本当に面白かった一日

 今日は久々に富士見パノラマリゾートで遊んできた。
 台風で天候が心配されたものの、現地は午前中は晴れていて、MTBで楽しんでいる間は雨が降ることはなかった。

 今回は、友人の走り仲間の人たちを紹介してもらった。
 皆さん、さすがに速くて、あっという間に視界から消えてしまう。結果、私だけが大幅に遅れてしまうのだ。休憩所のところでみんな待っていてくれるのだが、相当前に到着している感じである。
 それに、久々ということもあってどうにも怖かった。

 友人の知り合いの一人のNさんという方が、そんな私のことを気にしてくれて、私と一緒にCコースをゆっくりと降りてくれることになった。そして、後ろからみてもらった結果、本当にいろいろなことがわかった。

1) コーナーをリーン・インで曲がっている
2) 両足が窮屈
3) 上半身に力が入りまくり

 コーナーについては、あまり自覚がなかった。教えてもらった通りにバイクを傾け、BBの真上に乗るようにし、体を曲がる方向に向けるようにすると、外足の膝も自然に内側に入って、あら不思議、曲がれるようになってしまった。皆さんから見たらまだまだだろうが、私にとってはこんなことがとてもうれしい。
 両足が窮屈なのと上半身に力が入っていることには気づいていた。だが、前者についてはそれでいいものだと思っていたので、私が間違って覚えていたことによる。膝を開いて中でバイクがあそぶ余裕を持たせると、自分の重心を安定させることができるのだそうだ。私はバイクに密着していたので、バイクのバランスの崩れをもろに食らっていたらしい。
 上半身の力については、荒れた路面でどうしてもバイクが揺れ、不安定な上ブレーキがあまり効かないので自然に強くブレーキを握ってしまうようだ。これはなぜか手をほどこうとしても反対のことをしてしまう。こんなこともあって、みんな平気なのに私だけ呼吸が乱れ、疲れ切っている感じであった。

 ただ、大分走れるようになったと思っても、上半身の力みのせいで、もう腕が上がってしまい、肩にも腕にも力が入らない。

 そんなとき、先のNさんがバイクのセッティングの不備に気づき、リア・ショック(サスペンション)の設定を少し柔らかくしてくれた。すると、後輪ブレーキが効くようになり、多少衝撃も押さえられるので、若干は走りやすくなった。しかし、Nさんによると、フロント・サスペンションも下りには堅すぎだという。こちらはコイルスプリングを使っているので、簡単には調整できない。
 私のグラグラぶりを見かねて、Nさんがご自分のバイクを貸してくださった。
 なんと、SANTA CRUZのNOMADのNさんバージョンである。
 私は下手なので遠慮しようと思ったが、「乗ればおそらくわかりますよ」という。そこで、お言葉に甘えて乗せていただくことにしたのだが、自分の無知にびっくりした。全く違う乗り物なのだ。まるでエンジンがついているみたい。初めて乗るバイクなのにProphetよりずっと快適で、全然怖くない。快適で、爽快。「えっ。下りって、こんなに楽しかったの?」と、借りたバイクであるのも忘れて夢中で走った。
 その後、自分のバイクに乗ってみると、なんと乗りにくいことか。一番感じたのは、NOMADの安定感のすごさだった。重心位置が座っている感じ。Prophetは走っていると何カ所かに分散する感じがある。
 また、Prophetは指摘通りフロントサスペンションが固く、接地感が少なくてブレーキの危機が悪い。その上、とても衝撃を拾ってしまい、全身の疲労を強くする。

 ただ、これは単にProphetが悪いわけではない。NさんのNOMADはNさんがパーツ構成からセッティングまできちんとやっている。Nさんに限らず、私の友人もそう。
 私は、ただメーカー推奨値を使っているだけ。それが必ずしも走る場所や自分の走り方に合っているわけではないので、あれだけ不安定なのも当たり前なのかもしれない。これについては、Nさんにも、友人にもいいアドバイスをもらったので、これからちょっと試してみようと思う。

 しかし、パーツ構成やセッティングを差し引いてもNOMADの性能はすごいと感じた。
 しかも、あれだけ下れて、登りもすごいそうだ。

 このように、今回は勉強することがいっぱいあったし、しかも楽しかった。ほんとうに、Nさんと友人には感謝である。
 とりあえず、Prophetの調整を考えないと。
 しかし、NOMADの衝撃、忘れられそうにない。