マウスで筋トレ?

ネットニュースでおもしろいものを見つけた。

その名は
「筋肉マウス」http://www.thanko.jp/kinniku_mouse.html

なんとこのマウスはEMS(Electrical Muscle Stimulation)の仕組みを内蔵しているのだ。EMSとは電気刺激により筋肉を収縮させるもので、もともとはリハビリテーション用のシステムだった。
私にとってEMSと言えば、1970年代にブルース・リーが使っていた、という印象が強い。当時は「それが死因の一つ」というウワサもあった。
私も実際にいくつかの機器をためしてみたが、確かに筋肉はある程度使われ、疲労感も残る。
ただ、私たちの体は、継続的な運動などでは中枢側(脳・脊髄)と末梢側(筋)で疲労をコントロールしているのだが、EMSによってこのバランスを崩すことはないだろうか?
たとえば、中枢性の疲労で動きが悪くなっているような筋肉でも、末梢側に余裕があればEMSによってさらに収縮を継続することができてしまう。この場合、本来ならちょうど良い程度であったはずの筋肉への追い込みが、過剰な刺激になってしまう場合があると思われるのだ。
逆に適度な刺激を与えれば、中枢側を疲労させずに筋肉に適度な刺激を与えることができると考えられる。これは、筋肉を収縮させて、血行をよくすることでリラクセーション効果を望めるのでは、ということである。

マウスに組み込む、ということはやはりお仕事などでパソコンを使いながらこの仕組みを利用する、ということが念頭にあるのだろう。一カ所でアイソメトリックス的に収縮を繰り返すOA作業中に、筋肉を適度に収縮させることは、その部位の代謝を促し、血行を促進して疲労蓄積を防げる可能性がある。また、多少の運動不足改善効果もあるかもしれない。そう考えるとこれはとてもおもしろいアイデアである。刺激調整もマウスでできるようだから、操作性もなかなかよさそう。