iBook(Macintosh)を手に入れました!

ある程度予想していたこととはいえ…

前々から気にしていたのですが、私のサイトは、Macintoshのブラウザで見たら、どんなふうに見えているのでしょう?

今回知り合いの方でMacを使っている人にうかがう機会があったので、ちょっと私のサイトについて聞いてみました。すると

「ジムのアニメーションが動かなかったよ」

とのこと。あのアニメーションはJavaScriptを利用していますが、このスクリプトはブラウザへの依存性が強いので、なるほど、ありえることです。もともと、Netscape4.xxに合わせて作成したスクリプトでしたが、Windows環境でも6.xxでは動作しないことを確認しています。

「それって、Netscapeの6.0以上でのことではないですか?」

と訪ねてみると、

「いや、Internet Explorerだったと思うよ」

とのお返事が。

確かに、同じIEであっても、OSが違えば仕様も違う、ということはあってもおかしくはありません。しかし、最近はほとんどMacを扱っていない私は、Macのことをほとんど意識しないでサイトを作っていました。IEでもNetscape6.xxでも使えない、ということになれば、Macをご利用になっている方はICOの判定プログラムやアニメーションなど、ほとんど見られない可能性があります。

Mac購入を決意!

私の財政は最近火の車状態に近いのですが、今回Macを思い切って購入することにしました。液晶のiMacならG4だし、ラインナップの中では一番気になる存在です。本当は、A4タイプの親指シフト搭載ノートを購入するための予算だったのですが…)。

そして、新宿のショップに出かけてみました。液晶のiMacは、値上げ前の値段で販売されていて、最も安価なものは、20万円弱です。そして、何気なくiBook(ノート)を見てみると、なんと149,800円ではないですか! メモリを別に購入しても、iMacより安いでしょう。

気になるのは、iMacがG4であるのに対し、iBookはG3であること。クロック数もiMacが700MHz以上であるのに対し、iBookでは500MHz。インストールされているOS Xを動かす上で、前者が快適なのは当たり前なのですが、ノートには可搬性や省スペースなど、それを補ってあまりある魅力があるような気もします。電話で家内に相談したら、「ノートでなきゃだめ」ということなので、今回は(次回があるのか?)iBookに決めました。

店員にiBookがほしいというと、

「店頭在庫もメーカー在庫もなく、1カ月ほどお待ちいただくことになります」

とのこと。残念。これは大変いいと思ったのに。別のラインナップも見てみましたが、スペックはたいして変わらないのに、いきなり4万円も高くなります。念のため、別の店舗にも行きましたが、こちらも予約販売です。相当人気がある機種なのでしょうね。iBookは「非常に高価」という意識がありましたが、この機種なら、比較的手頃な価格ですし。

半分あきらめて、Mac専門の中古ショップに行きました。すると、先程のiBookシリーズのひとつ前の製品が、177,000円で販売されています。メーカ保証がないため、ショップ専用の保険をかけられますが、それで18万円台となります。iMacとたいして変わらない価格になってしまうのですが、新品の購入候補にしていたiBookに比べて、こちらはG3の600MHzですし、メモリが128MB+256MBのセットとなっています。加えて、 HDD容量も20GBと5GBほど多め。さらに、ドライブがコンボドライブになっていて、CD-RからDVD-ROMまで使用できるので、お買い得な感じがします。家内も「ノート」といっていますので、中古ではありますが、このiBookに決めることにしました。

店員に問い合わせると、「中古といってもかなり程度はいいですよ」とのことで、実際に箱を開けてみてみると、添付品のどれをとっても開封されたあとはなく、本体も新品そのもの。なぜ、「中古なの」というレベルです。起動ディスクを選ぶことで、OS 9とOS Xを選択して起動することも可能ですから、2つの環境で私のサイトを試すことができることになります。

