ブルース・リー—李小龍の栄光と孤独

 私は彼の映画はもちろん好きだけど、むしろそれ以前に武術家であったという点に興味を惹かれていて、どちらかというとそちら側の側面から資料集めをしたり熱心に読んだりしていました。
 それに対してこの作品は完全に映画人としてのブルース・リーにスポットを当てたものです。このため、私にとってはかなり新鮮な印象があります。
 映画俳優としてのブルース・リーの価値についても再認識しました。
 ただ、ブルース・リーの情報を伝える書物としてはミスインフォメーションも多いな、という印象も正直受けます。また、私が興味がない部分については、若干冗長に感じられたため、退屈もしました。
 それでも、死後30年を過ぎてこのような書籍が出てくる、ということは私たちファンにとっては歓迎すべきできごとです。

 ところで、この表紙のフィギュアって、似てますかね…?