どっちが大人でどっちが子どもよ

先日、長男がバスに乗っていたときに、近くに中年女性が立っていたそうです。たぶん、自分の母親に席を譲るくらいの気持ちだったのでしょう。長男は立ち上がって「どうぞ」と席を譲ったそうです。するとその女性はなんと言ったと思います?

「えっ? 私はそんなおばさんじゃないわよ!」

だそうです。

長男は慌てて謝罪したものの、バツが悪くなって少し離れた場所に移動しました。すると、その女性は長男の譲った席にちゃっかり座ったそうです。

私、大人のこんな態度、嫌ですね。素直に「ありがとねっ!」って言えないんでしょうか?

長男は、「年を取るとかそういうのじゃなくて、目上の人が立っているから譲ったんだけど…。席を譲るって難しいなあ」と言っていました。私は「そんなことを考える必要はない」と言いました。自分がやったほうがいいと思ったら躊躇しないでこれからもどんどんそうしてほしいと思います。

20代-30 代の若い連中が平気で年配の方を立たせて、座席でゲームをしているような世の中で、10代半ばの子どもが、勇気を持ってこういう風に声をかけることは素晴らしいことだと思いませんか? 子どもたちのこういう気持ち、むしろ見習いましょうよ。今の大人たちよりずっと立派な態度なんですから。

大人たちは、子どもたちのそういう素直な気持ちをつぶさない存在であって欲しいなあ、と思います。もちろん、自戒の念も込めてのことですけど。

4件のコメント

  1. 子供時代から自分中心に育った一番悪い典型的な大人のなりの果ての姿です。
    子供はそういう大人を見て、人に対して無関心になっていくのだと思います。

    このおばさんは他人の気持ちに対して無関心というか鈍感なんです。
    キレるオヤジも、自分勝手なおばさんが増えています。
    そういう大人は子供にとってはいい教育材料です。

    ああいう大人を見て感じた嫌な気持ちを他の人に与えないような人になればいいんですし。
    腹立たしいことですね・・。

  2. どうもこんにちは。
    まず、こういった会話のできる事がステキだなぁ〜と思いましたよ。
    (日々コミュニケーションをとられているようで、羨ましい限りです)

    さて、かのご婦人ですが・・この手の方は関西人に多いかと思ってましたが・・(沈。
    あまり関係無さそうですね。よく見かけるパターンではありますが、
    ある微妙な年齢だと照れ隠しとか、ささやかな見栄っ張りもありそうですし。
    (日本の女性は若く見られたい傾向に有るようなので・・苦笑)

    ただ、その際のやりとりが非常にマズいですね。長男さんもさぞかし困ったことでしょうね。
    仰る通り、自分がやったほうがいいと思った時は実行あるのみかと思いますよ。
    周囲の視線も有ることですが、とても好感の持てる長男さんですねぇ。末が楽しみ? です。

  3. 休日モードさん。こんにちは。

    長男が小さい頃、家族で後ろのほうに座っていたのですが、前のほうにおばあちゃんが立っていました。
    なので、私がおばあちゃんのところに行き、声をかけて席までお連れしたことがあったのですが、あとで長男が「おばあちゃんが本当にお父さんのことをずっとほめていた」と教えてくれました。
    そういう小さな行動でも、後の子どもの行動につながっていくのかなと最近思っています。
    逆に、私は短気なので、よく爆発するのですが、こういったことが子どもにネガティブな影響を与えることもあるのだと自覚し、反省しています。

    > 大人を見て感じた嫌な気持ちを他の人に与えないような人になればいい
    本当にそうですね。これは今の私たち大人にも言える至言だと思います。まだ遅くはないと。

  4. sadaさん。こんにちは!

    私も関西に少しだけ住みましたが、慣れは必要でした。でも、それまで「疎な人間関係」にもまれていた私にとっては、「密な人間関係」を新鮮に感じられ、妙に居心地が良かったと感じたのでした。
    おばさんかあ。環状線の電車の中でおばさんたちに重心を持って行かれたことはあったなあ。体当たりで(笑。おばさんに吹っ飛ばされたのは後にも先にも、あのときだけだったかも(笑。

    > ただ、その際のやりとりが非常にマズいですね。
    その女性が最後まで我を通して、席にも座らなかったらそれは逆に立派だったかも。でも、ぶつぶつ言いながら座られるとあまりいい気持ちはしないですね。
    子どもが中学生の長男ではなく、小学生の次男だったらまた反応が違っていたかもしれません。女性にとっても子どもの年齢が微妙だったのかも。

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