初めての起動

購入後自宅に戻り、早速開封して使ってみることにします。ACアダプタその他まで、「OA機器」「コンピュータ」を感じさせないデザインはさすが Mac。秀逸です。さきほど店員と一緒に確認しましたが、ACアダプタや各種ケーブルなど、一度も開封したような形跡がありません。もちろん、CD- ROMなどもおそらく未開封です。本体にも傷などはなく、真っ白いキーボードも真っ白のままで、汚れなどは全くありません。触った形跡すら感じることができませんでした。店舗には在庫が複数ありました。何か訳アリなのでしょう。

いったん電源ユニットを外し、キーボードを外してメモリソケットにアクセスします。このあたりは、過去に経験したWindowsマシン4台のほうがはるかに楽でした。ただ、おそらく128MB+512MBまでのメモリを搭載できる分、私の所持しているWindowsノート(MC4/45C)より高スペックですね。

メモリ増設後、ACアダプタを接続後、電源を入れてみると、なにやら新品のビデオデッキのような匂いが立ち込めます。Windowsマシンでは経験したことがない独特の匂いなんですが、これがMacなんでしょうか?しかし、家族には大不評。空気清浄機もフル稼働ですが、空気の清浄度を示すインジケータは真っ赤になってしまっています。この新品メカの匂い、私は嫌いではないのですが…。

初期状態ではOS9

初期状態ではOS9が立ち上がります。実は、OS9については、昨年イラストの仕事をしている友人がMacを導入したときに、私がインストールを行ったことがあり、全く使ったことがなかったわけではありません。

ただ、そのとき、周辺機器への認識や対応、インターネットへの接続などの点で、すでにMacはWindowsと比較して「遅れをとっているのではないか」という印象を持っていました。実際、導入した友人も「Macって初心者にはやさしい、と聞いたけど、Windowsのほうが簡単だったなあ」という感想を述べていました。きっと慣れの問題もあるのでしょうが、友人のほうはまだWindowsも決して慣れているというレベルではなかったので、きわめて初心者に近い人の感想だと思います。

そのときは、買ってきたばかりのアプリケーションソフトをインストールする際、変なエラーメッセージを出したり、処理が止まったりするので、友人としては「不良品では?」とかなり不安になったようです。Macユーザにいわせれば、「それがMacなんだよ」とのことなんですが…。でも、Windows だって95や98、Meなんかだと、ほとんど状況は変わらず、よく真っ青な画面を出していましたからね。ちゃんと爆弾マークを出してくれるMacのほうがまだかわいいものです。その点、Windows2000なんかは、親指シフトキーボードなどをつないでいる特殊な環境下にあっても、非常に安定稼働していました。

さておき、私はOS Xには大変興味があります。というのは、OS 9までは、MacはWindows3.1などと同様の「ノンプリエンプティブマルチタスク」という完全なマルチタスクではない環境で動いていたらしいです。そのため、ある処理を開始すると、それまで動いていた別の処理が露骨にストップしたりするのですが、これがMacの安定性を損なう原因でもありました(反面、特定のアプリケーションのパフォーマンスはよくなります)。この点ではWindows、特にNT系は優秀だったといえます。しかし、OS Xでは、数十年の歴史があるUNIXをベースに開発されているといいます。当然、高度なマルチタスク処理を備えていることになるし、安定性も高くなることが予想されます。Macに搭載されるOSではあっても、従来のMacOSとは全く別物で、新たに開発されたものなんですね。

最初のユーザ登録・インターネット接続の設定など

そこで、「起動ディスク」なるものをOS Xに変更し、再起動をかけてみました。すると、初めにローカルユーザ登録や、iToolsというMacのサービスを利用するためのユーザ登録、および、インターネット接続設定などを行う画面になります。インターネット接続環境については、以前友人のOS 9を経験していたので、さほど苦労はありませんでした。

ただ、AppleのサービスであるiToolsのユーザ登録をするところだったと思いましたが、メッセージの意味が分かりにくく、何を設定したら良いかわからない項目もあり、そういうところは適当に入力してしまいましたが。

