クラヴマガ-KRAV MAGA

昨日になりますが、市ヶ谷にあるクラヴマガ(KRAV MAGA)のスタジオにおじゃまさせていただきました。

最強護身術 クラヴマガ
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護身術クラヴマガDVD
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http://www.kravmaga.co.jp/

クラヴマガはイスラエル軍やアメリカ政府機関などでも採用されている戦闘術で、最近は一般の方の護身術としても普及し始めています。

私自身、空手、中国武術と練習をしてきましたが、クラヴマガは非常に実用的だと感じました。

空手や中国武術もクラヴマガ同様、伝統的な戦闘術であり、護身術でもあります。ですが、クラヴマガはより速成と定着に優れていると感じました。

本能的な条件反射を護身に利用するのは、クラヴマガも伝統武術も同じですが、伝統武術はその条件反射を武術の形に矯正し、作り替えている感じがします。なので、その伝統武術の形で実用に達するまで少し時間がかかると思われます。※

それに対して、見た目の印象だとクラヴマガは、条件反射に技を載せる感じ。よりシンプルで真似も習得もしやすいといえます。シンプルなので、一度条件反射に技を利用できるようになると、忘れ難いという利点もあるそうです。ということは、忙しくて練習できない期間もあるような社会人には最適ですね。

我々は危急の場に居合わせると焦ります。でも、相手が殴りかかると、身をすくめたり手でかばったりの条件反射は起こりますから、これを少しコントロールすることで、危急の場をしのげる確率が高くなる、というメリットは大きいと思いました。

練習も電気を消して、突然暗くなった中で行われたり、いろんな状況を想定して行ったりすることで、さらに危険から身を守る確率を高めることができるようになっていると思います。

一番感心したのは、護身の心得として、ソフトにやるか、ハードに対応するか、いろいろな想定があることです。実際、大したことがないシチュエーションで相手を必要以上に叩きのめしてしまったら、かえって自分が法的に不利になることもあります。そういう判断まで含めて指導されているんですね。今まで習ってきた武術では、すぐに目を突いたり金的を蹴ったりして先にダメージを与えることを想定する場合が多かったのですが、クラヴマガの現状に即したより実践的な対応方法に心が大きく動きました。

自分や大切な人を守るための技能を獲得することはとても重要になってきていると思います。そんなとき、クラヴマガは選択肢の先頭にきてもおかしくないものだと確信しました。フィットネス系の格闘技を指導した経験がある私から見て、各参加者に与える指示がとても的確でタイミングがいいことに感動しました。

レベルもきちんと分かれているので、初心者の方もすんなりこの世界に入っていけるのではないかと思います。

※ただ、私が20代前半に一生懸命練習していた「詠春拳」は、もちろん達人の境地に至るのには時間はかかりますが、基本練習と組手=スパーリングは並行しており、常に実用を意識した練習となっていましたね。練習も普通に暗い場所で行ったり、普段着で行ったりしていました。スパーリングで私が腕時計を外そうとすると、「そんなことをしてはダメ」と何度かさとされたことがありますが、これも実用を重視したこの武術ならではなのかもしれません。