後ろ髪を引かれながらも一度オークションに出品した、一番のお気に入りバイクであるYETI SB5c。多分、フレームのリアディレーラーガイドの所にクラックが入って補修していたり、Mavic XA Pro Carbon 27.5のリムからスポークが抜けた際の補修痕が嫌われてしまったのか、あるいはリアサスの傷が嫌われてしまったのか、個人的にはかなり安めの額でスタートしたのに動きがなく、値が付く可能性がかなり低いと感じられたため結局引っ込めることになってしまいました。
でも実は、引っ込めてみてホッとしている自分がいたりもします。実際、もしあんな低い価格でしか手放せないのなら自分が乗った方がいいです。乗車には不都合がなく、27.5erとしては性能が高いバイクだと思っています。そんな高速バイクを年寄りの私が乗りこなすのは難しいため、もう少し制動力が強いブレーキに変えてスピードが出過ぎないように抑える努力をしようと思います。
ただ、これを引っ込めたからにはこの代わりのバイクを手放す必要はあるんです。以前も書きましたが、Cannondale Prophetを手放す決意をしました。おそらくこれをもって、26erは本当に卒業になると思います。LeftyをLSCが調節できる上位モデルのカーボンに変えているので入手したときよりは高い価格で出すつもりですが(Leftyだけで8万くらいかかってますからね)、前回のSB5cに期待していたほどの価格では落ちないとは思うけど、今回のSB5cの反応ほどは不満は出ないと思います。
今後Leftyに乗りたいと思ったときには、妻のRushに乗って楽しむことにします。110mmくらいのLeftyは今もよくeBayに出品されているし、リアサスの190mm x 50mmもよく見かけますから、こちらはもう少し長く楽しめるんじゃないかな。ちょっとサイズは小さいですけどね。
そして、今日は手放すのを止めたYETI SB5cで走ることにしました。
出品に当たって各所メンテナンスしたばかりなので、まるで新品に乗ったかのような反応です。心配していたリアサスのコンプレッションも思ったより効く感じで、まだこの仕様のまま行けそうな感じかな。
あまりに軽くて走るんで、昨日よりは涼しくなかったけど玉川上水を走ることにしました。
TREK FUEL EX5 GEN6もなるべく軽いパーツで組むようにはしているけど、超えられない壁があると思いました。ホイールをカーボンとかにするとまた違ってくるのかもですね。
やはり車体のバランスはいいですね。前三角の中にボトルが入れば言うことないんだけどな〜。
350mlペットボトル用に小さなボトルケージを入れてみようかな。無理かな。リアサスを操作できなくなるか。
玉川上水コースは長丁場なので、いつもの公園に戻ってくるとホッとします。
このバイクに乗れたことが嬉しくなって何度も下りては写真を撮りました。
段差もこの程度であればTREK FUEL EX5 GEN 6とほとんど変わらないほど安定しています。このバイクでは久々だったので飛び出す瞬間はちょっと緊張しましたが。
フロントリフトはもともと難しい感じがあり、TREK FUEL EX5 GEN 6とそう変わらない印象ですが、リアリフトはやりやすい! GEN 6だとちょっと意識して抜重しないとリアが上がりにくい感じがあります。
とりあえずは復活したYETI SB5c。フロントタイヤもリアタイヤと揃えてMaxxis Forekaster 27.5 x 2.35に変えようかと思っています。一番いいなと思ったタイヤは富士見パノラマでも安定していたSchwalbe Nobby Nic 27.5 x 2.4でしたが、常設コースでなければ軽量なMaxxis Forekaster 27.5 x 2.35は悪くない感じがします。
ただ、このホイール、タイヤを替えるのが面倒くさいんだよな〜。
さて、TREK FUEL EX5 GEN 6の軽量化も準備しています。