また、Appleのサーバに接続してユーザ登録をしようとしたとき、失敗してしまいました。これは、あとで改めて行ってみたのですが、やはり結果は失敗です。なぜ? 後にMacOS9の登録を行ってみたら、こちらは問題なさそうでした。

見た目

とりあえず、設定が終了したあと、OS Xが起動されます。

それにしても、OS 9までのデザインと、OS Xでは全くデザインが異なりますね。アイコンがリアルになってしまい、かなりあのWindowsに近づいてしまった感じがします。とはいえ、もうちょっと洗練されている印象を受けますが。Windows2000はかなり好感が持てたのですが、Windows XPのデフォルトの画面などは、もう見ていられないですものね。

私は、OS 9系のデザインより、OS Xのほうが好みですね。

Windows XPでは、ClearTypeという技術で、表示される文字にアンチエイリアスをかけて、液晶画面で見やすくする、という技術が導入されました(以前から存在した技術「スクリーンフォントをなめらかにする」と大差ないようにも見えますが)。しかし、標準的な大きさの文字ではその恩恵を得られません。それに対し、OS Xでは、標準的な大きさの文字にはほとんどアンチエイリアスがかかり、その分文字を形作る線が太く表示されます。また、どの大きさの文字から文字をスムースにするかの設定も行うことができるんですね。

これによって、従来のOSの印象をまるっきり変えています。実際の見やすさでどちらがすぐれているのかわかりませんが、一見したところ、OS Xのほうがきれいで「コンピュータのディスプレイを超えた印象」を持ちます。

モジュールの更新

さて、起動直後に、気になるウィンドウが表示されました。なにやら、新しく更新されたモジュールの導入を促す画面のようです。すでに、セキュリティ問題などの更新があるようでした。一応すべてのモジュールにチェックを入れて、インストールすることにしました。Windowsにはもともとブラウザ (IEのみ)ベースのWindows Updateがありましたが、XPでは、更新を監視して、更新がある場合にメッセージを表示し、ダイアログボックスベースで更新できる仕組みがあります。しかし、OS Xの場合、余計な処理をせずに、すぐにどんなモジュールが更新されるのか表示されますので、私にとってはこちらのほうが手間がかからず、好感が持てました。

ただ、今日、OS XとOS 9の両方で「ソフトウエアのアップデートを手動で行ってみましたが、接続できませんでした。結構、何回も試してみたのですが…。Windows XPのWindows Updateは遅くなることはあるものの、このように接続エラーになるようなケースはまだ経験していません。ほとんど毎日、Updateしているのですけれど。

Dock

OS Xの場合、Dockと呼ばれる、画面の下部に表示される、大きなアイコンが登録されたアプリケーションランチャーのようなものが存在します。店頭で触ったときに、マウスを当てるとそのアイコンを中心に大きく拡大されるのが面白くて、ユーザインターフェースとしては一番興味を持った部分でした。 Windows XPのスタートボタンとは異なり、ワンステップでアプリケーションが開くので、ずっと使いやすいです。Windows XPも設定を変更すれば、クイック起動というランチャーをタスクバーに表示できるのですが、基本的にアイコンが小さいですからね…。Dockはアイコンの大きさもマウスを使って調整できるようです。

しかし、デフォルトの状態では、マウスを当ててもアイコンのサイズは変わりません。面白くないので、環境設定を探して、いくつか変更してみました。試行錯誤の末、ようやく実現できたのですが、そのころにはウィンドウを最小化すると、このDockに吸い込まれるようなアニメーションで格納されることを発見し、なんだかウキウキしてしまいました。現在普及しているWindowsXPは、実務に使用する上でとてもすぐれたプラットフォームだと思いますが、 Macを使うときのようなワクワク感がありませんね。

