野沢に試走に行ってきました

すでに昨日(土曜日)になってしまいましたが、Nさんと野沢温泉にG Downhill Marathon NOZAWA 2008 (野沢ダウンヒルマラソン)の試走に行ってきました。

私がこの大会に出場するのは2005年8月以来3年ぶり。2006年はエントリーをするも、家庭の事情でDNS。2007は参加できない可能性が濃厚だったので、エントリーを見送りました。

Cannondale ProphetをNさんが、SCOTT RANSOMを私が乗ることは決まっているので、この2台を持っていきました。

今回は午前2本、午後1本の合計3本、試走コースを走ってみました。

明け方まで雨が降っていて、直前の予報も12時を除き「雨」。1本目を走り始めてみると、案の定地面は濡れていて、バイクも私たちもすぐにどろどろになりました。

スタートのところは、試走ということでコントロールされています。途中からコースに入るのですが、前半は結構漕がなきゃいけないポイントが多いですね。1年目はProphetで難なく上りをこなせたのですが、今回はより重くてストロークのあるRANSOM 40だったこともあり、きつかったです。脚に負担をかける上り返しでは素直に降りて押すことにしました。

また、今回はシングルトラックが復活していて、前半と後半に一カ所ずつありました。2005年、シングルトラックの混雑で抜けるのに1時間ちかくかかってしまったこともあり、私にはいい思い出がありません。おそらく今年のレースでも、ここは渋滞ポイントとなるでしょう。より短く、数も少ないので1年目ほどではないのかもしませんが。シングルトラックそのものは嫌いではないのですが、ダウンヒルマラソンに含まれるシングルトラックは、私自身は「大嫌い」です。2年目、3年目のようなシングルトラックのないコースで走ってみたかったですね。

昨年、ニュース番組の特集で取り上げられていた斜度40度の坂は今年もありました。ここは押して降りる人も多かったのですが、MTBに乗り始めたばかりのNさんが乗ったまま下りたのには驚き。先週、私が普段練習している神社の裏の崖を降りる練習をしたことから、斜度に対する慣れがあって全く問題を感じなかったそうです。

あとは、今回は1年目と同様、上級者と初級者の分岐がありました。今回は前半と後半に一カ所ずつ。

私たちは1本目は本当のお試しということでユックリ気味に、初級者コースを選択することにしました。前半の分岐は誤って上級者に行ったのですが、Nさんも私も問題なし。シングルトラックではたくさんある根っこを超え損ねて、バランスを崩しました。RANSOMに装着したサスペンションの圧を若干下げたのですが、それでもなんかハネられる感じがします。それに、タイヤチョイスも考慮が必要です。今回RANSOMに装着していたのは購入当初からついていたKENDA BLUE GROOVEというドライ-セミウェットタイヤ。びしょ濡れの地面では滑って仕方がありませんでした。

試走は当然ながら公道を横切るときはいったん停止しなければなりませんし、私たちは「試走に使わせていただいている」意識をきちんと持っている必要があります。このようなコントロールも含めた上でのNさんの計測ですが、1本目は30分弱で降りていたそうです。もっとかかっているかと思った。

2本目は上級コースを選択しました。ただ、1本目の最初の分岐で上級者に行ってしまっていたので、この最初の分岐は初心者コースを試してみることにしました。初心者のほうは上りがあるので、ここは上級者コースを選択したいところですね。2本目の分岐は、かつてない斜度のコースだそうです。1年目はこのポイントでもっと上からまっすぐ降りるコースがあって、そこも相当な斜度があった記憶があります。

今回の上級者コースはNさんも私も乗ったままおりましたが、私は転倒はなかったもののバイクが蛇行して危険でした。ブレーキングの研究をしておく必要がありそうです。Nさんの計測では2本目は25分ちょうどくらいでした。このくらいのスピードで降りれば、このくらいの記録になるだろう、という目安をつけました。ただし、本番は一斉スタートで渋滞も考えられることから、記録を短縮するのは難しいかもしれません。

