最新ボディビル入門

 私が初めて競技力向上を意識して筋力トレーニングに取り組み始めたのは、高校2年生のころだったと思います。ウエイトトレーニングの種目およびプログラムの構成を知るために、筋力トレーニング関係では一番初めに購入した書籍がこの「最新 ボディビル入門」の前の版である「新 ボディビル入門」でした。この中に紹介されている「初心者用基礎的トレーニング・コース」12種目を、カリキュラムに基づきながら行っていたことをおぼえています。その後、自分専用にバーベルセットを購入し、そのセットに付属してきたカリキュラムに合わせて、種目数を半分程度に減らしましたが。

 種目の解説は動作を分解したイラストによるものでしたので、当時の質の低い写真を掲載したほかの書籍と比較すれば視覚的にはかなりわかりやすかったのではないかと思います。今見ると、かなりマニアックな感じのイラストですね。

 当時は、筋肉が強くなれば、それは競技力向上に直結するものと思っていましたし、種目さえこなせば目的となる筋肉を発達させることができると信じていました。しかし、トレーニング効率を高めるためにはもっと詳細な動作のコツや丁寧な意識が必要と気づくまでには、それから数年かかったのでした。