ただ、家内がこのDockを触ったとき、いま一つ使い方がわからなかったようで、登録されていたアイコンのうちのどれかを誤ってゴミ箱の中にドラッグしてしまうというトラブルを経験しました。Windowsのショートカットのように、ゴミ箱の中に残らないので、何を消したかわからない。説明書を見ると、どうやらどこかのWebサイトへのリンクを消してしまったようですが、何のことか意味がわからず、重要度がわからないのです。そこで、もう一つログインユーザを作って、デフォルトの環境を確認し、ようやく突き止めることができました。たいして必要がなさそうなアイコンでした(アップルのOS Xの製品紹介サイト)。

その他のユーザインターフェース

それにしても、OS XはOS 9までとは全く別物ですね。漢字Talk7.1以来、Macを恒常的に触ることがなくなり、Windowsメインで触っている私には、単なる新しいものにしか見えませんが、同じMac OSの系譜としてのイメージがあると、かなり戸惑いを感じるでしょう。

昔からそうですが、Macの場合、新しいものを導入する場合、ハードにしろ、ソフトにしろ、思い切ったことをやりますね。PowerMac登場時もしかり、G3登場時もしかり。iMacでレガシーインターフェースを「いきなり」切り捨てたり。今回のOS Xにいたっては、まるで別のOSです。実際、OS 9以前のソフトを立ち上げようとすると、「classic」という別の環境の立ち上げが必要になります。

あまり互換性を考えないことで、新しい技術にチャレンジができるのでしょうが、その点ではWindowsのほうがユーザに思いやりがあると思います (その結果、Windows Meのようなわけのわからない立場のOSまで登場してしまったのだといえますが)。いや、だからこそ、Macユーザの方々は、新しい機種に走らずにひとつの機種を大事に使い続けるのかもしれません。

アプリケーションの管理

Windowsの場合、常駐ソフト以外は、基本的にWindowを閉じればアプリケーションが終了します。しかし、Macの場合は、「終了」処理を明示的に行わなければアプリケーションは動作し続けます。私の家内もそうですが、Windowsユーザにはこの部分が分かりにくいみたいですね。

OS 9までは、右上のアイコンをクリックして、現在立ち上がっているアプリケーションをみることができました。厳密には異なりますが、Windowsのタスクバーみたいなものです。しかし、OS Xではこれが見当たりません。これを発見するのにはちょっと時間を要しました。結局のところ、Dockのアイコンの下に▲マークがついたものが起動中なのでした。説明書を読んでいれば、ちゃんと書いてあったのですね。このほうが、より直感的ですね。

ウィンドウがWindowsみたい

そういえば、以前Macを使っていたときには、アイコンをクリックするとウィンドウが次々と開いて収拾がつかなくなってしまったのですが、OS Xは、IE4.0以降のWindowsと同様、デフォルトで新しくウィンドウを開かない仕様になっているようです。ボタンも、右と左の違い、機能の違いはありますが、左側に3つまとめられています。3ボタンマウスを接続すると、最初から右クリックでポップアップが表示されるようにもなっています。

GUIを先に実現したのはMacですが、今ではMacがWindowsのすぐれた要素を採り入れている部分もたくさんあります。かと思えば、 Windows XPで初めて搭載された新機能だと思っていたら、少し先に発売されたOS Xではすでに実現しているものがあることもわかりました。

私の希望として、Windowsのほうも、Macのように簡単にフォルダの色を変更したりとか、フォルダの移動だけでインストールできたり、フォルダを自在に配置できるというような便利な機能もほしいですね。ただ、OS Xの場合、下手にフォルダの名称を変更したり移動したりすると、問題が起こるようですが…。

処理スピード

まだ、1週間くらいしか使っていないのですが、OSXは全体的に処理が重い感じがしますね。私のWindows Note PCである、富士通のFMV-BIBLO MC4/45C(celeron 450MHz, 192MB RAM)にWindows XPを搭載したものと比較してもまだ遅い感じですね(Windows XPも、それまでのWindows2000と比較するとかなり処理が重いのですが)。基盤のUNIXは成熟しきっているかもしれないのですが、OSXはまだまだ未成熟でこれからもっと最適化・軽量化が必要になっていくのでしょう。

