万年筆のインク交換

インクボトル運用はキツい

フォークやサドル以外に今日届いたもの。

私は手帳や書類の記入については、ほとんどのケースで万年筆を使っています。書類によっては水濡れなどでにじむなどしては困るものもあるし、実際雨中走行でリュックの中の手帳を湿らせて文字がにじんだりした経験もあることから、最近はSAILORの青墨という顔料インクしか使っていません。

ただ、当初はmontblancやwatermanなど、セーラー万年筆以外の万年筆で使っていたので、セーラー用のカートリッジをそれらに使うことはできませんでした。ということで、インクボトルを選択し、この数年使ってきています。

しかし、今はSAILOR Profit Standard 21をメインに使っているので、カートリッジも選べるのです。確かにボトルはコストパフォーマンスが高いものの、その利用は凄く面倒くさい

インクボトルの場合、万年筆のペン先をボトルにどっぷりと浸けて、コンバーターを使って吸入する形になります。これだとペン先がインクで汚れて、それを清掃するのにまた手が汚れる、というかなり手間がかかる作業が必要となってしまうのです。あるいは、気を付けていてもインクボトルの縁に手が触れてしまって汚れることもありますね。それだけではなく、時々テーブルなどを汚してしまうこともあり、その後片付けが大変なこともあります。

それだけではなく、結構吸入効率が悪くて、先にエアが入るためコンバーターが満タンにならないんですね。

そんなわけで、今後はSAILOR Profit Standard 21についてはカートリッジで運用しようと思います。これでインク交換作業が凄く楽になるんじゃないかと思われるからです。

しかし、他のメーカーの万年筆でもSAILORの青墨は使いたい。反面、インクボトル運用には上に書いたようなデメリットがある。それを解消する目的で探し出したのが、カートリッジ再利用のためのシリンジです。こんなのが鞄に入っていたりするとドキッとしますが(^^;)、これを使えばインクボトルからシリンジでインクを吸入し、それを他メーカーのコンバーターや使用済みカートリッジに充填できるのです。これなら、ペン先が汚れなくなるし、コンバーターや空になったカートリッジに十分な量のインクを充填できるでしょう。シリンジの扱いには注意が必要なものの、それでも手や机が汚れる可能性を低減できるはず。

今のインクボトルを使い終わったら、次はちょっと色違いにしてみてもいいかもしれない。ペンによって色を変えるとペンの使い分けの幅が広がりますからね。

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