EDV-9000の中身

旧世紀の遺物

20世紀の遺物。

SONY EDV-9000

私のPCデスクの下に眠っていた、SONY EDV-9000。ベータ方式のビデオカセットデッキの最上級品です。だいぶ前に、再生中のテープが取り出せなくなり、何年もそのままになっていたものです。

自宅には多数のベータテープが残っています。その中には、長男誕生時の映像をまとめたものなどもあり、ずっと再生できない状況になっていました。また、旧世紀の「ブルース・リー」特集番組の記録なども多く含まれています。

そろそろテープも整理していかなければならないため、EDV-9000から無理矢理テープを取り出して、再生してみることを決断しました。そこで、何年かぶりに通電したあと、EJECTボタンを押してみたのですが、「ん〜。うぃ〜んんん〜」と何らか音がするもののやはり出てきません。

物理的な力を加え、取り出す

そこで、上蓋を開いて中を確認しました。こんな感じでテープはローディングされて、ドラムヘッドに巻き付いています。

EJECTボタンを押して、「うぃ〜ん」音に合わせて外から物理的な力を加えることを何度か試行錯誤した後に取り出すことができました。

EDV-9000の中身

それにしてもすごいメカです。こんな精密な機器を設計して作り上げ、量販するなんて、日本人の底力もすごいものだな、と思った次第です。あ、だから故障しやすいのですかね。

ローディングモーター

問題があるのは、このローディングモーターです。この軸が回転して幾重にも重なった歯車を回し、テープを持ち上げる仕組みのようです。私はこの軸を手で回し、浮き上がったところでカセットに直接手をかけ、引っ張り出しました。

とりあえず、このモーターを交換すれば、生き返るのではないかとNetで探しました。EDV-9000でヒットするモーターはありました。自信ないけど、やるしかないかなあ…。

再生は大丈夫だったはず…と、テープを入れ直し、見てみると、なんかゴーストとかちょっと波打った感じとかがすごい。テープがダメなのか、と別のテープを入れてみても同様な感じです。トラッキングの問題かと、試してみましたが改善されませんでした。

待てよ。このデッキは何年もテープを入れっぱなしにしていたので、ヘッドが帯磁してしまったのではないでしょうか? だとすると、徹底した消磁が必要になりそう。それでも治るかどうか分からない。

残念ですが諦めて…。

SONY EDV-8000

ネットで中古のSONY EDV-8000をGETしました。壊れたEDV-9000のひとつ下のモデルです。同じモデルにしようかと思いましたが、デカくて、ちょっと大げさな感じがしたので、一回り小さなこちらをGETしたわけです。

全く、こんな古いものが今さら必要になるなんて。でも、改めて再生してみると味がある感じがするんですよね。旧世紀のビデオテープ。古いものなので、再生中に不定期にトラッキングがずれるような瞬間もありますけど、EDベータという、メタルテープに録画したものなどは本当にいい映像です。よく、S-VHS規格と比較されていましたが、EDベータのほうがはるかに高画質でした。S-VHSのほうは、通常のVHSテープにも記録できたりと、互換性が高くてコストも低かったのですけれど。

ED Metalテープ

長男の誕生後の動画などは、実は初期に誤って上書き撮影してしまったことがあり、ベータテープがマスターになっています。もちろん、当時最高の画質を誇るEDベータに記録していました。今はバリバリのビジネスマンになっている長男が、あんなにもろい存在だった瞬間があるなんて…。たぶん前回の再生からは20年以上経っているでしょう。久々の再生でいろいろなことが記憶に甦りました。

また、その頃の自分が信じられない身軽さで跳び蹴り3連発を行っている映像とかも見つかり、実は「自分が衰えている」ということを認めざるを得なくなってしまいました。

それにしても、25年も前の映像が当時と同じように取り出せる、というのはすごいことだと思いました。2019年に撮影した次男の体育祭なんかは、最新に近いデジタル装置で撮影し、取り込んでいるものの、すでに吹っ飛んで跡形もなくなってしまっています。こういうことを考えれば、テープのほうがずっと保存性に優れているといえるのではないかと思ってしまいます。まあ、それを再生する装置がなくなってしまっては元も子もないですけれど。

