ハンググライダー離陸場

高峰山MTBコース

本日はHさんと早朝から高峰山に行ってきた。
場所がわかりにくく、一度は迷ったものの、比較的スムースに現地に到着した。

高峰山.com

高峰山にはDH(ダウンヒル)パークとFR(フリーライド)パークがあるそうだが、私たちはDHパークから利用することにした。DHは去年の9月下旬以来 2回目であり、マイバイクJekyllでのDHは初めてである。しかも、リムを挟んで留めるVブレーキから特性の異なる油圧ディスクブレーキに変えたばかり。油圧ディスクブレーキはパッドとローター(ディスク)のあたりが出ておらず、効きが悪い。さらには、今回初めてフルフェイスのヘルメットを着用することになり(最初に出場したレース会場で安価で入手したものだ)、外の音が聞こえにくかったり、顔が覆われることで非常に圧迫感を感じてしまう。このようなこともあり、当初はちょっとゆっくり下りることにした。
また、12月からはほとんどバインディングペダル(ペダルにシューズを固定する方式)を利用していたが、DHでは地面に足を付く機会が多く、さすがに怖い。HさんのDH用フラットペダルをお借りすることにした。

高峰山搬送車
高峰山搬送車

高峰山では1回500円で、車でバイクを山の上に運んでくれる。1回目と2回目、4人組で来られた方々と一緒になった。後で伺うと、千葉県のショップ「輪工房」の関係者の方々らしい。

輪工房

たまたま一緒になっただけなのに、写真をとっていただいたり、私たちが初めて、ということで、親切にナビゲーションしていただいたり、分岐のところで遅い私たちを待っていていただいたり、大変お世話になった。MTBをやるようになるまで、私はあまり自転車を通した人のつながりというものを意識していなかったが、以前ご一緒した有名サイトのオーナーであるMさんや、毎回私をいろんなところに連れて行ってくれるHさんと、いろいろな方のお世話になっている。

ハンググライダー離陸場
ハンググライダー離陸場

頂上から見た下界の景色は最高だった。

1 回目の下り、特に私の遅れが目立った。正直、本当に「怖かった」のだ。走り始めると、山の急斜面に30cmもないほどのコースがあり、ここを外れると横に転がり落ちてしまう。まず、ここでおののいてしまった。ここをすぎると、上の写真にある山頂に到達する。そこからコースに入って走り始めると、こんどは左側が崖になっていて、途中木で作られた橋の上を渡ったりしなければならない。

最初のパート
最初のパート

また、急坂の上に落ち葉があってその上でタイヤの滑ること滑ること…。また、何よりコーナーを上手に曲がることができず、崖から落ちそうになってしまう…。
怖くて怖くて、駐車場に下りるまで生きた心地がしなかった。また、怖いという印象しか残らなかったので、これから2回目、3回目と本当に下りられるんだろうか、と不安が先に立った。

2回目、登りの車の中でふと思いついたのは、MTBのカリスマ、檀琢磨さんのいう、
「目線」「軸」「意識」。
そういえば1回目、「目線」についても、「軸」についても、「意識」する余裕がなかった。次はちょっと力を抜いて余裕を持ってみようと思った。すると、気持ちがすっとラクになったのである。
すると、2回目に下りたコースは1回目よりも厳しいコースだったのだが、意外にすっきり下りることができたのである。極端に滑るところは担いだりしたが、コーナーもきれいに曲がれるようになった。また、多少スピードの乗せたほうが、おそるおそる極端に遅いスピードで走るよりずっと安定することも理解したのである(もちろん、場所によるのかもしれないが)。
その結果、2回目から4回目の下りは、あまりにも「楽しかった」。自分自身でも不思議である。
檀拓磨さんについてはNo.436のTarzan誌に登場されているので、興味のある方はごらんいただきたい。

高い集中力を保って下ると、Jekyllの良さがすごく分かってくる。エンデューロの大会などで急坂を登ったり、下ったりするのだが、Jekyllは登りも下りもこなすバイクだという印象がある。今回のように長距離下り続けるDHのコースでも、地面の印象をすごくソフトにしてくれる。
私は購入当初からついているユッチンソンの2インチ幅のタイヤを使ったが、ほかの皆さんのバイクのタイヤを見るともう少し太かった。また、よく見ると私のタイヤは後輪の突起が半分くらいに減ってしまっている。どうしても担ぎになってしまう坂では、後輪が滑ってどうしようもなかったのだが、命を預かるタイヤなので、もう少し慎重になっておくべきだったかな、と思っている。
交換したばかりの油圧ディスクブレーキは非常に役立ったと思う。効きが悪かったVブレーキでは、今回のコースは問題を起こしていたかもしれない。ショップによる組み付けの精度は高く、またホースの取り回しも理想的だったので、1回目の下りでこけたりしたときも、ホースやレバーを痛めるようなことがなかった。SPDだと自分もろともこけてしまうのだが、今回はフラットペダルで足つきがよかったので、私自身が倒れてしまうようなことは1回もなかった。

しかし、さすがはDHコース。エンデューロや登りのある里山あそびと比較して、心肺系の疲れは少ないものの、筋肉自体のダメージは比較にならないくらい大きかった。1回約4kmのコースを4回、16-17kmを走った程度なのに、もう筋肉痛が出始めている。このようなコースでは、肘や膝のクッションで地面からの衝撃を吸収するので、筋線維にネガティブな(伸張性の)負荷がかかり、破壊が大きくなるのである。

それにしても、今回の高峰山。とても楽しかった。くせになりそうである。