かみ合わないわけ

少し前、ロードバイクのリアカセットスプロケットを止めるロックリングの形状について、店員と話がかみ合わずに、一方的な主張をされてちょっと不愉快な気分になったことを書いた。
しかし、そうなってしまうことには理由があったようだ。
店員は、カンパニョーロのカセットロックリングを止めるねじ径は1種類しかなく、形状は一番小さなギアの歯数によって11Tタイプと12Tタイプがあると主張していた。
しかし、私がそのショップの系列店で買ったBianchi ML3 Veloce Mixのカセットを止めていたロックリングのねじ径は明らかに太くて、Shimanoのロックリングくらいの大きさなのだ。そこで実際に調べてみると、なんとML3に付いてきたロックリングはShimanoのサイズとぴったり一致してしまったのだ。
よく見ると、フリーに切ってある溝の形状も浅くて、シマノのそれにそっくりである。
何? では、私がVeloce 10速シフター、リアディレーラーと組み合わせて使っていたカセットスプロケットはShimano用だったのか!?
まさかそんなことはあるまい。私がML3を購入した当時はShimanoは最上グレードのDURA-ACEのみしか10速に対応していなかったし、第一ギアの間のピッチが異なる。
しかし、確かにML3に付いてきたカセットは溝が浅く、新しいホイールのフリーの溝に対しては以前のようにぴったり決まる感じではなかった。

これはなんかおかしいぞ。

そこで、ML3について、輸入代理店のサイクルヨーロッパのページで調べてみた。
すると意外なことがわかったのだ。ML3についているリアカセットはCampagnolo Veloceではなく、
FAC MICHELIN PRIMATO 10V 12/25
という製品が使われていることになっている。さらにハブは
FAC MICHELIN TEAM 28F
である。
ほかのサイトで部品構成を見たときはVeloceの10速カセットとなっていたのだが、サイクルヨーロッパのほうがおそらく正しいだろう。あるいは、ロットによって変更があった(これもよくあること)可能性がある。
私も、ショップの店員もこのような例があることを見逃していたのだ。

ということは、MICHELINのこの製品を使うと、おそらくシマノ用のホイールをそのままカンパで使えてしまうことになるのではないか? カンパ用のホイールに対してシマノ用のホイールは種類が多いようだから、より選択範囲が広がりそうである。

しかし、まずいことになったな。すでに新しいホイールで100kmほど乗車しているが、もしかしたら歯車とフリーの形状が合わないことによって問題が発生するかもしれない。これは早めに交換しなければならない。