前回の作業でXX1に取り付けたBurgtecの楕円リング。スピンドルと固定ボルトの幅が狭くて結構外すのが面倒です。トルクレンチも斜めに入ってしまいますので、ボルトを舐めそうで怖くて使えません。SRAM GXPの唯一の欠点かも。BB30やDUBだとスピンドルは非ドライブサイドに着くのでこういう問題はないんですが。
今回SRAM XO DH 165mmを入手しました。
右がXO DHです。スピンドルが長くなり、これはもともとついてきたShimano FC-M6120-1 165mmや現在装着しているShimano FC-M8120-1 175mmと同程度の長さになるんじゃないかな? これで締め込んだとしても多分キツくなることはなく、微妙な隙間は波形ワッシャーでガタを取る形になるんじゃないかと期待しています。
BURGTECの楕円設定はよく考えられていると思います。クランク前側が水平位置より少し下がった、一番力を加えやすい場所でトルクをかけられるようになっていて、今装着している安価な楕円リングとは効果が変わってくるように思えます。
そういえばXO DHのフィキシングボルトは初めて見る形状でした。締め方はこれまでと変わりません。
もし、これで装着できなければショックですが、計算上はおそらく問題ないと考えます。BBは新しいものを入手するまでは現在のGEN 6に付属しているものを流用しようかなと思っています。
さて、土曜日は常設コースへ…なんてDHさんと話しているんですけど、天気予報は今のところどこも微妙ですね…。
コメント
コメント一覧 (2件)
突然のコメント失礼します。
ブログ読ませて頂き参考にさせて頂きました。
現在、YETIのMTBに非常に興味を持っており購入を検討しているのですが、最新の物はとても手が出ないので中古を探そうかと思っていまして、SB5C、SB66などどうなのでしょうか?
これからMTB遊びを本格化しようと考えているアラフィフです。
ご教授頂ければうれしいです。
よろしくお願いします。
SGHRさん
初めまして。
SB66Cは26インチバイクとはいえ、リア150mmのこのバイクは下り性能は素晴らしかったです。
フロント3.0、リア2.8を入れることができ、プラスバイクとしても楽しめました。
自走で長距離走るのはあまり向いていないと思われましたが、車で運んで山で遊ぶにはすごく高性能だったと思います。
前オーナーが常設コースで走るのも見ましたが、下りが早すぎて追走することができない、ということはあったので、26インチとしてはかなり高性能化と思います。27.5のIntense Tracer 275よりも下りがキツいトレイルでは楽でした。
軽量パーツで組めば12kg台で、軽量でもありました。
当時はあまり一緒に活動する人がいなくて、自走が中心だったので、SB5cを入手したことをきっかけに売却しました。
アルミフレームのSB66は乗ったことがないです。
SB5cは27.5としては一番軽く組んだときはペダル込みでも11.4kgと軽量でした。そのおかげで自走も楽で、昨年末までは私の手持ちのバイクの中では一番乗っているバイクでした。
リアのシステムがSwitch Infinityに改良され、127mmしかないリアトラベルがもっとあるような感じで、また路面追従性が素晴らしかったです。
とにかく凄いと思ったのはバイクの飛び出し感で、かなり長い上り返しで漕がずに登ってしまうところはほかのバイクには見られない特徴です。
下りも、富士見BLACKはさすがにキツかったですけど、GREENやBLUEでは最高に近いバイクなのではないかと思いました。
上りは、2020年代のバイクのほうが登りますね。まだこの時代のバイクは前輪が浮きやすいです。
最近ライド仲間が増え、常設コースライドが増えてきて、この飛び出し感がアラ還にはちょっとオーバースペックに感じられるようになり(怖い)、一時は手放すことも考えましたが、ホイールを別に持っている重いものに変えればいいかと考えを変え、安くで売るくらいなら自分で乗る決心をしたところです。
私はフロントリフトやジャンプも苦手な素人ですので、参考になるかわかりませんが。
いずれにしても、これからMTB生活を楽しんでいただければ、と思います!
どうぞ宜しくお願いいたします。