ツール・ド・フランス

7月20日、深夜の時間帯にフジテレビ系で「ツール・ド・フランス」の前半戦の様子を伝える番組が放送されていた。
思えば、10年ほど前、ミゲール・インデュライン選手が連覇をしているころは、総集編という形ではなく毎日のように放送されていた。現在ではJ SPORTSが中継しているのだが、現在のところ私は受信設備を持っていないのでこれを見ることができない。
ヨーロッパにおいて自転車競技はサッカーに次ぐ人気だと聞くが、日本での人気が伸びないのは残念である。よくよく考えればヨーロッパでは自転車の走行環境がよく整備されているのに対し、日本はどこを走ればいいのか、その立場が非常に曖昧なので、当たり前なのか…。
自転車の他の乗物に対するエネルギー効率の優位性、自動車から自転車への振り替えによる環境問題の改善などに対する理解が深まれば、日本の環境問題対策はより具体的になるのに、と思う。現状のままでは未来に宿題を残すだけだ。その宿題が取り返しのつかないものになる前に、早急な対策が必要だと思う。

さて、今年のツール・ド・フランスであるが、アメリカのランス・アームストロング選手が6連覇を達成するかどうかという点に注目が集まっている。現在までの記録は5勝、もしくは5連勝であり、ランス選手が優勝するとこれらの記録が更新されるわけだ。ランス選手は生存率の低いガンから不死鳥のように復活したことでも知られている。
主催する側も、新記録をアメリカ側に持っていかれるのはあまり望んでいないようで、今年のツールのコースはランス封じを意識して設定されているといわれる。こういった場面をランスやUSポスタルのチームメイトがどのようにかわしていくのかも見物だ。

20日、ランス選手はついに総合首位に立ったようだ。その強さには脱帽せざるを得ない。
もちろん、この過酷な大会はまだ終わったわけではない。最終日までにランス選手が事故に巻き込まれないとの保証もないし、体調を崩さないとも限らない。また、2位には好調のバッソ選手もつけている。彼は、ランス選手の調子が悪ければ積極的に優勝を狙う、と公言している。また、ランス選手もバッソ選手のことを優勝を争う選手の筆頭にあげているようだ。

残りの日程でこのレースがどう動くか楽しみだ。