自転車と健康

 高校時代から現在まで、途中間が空いたりしながらも、私は自転車を積極的に使い続けています。この自転車を健康運動プログラムとして活用する方法についても常に考えていますが、自転車専門の学術書や書籍を見つけることはなかなか難しいです。もちろん、複数ある自転車雑誌やムックなどでもグラフィカルで新しい情報を紹介してくれてはいるのですが、運動プログラムを専門に勉強する立場としては、やはり自転車をテーマとした運動生理学やトレーニング科学を体系立てて勉強したいと思うものです。
 この書籍は、かなり一般向けの体裁をとっていますが、数少ない自転車にテーマを絞った書籍です。偶然品川の書店で見つけて、迷わず購入しました。
 専門書というには易しく、情報量もさほど多いわけではないのですが、自転車に限らず、持久力運動のトレーニング理論の基礎を網羅しているので、そのような基礎知識を得たい、という人にも有益だと思います。
 自転車の最適回転数に関する記述もあり、それは最近自転車雑誌に公開されているような最新の情報とは結論が若干異なるのですが、どのような根拠で60回転/分が望ましいのか、というようなことも知ることができます。

 ただし、最新情報などについては、やはり自転車雑誌の記事のほうに分がありますね。最近は、トレーナーの方が記事を監修したりされているので、この書籍の基礎理論と照らし合わせるとおもしろいと思います。