Westone UM3X その後

002Shure社のE5c, E500PTHを使用し始めたときは、聞くたびに音が変わっていく様をまざまざと体験することができました。E5cのときはまだカナル型イヤホンに慣れていなかったため、装着がうまくいったとき、いかなかったとき、イヤチップの選定などの影響もあったかもしれません。E500PTHの1回目は装着は相当慣れていたものの、聞くたびに音が変わっていくのを楽しめました。2回目は耳に入れずに鳴らしっぱなしにしたので、開封直後と10数時間ならしたあとの劇的な変化を楽しめました。

20年近く前にちょっと(数時間)聞いただけでお蔵入りしていたAIWA HP-D9なんかは、聞き始めはやはり20年前と印象が変わりませんでしたが、少し鳴らしっぱなしにしたらかなり音が変わりました。これはダイナミック型だからかもしれませんね。長期間の放置も影響しているかも。でも、20年前によく使っていたAIWA HP-V99については簡易修理して使ってみたら、当時の印象そのままにぶっ飛ぶような高音質を維持していましたね。

Ultimate Ears Triple.fi 10 Proの場合は、最初から音の広がりがすごくてShureの2機種のような変化はあまりなかったと思います。実際、交換品が届いた際、旧製品と開封直後の製品を標準ケーブルで聞き比べてみましたが、前者が小さな楽器の音を明確に鳴らすのに対して、開封直後の製品ではわずかに不明瞭だったくらいしか差を感じ取ることができませんでした。初期の製品と交換品ではケーブルも変わっていたので、音質が改善されていた可能性はありますが。

比較的最近入手したER-4Sも、初めて聞いたときの印象と現在の印象はほとんど変わりません。若干、音の角がとれてつややかになったかな、くらいです。最近のBA(バランスド・アーマチュア)型製品はエイジングやバーンインが不必要なほど安定した状態で出荷されているのかもしれませんね。

それにしても、UM3Xは、ここ数日毎日聞き続けているけど、全く印象が変わりません。

じゃあ、E500PTHの2回目でやったように、少し音量を上げて、しばらく鳴らしっぱなしにしてはどうか、と思いました。ついでに、左側のユニットの感度が低いように感じて仕方がない10 Proのほうも途中から同じ方法で放置です。

10 Proのほうは、Null Audioケーブルで240曲ほど鳴らしましたが、左側の感度が悪いのは変わらず。例えば、モスキート音は右のユニットは18kHzまで聞こえるけど、左のユニットだと16kHzでも怪しい、みたいな。私の耳のせいかもしれませんので、同じ側の耳で試しました。14kHzや15kHzも右と左では明らかに音量が違います。

そこで、標準ケーブルに戻してみると、右も左も大差なくなりました。NullケーブルはL字型の場合回転して接触が悪くなるのかも。今まで標準ケーブルでも微妙に左側がこもるので、今さらに鳴らしっぱなしを続けています。

UM3XのほうはiPodのボリュームを50%程度にして300曲以上鳴らしてみたあとで聞いてみましたが、やっぱり印象が変わりません。すべての音が均等に聞こえるような感じで、無機質な感じ。

もうちょっと鳴らしてみたあとで、改めてしっかり聞いてみたいと思います。高価なものは無理ですが、PHPA(ポータブルヘッドホンアンプ)の導入も考えます。