ノイズキャンセリング ヘッドホン

 12月に妻にもらったiPod。付属してきたヘッドホンに満足できず、VictorのBe! HP-AL301という耳かけ式のヘッドホンを購入してみました。耳かけ式にしたのは、インナーイヤタイプだと昔から長時間の装着で耳孔の周りに痛みを感じることが多かったからです。
 いざ、Be!を使ってみると、当然耳孔の周りは圧迫されません。しかし、フックを引っかける部分の痛みが起こりやすい、という本末転倒な結果になってしまったのでした。
 また、耳とスピーカの間に隙間ができるせいか、低音が不足し、電車などの乗り物の中ではシャカシャカ音しか聞こえず、かなり不愉快です。両手で耳に押さえつけると音は豊かになるんですが、そんなことをしていても音楽は楽しめません。
 そこで、以前使っていたHP-D9の印象から、AIWAのHP-VX101を購入したのですが、音がこもってしまって伸びのあるサウンドを楽しめません。ただ、これは耳が痛くならないので、購入してからはこればかり使っていましたが。

 ネットを検索すると、1万円未満の商品とそれ以上の商品でははっきり自覚できるほど音が違うというレビューが見られます。やはりそれくらいの製品を買うしかないかな、と改めて量販店に行くことにしました。

 しかし、量販店では視聴のためのサンプル品が置いてあっても、なかなか適正な音量で試すことができません。サンプルも手荒に扱われているせいか、片方の音が聞こえなかったり、思ったよりも音が悪かったり。
 そこで、次に耳に覆い被せるタイプのヘッドホンを探してみました。このタイプは密閉型になるとかなりの迫力がありますが、持ち運びに便利とはいえません。
 やはり小型のヘッドホンにしようと思いましたが、音を試さずに15000円とか50000円のヘッドホンを購入するのは勇気がいります。
 そこで目についたのが、ノイズキャンセリングというタイプのヘッドホン。外部の音と逆の位相を持つ音を出すことで、外部の音を聞こえにくくするというものです。結果的に、小さい音量で音楽を楽しめるようになるとか。
 もう少しグレードの高いヘッドホンを買うつもりだったのですが、ノイズキャンセリングをどうしても試してみたくなり、SONYのMDR-NC11Aというヘッドホンを購入してみました。少し前に買ったAIWAと同様カナル型なので、私の耳にはやさしいのではないかと思います。
 最初、普通に取り付けて音楽を聴いたときにはボリュームが小さく、音が若干こもったように感じられ、「またか」と思いましたが、今まで使っていたものと異なり、手元にボリュームのコントローラがあります。これで音量を若干上げると、少しパンチの効いた音になり、高音も普通に聞こえる音になりました。
 次にノイズキャンセリング機能を有効にしてみると、突然高音がざわつき始めます。電車の中で使ってみると、なるほど何となく聞きやすくなったような気がします。しかし、ノイズキャンセリングのスイッチを入れる前と入れたあとで、電車のノイズが変わるか、というとそうでもありませんでした。
 それから2日間ほど使っていますが、ノイズキャンセリングのスイッチはほとんど入れていません。

 ただ、音の好みで言えば、iPodの付属品やその後購入したBe!、AIWAと比較するとずっと好きな音であることは間違いありません。高音はもう少しクリアであってほしい気もしますが、低音はよく出ている感じです。ようやく、私の使い方でほぼ満足できるヘッドホンに出会えました。
 弱点はコードが長くてかさばることでしょうか? もう少し短くして、延長できるようしてほしかった気がします。