なんだかんだいって、再生装置が生きているうちにこれらのテープはデジタル化しなければなりません。テープのように、長く保存できるといいな、と切に願います。

東京の天候は今日も雨。昨日が仕事だったので、今日こそは乗りたいと思っていたのに。

そこで、先日通勤に駆りだしてみたばかりのJamis Nemesis Teamのメンテナンスを。

Jamis Nemesis Team

このバイク、16.5km程度の通勤だと、ロードバイクのSCOTT SOLACEと1分も変わらずに到着してしまう高速バイクだったんです。1日目、このバイクで急ぎで走り、2日目、SOLACEで同じように走って比べてみたところ、その差はわずか26秒でした。

重量を測定してみたところ、この写真の状態で9.645kgと、10kgを割っています。1300g台の軽量ホイールを使った、Rocky Mountain Vertixでも10kgは超えていました。

フロントディレーラーの台座を外す

測定後、少し重さがあるフロントディレーラーの台座を外したので、もうちょっと軽くなっているかもしれません。さらにフロントタイヤを細くしたり、ボトルケージを軽量化したり、ペダルをSOLACEと同じものに交換したりすると、9kg前半になりますね。きっと。フォークを最近のFOXとかRockShoxとかに換えたら…。

ま、止めとこう。

YETI SB66C

ついでに、YETI SB66Cもお掃除しました。このバイクはちょっとクランクの回転に抵抗があるので、調整が必要な気がしています。

ところで、ビデオデッキの本体の写真やバイクの写真では、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmF4.0-5.6II EZ-M14150F4.0-5.6II を使用してみています。出先でのレンズ交換が面倒くさいこともあって、最廉価のものを入手したのですが、広角側が今一つですねぇ。

最近、妻の料理写真を撮ったりしますけど、このレンズは全然寄ることができません。なので、ズームを使用せざるを得ませんが、F4始まりなのでかなり暗くなり、粗くなります。自転車写真もガッカリでした。

オムカレー

チャーハン

付けっぱなしで使いたいレンズでしたけど、さて、どうしますかね〜。外ではこんなに接写することはないので、まあいいかなあ。

最近主力化しようとしているマイクロフォーサーズカメラに加えて微妙なのが、このブログを設置しているレンタルサーバー。前に使っていたVPSが個人で運用するためには高価すぎたので、1年と少し前に移転したのですが、その前に使っていたGMOのVPSに比べると、パフォーマンスがよくない気がしていました。

最近になってそれが顕著になってきています。速いときは問題無さそうなのですが、波があるというか、画像の読み込みが極端に遅くなったり、つながらなくなったり。最近、光回線も時間によって遅いので、最初はそれを疑いました。けれど、他のサイトは普通に表示されるので、おかしいな、と。昨日、ルーターを再起動して200Mbps出ている状態でもダメだったので、面倒くさいけど別のレンサバを探し始めました。

すると、以前使っていたGMO系でも「ConoHa」という、安価で速いサービスを持っていることに気づいたのです。このことで、あっさり移転を決めました。マネージドというサービスを使えば少しだけ料金は上がりますけど、レンサバの他ユーザーの影響を受けにくくなるらしいからです。

新サーバを契約し、ひとつ移転したところで、Googleのサイトスピード解析ツールを使って調べてみました。なぜか、現在使っている旧サーバのほうが微妙に評価が高い傾向にありました(苦笑)。速い時間帯だと、旧サーバのほうが性能が高い可能性があります。

それでも、旧サーバやっぱり遅くなったり止まったりを繰り返しているので、遠慮なく新しいサーバに行くことにしましょう! この投稿が旧サーバでの最後の投稿になると思います。

未だに店頭でのマスクは入手困難で…。そんな中、ネット事業者の規則改正や法改正により、転売ヤーのまとめ売りが始まっています。そんなに買い占めていたのか君たちは。

どこの誰がどういう状況で保管していたかも分からない製品。しかも、良心のかけらもないような転売ヤーが売っているものを、誰が買うのでしょうか?

