもしれませんねー。

    > Prophet号を “漆黒のオブヂェ” にして、新生 Jekyll号をゲットなさると
    うーん。バイクを全部処分すると設置場所が余りますから、会社のほうが安定してきたらいつの間にかJekyllさんが家に来ているなんてことに…(笑。
    前後150mmクラスで11kg台となると、もう使えない場面がないほどオールラウンドなバイクになるかも。
    また怒られるでしょうね。
    やばいです。

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