雨と歩道

 自転車は車両ですから、本来車道を走るものです。
 しかし、その原則は現在の道路交通法によりゆがめられ、多くの人が「自転車は歩道を走るもの」と考えているように感じます。さらに今年は本末転倒なことに「自転車は歩道」というニュアンスを含んだ「提言」が通常国会に提出されるのだといいます。「歩道上の」「暴走自転車による」「自転車の加害事故増加」を問題としながら、なぜ「自転車が歩道」なのか、全く理解に苦しみますね。この問題については、自転車を生活の中に取り入れる側の人間として、今後も真剣に考えていきたいと思っています。

 さて、そんな私も歩道を走ったりします。今日もゆっくり移動したかったので、一部の区間で歩道を利用しました。
 今日は雨に降られてしまったのですが、普通に走っていたつもりだったのにコーナーで油断して横滑りしてしまったのです。自転車だけがずっと横滑りしていくのがスローモーションのように見えました…。向こう数百メートルも人の姿が見えない場所だったので、油断があったのかもしれません。
 2003年に自転車利用を再開してから、私は町中での転倒を4回経験していますが、それはすべて雨の日の歩道で起こったできごとです。歩道って、そんな場所です。もともと人が「歩く」ための場所ですから、自転車のことなんて考えていないのです(ちなみに、車道での転倒歴はありません)。転倒のうち2回はロードバイクで、タイヤが細かったことも原因でしょう。しかし、Prophetのようなバイクでもいとも簡単に滑るとは…。歩道、恐るべし。あるいはついに私の運動能力が衰え始めた?

 決していえた義理ではないですが、雨の日の(晴れでもそうですが)歩道を走る場合は注意しましょうね。