次男がひどい花粉症であり、私の家庭では何とか在庫を切り崩しています。それでも、このままいくとシーズン中に枯渇する見込み。私は洗浄可能な製品に切り替えて対応していますが…。

オークションサイトには、違反申告機能があります。現段階では何が違反なのか、微妙な段階ではありますが、世間一般の常識を鑑みた上で特にひどい出品物について、いくつか報告を上げてみました。その結果、翌朝にはそれらは削除されていました。スタッフの方々も大変なのでしょうけど、積極的に対応されているらしいことは分かりました。

こんなことを書くと、私は転売ヤーに恨まれるでしょうが、私たちはそれ以上に転売ヤーを恨んでいますので。

今後はフィルタリング機能を強化したり、AIなどを使って法令違反がないかなど、自動的に判定するような仕組みを作っていかないと、制定された法に追従できないでしょう。ネット事業者のみなさん、非常に大きなコストはかかるとは思いますが、頑張ってください。

2件のコメント

  1. こんばんは。
    おぉ〜、懐かしい! ですね。ビデオデッキの内蔵写真ですかー。
    今は無き)某サンヨー電気の依頼で、良くパーツイラストを作図していた時を思い出します。
    メカ部分はめっちゃ時間が掛かるので、誰も受けたくなかったですけど。(苦笑
    今アレを描け…と言われても、絶対に断りますよ(キッパリ!
    なんと、ご自分でパーツを探して修理されたんですか。すげぇ・・。。
    仰るように、デジタルデータは吹っ飛ぶと目も当てられませんね。二重・三重のコピーは
    面倒くさくて、ちょっと・・まぁ場所は取らないので、イイんですが。

    我が家でも古いVHSデッキが稼働中ですが、そろそろオフクロサンも思い切ってくれないかな?
    保管も場所を取るので、スパッと諦めてくれると嬉しいのですが。まぁ、元気なうちは無理か。

    デッキ内部の写真=なるほど・・微妙にボケ? ズレでしょうか。少し眠たい感じはしますね。
    寄れないのはウチの12-32mmも同じですが、もう少しビシッと撮れているかも?しれないですが。
    お料理の方は、いつもながら美味しそうに写っていますよ(笑)またゴチになりました。m(_ _)m

    Nemesis 号=久しぶりに拝見しましたが、やはりカッコいいですねぇ。
    10kg以下の世界が羨ましいですが、体に優しいフルサス(Rize)で頑張ってみますよ。

    マスクもダメですが、Tペーパーまでアウトとは。確かに転売屋のせいでもありますが、
    こうなると人間の集団心理は不変なものだと言うことが良く解ります。お隣りの半島/南側も、
    やっぱりイチャモン付けてきましたし。全世界的にヤバくなりつつありますが…嫌だなぁ。

    1. sadaさん。早速ありがとうございます!
      そうか。プロの人はこのような複雑なパーツや仕組みも書き起こしてイラストにするんですね。
      いや、この本体の中身を見ているととても信じられません。
      たぶん昔はそれぞれのパーツの性能も今よりは低いし、大きいし、点数もメカに頼る部分も多くあったのではないかと思います。EDV-9000のパーツ構成はすごすぎました。こんなのをイラストに、なんて、気が遠くなりそうでした。
      結局私には修理ができませんでした。なので、別途下位グレードのEDV-8000を入手してしまいました。
      いずれ、EDV-9000もモーターを交換して売却しようか…と思っていますが、ヘッドの消磁の仕方などは分かりません。さて、どうしたものか。9000のほうがグレードは上なので、治るようだったら使いたい気もします。

      VHSデッキも長く使用していません。こちらも正常に動くかどうか分かりません。VHS側でもブルース・リー先生の特集を録ったものがあるので、いずれデジタルデータにしなければなりません。

      デッキ内部の写真は、PanaのG20mm F1.7で撮ったと思います。被写界深度が結構浅くなっているので、奥のホコリがごまかせるかと(苦笑)。

      Panaの12-32のほうがいいかなあ…。少し高かったので見送ったのですが、使い出がありそう。

      Nemesisは自分の想像以上に軽かったんですよ。まさか、10kgを割っているとは。RizeもSサイズのカーボンのときは10kgと少しでした。もうちょっとパーツを頑張れば10kgを割ったかもしれません。たぶんプロトタイプで、Rize5や、MサイズのRize Oneと比べると安定感はなかったけど、私史上では最も軽いフルサス機でした。

      転売ヤーの買い占めは腹が立ちますが、全体的にはやはり人間の集団心理ですよね。
      デマだと分かっても、買い占めは続いています。
      お隣の半島さんの反応も予想通りでしたね。今は全世界仕方がないときだと思うんですけど、いちいち仕返しのような、子供じみた反応は本当にいただけません。もうちょっと大人になってほしいなあ、と思いますよ。

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