特に、Webブラウジングで、Internet Explorerでサイトを表示すると、Windows XP版のほうが明らかに速いです。もしかしたら、アプリケーションの速度、というよりインターネットの接続設定を変えれば解決する問題なのかな? Webブラウジングではなく、ダウンロードなら、そんなに変わらないのですが…。

そういえば、ハードウエアについて。よくPowerPCはPentium IIIより高速、という記事を見かけますが、仕組みが異なるCPUなので、単純に比較することはできません。特にあるベンチマークテストでは、G4は PentiumIIIの数倍の成績だったといいますが、ベンチマークの種類や方法を変えれば逆転することもあります。少なくとも、アプリケーションのレベルではPentiumIIIが圧勝する場合も多いですから。私のiBookはG3ですが、ノートとして全体的に見た場合、FMV-BIBLO MC4/45Cとさほど変わらないような気がします。少なくともインターネットは体感できるくらい遅いようです。iBookはメモリ搭載量が多いですし、もうマルチタスクマシンですから、アプリケーションを多数立ち上げると、iBookに分が有るのかもしれませんね。

DVD-Videoの再生

長男に頼まれて、ブルース リーの「燃えよドラゴン」を再生しました。全く問題なく、スムースに再生できました。私たちにとってDVDが再生できる初めてのモバイル(持ち運ぶのには重いが)なので、いろいろな使い道がありそう。

Windows互換のソフトウエア

当然のことながら、私はMacOS対応のソフトウエアを持っていませんでした。Windowsで頻繁に使っているHTML作成ソフトのOS X版、Microsoft OfficeのOS X版などがほしいと思うのですが、残念ながらクロスプラットフォームのアップグレードバージョンは許されず、通常版を改めて購入しなくてはなりません。ものすごい出費になりますから、少しずつ段階的に揃えていくしかないですね。

最近、Javaの仮想マシン環境で動く、ThinkFree OfficeのOS X版が発売されました。これは、MicrosoftのWord、Excel、およびPowerPointと互換性があるとのことですし、現在、3000円と安価なので、購入してみました。さすがにいま、本家(Microsoft)のものは「買えない!」。

少しだけ使ってみた感じでは、なかなかいい感じでした。OS Xネイティブソフトではなく、Javaの仮想マシン上で動くものであるため、もっと遅いか、と思いましたが、どっちみちOS Xが遅いので、あまり気になりませんでした。私は”ThinkFree Folders”という、Windowsのエクスプローラライクなソフトがついているのが気に入りました。やはり、Mac従来のフォルダより、私にとってはWindowsのエクスプローラのほうが圧倒的に使いやすいですから。

それにしても、OS Xは発売されて1年も経過するのに、対応ソフトが少ないですね。ドライバも今になってようやく、というものが多いです。

慣れの問題もあるでしょうが…

さて、私は家内の持っているNotePCをこのiBookに置き換えて、主に家内に使ってもらおうと思っていたのですが、いろいろ使ってみて、「かなり使いにくいので、やっぱりPCを使いたい。改めて使うとしても、メールくらいにしとく」という感じなんですね。そのメールも、なかなかソフトウエアの設定がわからず、聞かれた私もなかなか発見できず、苦労しました。

彼女は「巷でいうように、Macが特にかわいいと思わないし、いいとも思わない。会社で使うのがWindowsだから、そのまま利用できるほうがいいに決まってる」というきわめて現実的なお答えでした。実際、Macは早々にフロッピィディスクドライブを切り捨ててしまったため、彼女が中心的に利用しているフロッピーベースの情報交換がそのままではできません。さらに、フロッピィディスクドライブを別に購入して、Microsoft Officeをインストールしたとしても、全く同じに使うことはできません。というより、わざわざそんなものを追加購入するくらいなら、今までのものを使った方がいい、というわけです。ごもっとも。彼女にとっては、自宅のコンピュータを遊びとか、趣味で使う、という感覚はあまりないみたいですね。

