PARKER INGENUITY (パーカー インジェニュイティ)

本日一般販売となったPARKER INGENUITY(パーカー インジェニュイティ)。新宿高島屋などでは10/5より先行販売されていたらしいですが、今日ならあるかな、とその新宿高島屋の10階に行ってみました。

ここにはたくさんの筆記用具があって最初はどこにあるか分かりませんでした。店員さんにPARKER INGENUITYのありかを聞くと、サンプルが表に出ていて実際に筆記を試すことができました。

PARKERの上質な紙に、ちょっと書いてみると、細字のはずなのに思ったより太い! サインペンか?? ただ、明らかに異なるのはサインペンのような摩擦がないこと。あまりにスムースなのです。

すると、別の女性店員さんがやってこられたので、「書きやすいですけど、太いですね」と話を振ってみました。若い女性店員さんは「この試し書き用のサンプルがすでに多くの人に使われていて、リフィルの先の状態があまりよくありません。私のものでよければお試しになりますか?」とご自身のインジェニュイティを差し出しました。

そのインジェニュイティは、試し書き用のサンプルより一回りスリムなペンで、ペン軸がブラウン色のラバーのためまず握りやすい感じがしました。そのペンをお借りして書いてみたところ、十分に細く、また万年筆のように強弱のあるきれいな線が引けることが分かりました。

インジェニュイティのペン先はその人の扱いに併せて、エイジングされ書きやすくなっていくとされていますが、不特定多数の人が使うといろんなクセで扱われるため、こういうことが起こるらしいのです。なるほどね。

2009年頃、仕事の調子がいいときは高級タイプのボールペンを使っていました。しかし、そのペンをなくして、絶不調の2010年、そして2011年を過ごして来たので、そろそろ高級ペン、できれば万年筆がほしいと考えていた最中でした。ですが、試したインジェニュイティが万年筆より扱いがやさしく、ボールペンより圧倒的にキレイな線が引けるということで、今回インジェニュイティを購入することにしました。

で、いろいろと迷いましたが、太いタイプのものではなく、その女性店員さんと同じ色、同じタイプのペンを選択。私は手が大きいので太軸でもいいと思ったのですけど、交互に使ってみてもスリムタイプのほうが明らかに手になじんだからです。

化粧箱
化粧箱
ペンケース付き
ペンケース付き

最初に使ってみて気になるのは、細字とはいえ、手帳に使うにはちょっと線が太すぎるかなということ。なにより、インクが裏写りしてしまいます。手帳への適用は、状況を見て考えようと思います。手帳はW’s Diary(和田裕美さん考案の手帳)を使用していますが、裏写りしにくい手帳があれば、それも2012年の手帳の候補になると思います。でも、何年か使ってみて、複数回使ったのはW’s Diaryだけ。裏写りを我慢して2012もW’sになる公算は高いですね。

今回はペン習字にも適用してみました。

Parker Ingenuityをペン習字に使う
Parker Ingenuityをペン習字に使う

ううむ。素晴らしい書き味ですね!

なめらかな線を引けます
なめらかな線を引けます

紙の上に見える黒い点は、この前のページで練習した際にインクが裏写りしたものになります。普通のレポート用紙では紙を1枚通過して、次の紙にまで達してしまうのですね。ペンを止めると結構そこだけインクがしみやすくなり、そういうところは万年筆っぽい感じがします。書かれた線も強弱が付いて、万年筆に似た書き味になりますね。ただ、耐水性インクで速乾性なので、万年筆のようにインクが乾くのを待つ必要がほとんどありません。このような縦書きでも、インクをこすって紙を汚してしまう心配はなさそうです。

でも、感触はサインペンをずっとスムースにした感じで、ボールペンや水性ゲルインクなどとは全く異なります。これまでの筆記用具とは全く異なったものなので、比べてどんな感じ…というのが難しいです。インジェニュイティの書き味、感触、と述べるしかなさそうです。

ペン先は一見万年筆っぽい
ペン先は一見万年筆っぽい
裏側から見ると…
裏側から見ると…

表から見ると一見万年筆のような形状ですが、裏側から見るとちょんと突き出たペン先があるのが分かります。ここで線を引くのです。リフィルの交換はこのペン先毎スポッと抜ける形で簡単に行えるようです。実際、新宿高島屋10Fでやってみていただいて、簡単な作業でした。このリフィルの先は結構しなるようなので、上のペン先のような形状のカバーで支えている感じ。とにかく全体的になめらかな書き味を演出している一つの要素だと思います。ただ、リフィル交換で、自分が付けた癖はすべて失われ、またエイジングしなおしになりますね。それもまた新鮮かと思いますが。

Parker Ingenuity (パーカー インジェニュイティ)
Parker Ingenuity (パーカー インジェニュイティ)

このペンはとにかくなめらか。通常のノートで使う場合には下敷きを敷くなどの工夫が必要となるかもしれませんが、手帳の裏写りは許容範囲であり、それよりなによりスムースで、今までにない書き味。今後、万年筆やボールペンも高級タイプはこのタイプのペンに置き換えられていくのでは…なんて言われているそうです。

中学生の頃、ばあちゃんが入学祝いにくれたモンブラン万年筆のことを思い出しました。私と弟に一本ずつ送ってくれたのですが、当時その価値も分からないアホガキの私はそれらをぞんざいに扱い、現在所在が分かりません。最近、当時購入したモンブランのインクが見つかりました。おそらく本体も荷物のどこかにはあるはずですが、次回大掃除をするときにでも発掘を試みたいと考えています。今回のインジェニュイティの購入で、ようやく自分が今は亡きばあちゃんのレベルに追いついたよ、というところですかね。モンブランはもっと高かったのではないかと思いますけど、今度は大事にしたいと思います。

2件のコメント

  1. おつかれさまです
    このような文具に拘るのもイイですね、気持ちに余裕がないと目が向きませんし(笑

    私は万年筆は使わないのでボールペンなのですけれど、カランダッシュが好きです
    もちろん “赤いオブヂェ”で駆ける際みたく SWISSヂャージに着替えたりはしません

  2. 赤が好きさん。こんばんは。

    最近数百円までのボールペンを使っていたので、ちょっと無理をしてでもこういうペンを持とうかと思いました。

    > SWISSヂャージ
    悪くなさそうな気がw

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