さて、このあと食事をとろうとしたら、ゲレンデの周りのレストランは全く営業していないんですね。ゴンドラで上に登って、そこのレストランでナポリタンの大盛りを頼んだら200円増しで2配分食べることができました。おいしかったです。

3本目は、1本目2本目で苦戦して押した上りを何とかできないかと、XCレーサーのようにサドルを思い切り上げて挑みました。前半のシングルトラックで一度根っこの突き上げを逃がすのを失敗して木の幹にハンドルをぶつけ、コントロールを失ったのでちょっと怖かったですね。そのかわり、リアサスのリモートロックやストロークの制限も合わせて上りが改善されたように思いました。でも、やはり下りが多いので、サドルを下げたほうが私は安心です。そこで、最初のシングルトラックを超えたあとサドルを元に戻し、下げました。サドルのリモートコントロールが可能なシートポストを導入するか…。

回を重ねるごとに路面が回復して、私のBlue Grooveでも滑りにくくはなって行ったように感じます。上級者コースは、中間地点では蛇行しましたが、今回は全体的にスムースにコントロールできました。前輪のブレーキングをコーナー以外で強めにかけ、後輪をあまり強くかけないことがポイントのようでした。後輪ブレーキはコーナーでバイクの方向を変更するのに役立ちました。この3本目はNさんがIRC MIBRO for Marathon Tubelessをパンクさせたので、計測はしていませんでしたが、なかなか快調でした。

ただ、Nさんとも話をしたのですが、2本目の分岐で上級者2本、初級者1本を走ってみて、このコース選択はもう少し考える余地がありそうです。本番では距離は長くなり少しの上りがあることを考えても初級者コースを選ぶメリットもあるのではないかと。おそらく上級者コースを選択すれば、前方に転倒自転車が複数存在する可能性が高く、あの斜度で私たちの技術ではそれを回避するのが難しいからです。さらに上級者コースを下りたあとの体の消耗は激しく、初級者コースとの合流地点の直後にある上り返しがやたらきつく感じたのです。私たちに技術があって上級者コースを高速で降りられるなら話は別でしょうが、初級者コースのほうがガンガンに漕いで飛ばせるかも。これは当日の混雑度や状況を見てから決めよう。いや、実際に決めていても走っている最中に判断するかもしれない。

さて、3本目でNさんのパンクしたチューブレスタイヤにチューブを入れて応急処置したあと、先週入手した車載カメラでNさんを撮影してみよう、ということになりました。そこで最終便に近いゴンドラで4本目のライドに向かったわけですが…。ゴンドラが中間駅を超えるころには大雨です。雷も迫ってきているということで山頂駅からゴンドラで引き返して降りることになりました。私たちと同じころに登ってきたスペシャライズドの方は、そのまま雨の中に進んでいきましたが、私たちには技術がないため今回はあきらめです。しかし、ゴンドラで降りる経験ができてよかったかな。思ったより早く雷雲が迫ってきていたので、中間駅で何個か先のゴンドラに乗り換えました。

最後は温泉に浸かってゆっくりしながら帰って来ました。こんなわけで、今回はライドムービーは撮れませんでした。

しかし、今回驚いたのはNさんですね。MTBは6月に乗ったのが最初で、そこで骨折。今回は復活2回目のライドだというのに全開でした。このチームでは私が「エース」のつもりでしたが(笑)、総合力ではNさんのほうが上かも。下りは私に分がありますが、上りとシングルトラックでは数回引き離されました。下りも場所によってはかなり速くて、追いつくのが大変だったりしました。上級者コースも転倒せずに降りちゃうんだもん。これで「エース」交代決定です(笑)。

でも、上りにはRANSOM 40はちょっと重い。2.35のタイヤも太すぎたし、Blue Grooveは滑った。タイヤ交換や若干の軽量化、前3枚化など、当日までにやってしまいたいですね。