私自身も、ここ1週間使ってみて、「Macのほうが初心者向き」「Macのほうが分かりやすい」といわれていた時代はすでに過去のものであるとつくづく実感しました。画面のデザインのカスタマイズなどは比較的行いやすいのですが、アプリケーションのインストール、アンインストールはあまり簡単ではありません。最初は、仮想ドライブのようなものが現れるのに戸惑いましたが、とりあえず、何回も繰り返してなんとか意味がわかりました。それに、これが最初に作った管理者ユーザならデスクトップに見事な仮想ドライブが現れるのですが、別の管理者ユーザでは現れない!できてるのかもしれませんが、それがどこにできるかわからない! どなたかご存知ですか?

先に購入したThinkFree Officeをインストールしたときも、途中で先に進めなくなってしまって。どうも、Javaの実行環境が古かったようですが、インストール先のドライブが選択できない状態になっていて、そこを何度かマウスでなぞったときに現れたメッセージでようやく事情がわかりました。でも、今度はJavaのランタイムのmac版のありかがわからないのです。Appleのサイトに行ったり、Sun Microsoftのサイトにいったりしましたが、見つかりません。実は、Applieのサイトのあるページの一番下にあるのを見つけ、ようやくインストールができた次第です。

OS 9はいけてる?

OS Xを1週間使ったあと、OS 9を起動する設定に変えてみました。ICOの動作確認のためです。

OS 9はデスクトップもゴチャゴチャしているし、アイコンもあまりきれいにはみえません。メニューから出てくる項目はゴチャゴチャしていてわかりにくく、ユーザインターフェースからみれば、OS Xには大きく劣ると思います。

あれ? OS 9はやたらキビキビと動きます。使っていて快適で気持ちがいい!アプリケーションの動作はかなり速く感じます。これなら、WindowsノートブックのMCと互角以上かも。起動も速めだし、またシャットダウンは「超速」。購入前に古い機種でしばらくMac OS8.1を触っていたのですが、iBookはもっと速く終了してくれます。

これなら、かなりパフォーマンスはいいし、ソフトもかなり揃っています。そういうことなら、しばらくはOS 9をメインに使ってみようかな? 画面やインターフェースはOS Xが洗練されているけれど、かなり遅いですし、ソフトもなかなか見つからないし。

OS 9までなら、私の知り合いも使っている人がたくさんいるし、私自身も経験があるので安心ですね。

ただ、DVDのほうは、カクカクして、使い物になりませんでした。

そして、私のサイト

さて、OS Xで私のページを出してみることにしました。先に知り合いの方からご指摘いただいた、JavaScript…。見事にアニメーションが動きません。IEでもNetscapeでも。OS 9のほうはまだレイアウトしか試していませんが、知り合いの方はOS 9を使用しているので、おそらく動かないのでしょう。画面のトップに戻るとき、URLに”#”を指定しても、Mac版のIEでは戻れない、ということも初めて気づきました。

しかも、すでに述べましたが、OS Xで表示される文字は、アンチエイリアスがかかってギザギザがない分、構成する線が太いのです。さらに、私のサイトはWindowsのスクリーンフォントであるMS UI Gothicというフォントを意識して作っています。これは、ひらがなとカタカナの全角文字の横幅が漢字と比較して狭くなるフォントなので、横幅をとりたくないメニューなどを作る際に便利なのですが、ほかのフォントで表示した際に幅が広がるといろいろと問題が出てくるのです。やっぱり、こんなプラットフォームに依存したページづくりをしていてはいけませんね。反省。

結果的に、Macで表示すると私のサイトは「見苦しい」です…。写真もWindowsしか意識していないため、非常に明るく表示されてしまうのですが…。

ログを解析すると、Windowsをお使いの方が圧倒的に多いため、写真をMacに合わせることは困難ですが、フォントやJavaScriptの使用については、改善が必要ですね。

ただ、JavaScriptはブラウザに依存してしまうため、改めて書き換える方法が見つからない可能性があります。その結果、アニメーションは少々重くなりますが、GIFアニメでの対応になるかもしれません。また、ブロードバンド化に合わせ、筋トレ種目は、動画も改めて導入しようと考えています。

また、そのほかの各種計算プログラムについては、何度かボタンを押さないと、値が表示されないとか、ちょっと困った現象が現れますので(OSXだけかもしれませんが)、サーバで動く仕様に変えるかもしれません。ちょっとお時間がかかりそうです。

その他、レイアウトですが…。これが一番大変かもしれませんね。なるべくブラウザ依存が少ない形に書き換えるとすると、相当数のページに手を入れなければならず、段階的にやっていくしかないと考えています。とりあえず、トップページから少しずつとりかかっているところです。

いずれにせよ、この機会に努力して、Macでも違和感のないデザインを目指すことにします。

一番の難関

それはやはり「親指シフト」でしょう。私の親指シフトへの依存性は親指シフト専用コンテンツに譲るとしますが、もし記事などのコンテンツ作成にMacを用いることになれば、「親指シフト」を外して考えるわけにはいきません。

まず、現状では、OS Xで動作保証が行われている親指シフトキーボードは存在しません。唯一、OS 9までに対応しているRboard Pro For Mac(リュウド)も、新規製造が行われることはなく、在庫限りとなっています。このキーボードのOS X対応は、対応方法の検討について表明こそされているものの、2002年4月15日現在では発表されていません。確かに、OS XはそれまでのOSと全く「別のOS」でありしかも「新しいOS」なので(OS 9とOS Xを比較することは、WindowsとOS 9の違いや、OS 9とLinuxを比較することと同等以上だと思います)、ドライバも一から起こさないと対応できないはずですから。すぐにWindowsの側もXPが発売されましたから、絶対数などからも、Windows XP対応を急がざるを得なかったことも気の毒だと思います。

私もできれば、Rboard Pro for Macを購入したいと考えていますが、OS Xに対応できるかどうかは重要な要素です。もし、対応できなかったら、宝の持ち腐れですし(39,800円)、いま買わなければ、二度と手に入りません。さらにリュウドでは、ノートタイプのハードウエアへの接続を保証していません。全く動かない可能性もゼロではないのです。非常に微妙なところなんですね。

ここまで使ってみた感じでは、OS Xの日本語入力環境は、Windows XPのそれにとてもかなうものではありませんし(ソフトウエアやハードウエアの選択肢や、新バージョン対応の速さなども含めてのことです)、変換そのもののスピードにもストレスを感じています。しばらくは、iBookをコンテンツ作成とか、原稿作成に使うことはないでしょうが、いずれはそれも試してみたいと考えています。

ただ、あらためてOS 9を使ってみると、結構快適です。この点から、Rboard Pro for Macを使うときにはOS 9で作業する、というふうにすれば、Macでも作業ができないことはないかもしれません。

※ちなみに、USB親指シフトキーボードをつないでみました。これはハードウエア的にはJISキーボードそのままですので、一部のキーをのぞいて、ほとんどJISの配列で文字が入力されました。変換・無変換はうまくできません。知識がある人がだれか、このキーボード対応のソフトウエアを作ってくれたらありがたいのですが。

何より楽しいです

たしかに日本語入力環境やソフトウエア環境などの問題で、私の持っている仕事と照らし合わせれば、Macがメインマシンになることはないでしょう。しかし、使っていて楽しいですね。Macは。なぜかはわかりませんが、「ドキドキ」「ワクワク」感があるのです。何か成果物をあげるのでしたら、たしかに Windowsのほうが圧倒的に速く仕上がります。Macには遠回りさせられても不満にならないのは、やはり「使っていて楽しい」からでしょうか?