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2004-10

MTB入手

 来月、MTBの草レースに出場することになったが、肝心のMTBがない。
 ここのところ毎日のようにMTBの情報をネットで調べ、休日には自転車屋に出かけていた。
 当初はLOUIS GARNEAU(ルイガノ)のLGS-XC FLITE DもしくはUという車種に関心が集まっていた。デザインがシンプルでいいのだ。しかし、2004年モデルは在庫がないし、2005年モデルは1-3月の入荷だという。
 さらにネットで検索してみると、GIANTのNRS 3という機種に目がいく。これは安価な上に、リアサスペンションにライダーの疲労を抑える効果があることをうたっており、興味深い。また、2005年モデルも比較的流通しているし、2004年モデルの上位機種もまだ残っているようだ。
 ネットだけではわからないので、先週末、一番近くの阿佐ヶ谷にある専門店に出かけてみた。NRSはなかったが、TREKのFUEL 70の2004年モデルがなんと30%引きで販売されているではないか。子供を連れてきているし持ち合わせもなかったのだが、翌週にでも改めて出かけて話を聞いてみようと思った。
 やはり、初めての購入だし、ショップで直接購入したほうが安心という気持ちもあったので、気持ちはこのFUEL 70に大きく傾いてきた。

 そして昨日、ロードバイクで山手通りを走っているときのこと。中目黒の「ぬかや」という自転車屋さんを思い出した。以前、このコーナーでも紹介したと思うが、店員が非常にフレンドリーで親切なショップだ。閉店間際の20時だったので、また今度にしようかとも思ったが、ちょうど信号が赤になったので、ちょっとだけと思い反対側の車線に渡り、ショップにおじゃました。
 どんなMTBがあるか見ていると、社長さんらしき人が声をかけてきた。ものすごく接客が上手な人だという印象を受ける。
 多くの自転車のショップは、スタッフの「自転車に対する知識の披露」が一番最初にくるという印象が私にはある。もちろんそれがそのスタッフに対する信頼性を高めることにはなると思うのだが、ぬかやさんはちょっと違う。閉店間際なのでそんなに長時間お話したわけではないのだが、上手に私の希望を聞き出していくのだ。私のような素人の場合、おかしなことを言うこともあるのだと思うのだけど、そういうことを一切否定したりしないで、よりよい楽しみ方を提案してくれる。この点では、今年の2月末にロードバイクを購入した際に説明してくれた新宿のJokerの店員さん(店長さん?)にも似ている。
 ただ、異なるのはショップの規模がもう少し小さめなことがあるのかもしれないが、ぬかやさんの場合、そのような姿勢が店員全体に行き渡っていることである。今まで何度かこのショップに入ったのだが、どの店員さんも顧客第一の接客をしてくれる。

 さて、私は社長さん(らしき人)にいろいろと質問をされ、11月にクロスカントリー系の草レースに出ること、予算は10万円強まで、身長は170cmであることを伝えた。
 すると、まずはハードテイル(後方のサスペンションがない)いくつかのバイクを紹介してくれた。ただ、私は前回体験したような山下りも楽しみたいし、ハードテイルは難しいと思っていたので、奥にあるフルサスバイク(前、後ろともにサスペンション装備)に興味を持った。
 そこにはCannondale(キャノンデール)のバイクが数台あったが、31万円とか書いてある。いくら何でも無理だな、と思っていると、その中に10 万円台のバイクが混ざっていた。またそれが、以前ロードバイクを買ったときと同様、私にとってビビビとくる何かを持っていたのだ。
 社長さんは「フルサスでもOKですか?」と聞いてくる。私はそのレース以外にも、下りも楽しみたいし、いろいろなことに使いたいと伝えると、「それなら、そのバイクはおすすめですね。出してみましょうか?」ということになった。
 出してみると、阿佐ヶ谷で見たTREK FUEL 70よりずっと私の好みのデザインだ。上にまたがってみると、今使っているロードバイクとさほど違和感のない感じがする。見た目、重そうではあったが、実際に持ってみた感じは比較的軽かった。今月限りの特価製品だという。フレーム、ハブ(車軸)がディスクブレーキに対応していることから、今後計画しているアップグレードにも申し分ない。今月いっぱいの特別価格ということで、私は購入を決めてしまった。その機種はJekyll (ジキル) 500 の2003年型である。
 ロードのときもそうだったが、本当に「出会い」というものを感じる。それまで、Cannondaleは高いという先入観から検討すらしていなかったのに、それを買うことになってしまうのだから。

 昨日はロードバイクに乗っていたので、購入後すぐに乗って帰ることはできなかった。そこで、前提知識が全くなかったこの車種について、帰宅後ネットでいろいろと調べてみた。すると、フレームは上位機種とさほど変わらず、パーツのグレードで価格が変わっているらしいことがわかった(フレームの型番が全部同じなのだ)。これって、アップグレードを考えている人には最適なシステムでは? FUEL 70だったら、一つ上のグレードまでは同じフレームでも、それ以上はまた違った素材を使っている。どんないいパーツをつけても2つ上のグレード以上にはならないわけだ。しかし、最上位機種と同じフレームなら、パーツを全部変更すれば最上位機種と同じになるのだ。まあ、お金がないからグレードを落としているわけで、パーツの全変更は今のところありえないのだけど。
 ただ、一つ残念なことがわかった。Cannondaleではすでに2005年モデルが発表されていて、私の購入したJekyllは1つのグレードにまとめられ、しかも定価が私が購入した自転車と大差なくなっているのだ。取り付けられているパーツも年々進化しているし、ブレーキは最初からディスクブレーキ。まいったなあ。
 もちろん、2005年タイプが確実に入手できるまで待っていたら11月のレースには間に合わないだろうしなあ。やっぱり実際に見て、またがって決めたわけだから、よしとしよう。

 さて、本日。16:30頃、ぬかやさんに、昨日購入したJekyllを取りに行った。やはりこのお店、挨拶からしてよく、雰囲気がいい。
 ペダルを取り付けることになったので、SPDペダル(ビンディング)を別途購入して取り付けてもらおうかと考えた。しかし、サイクロコンピュータ(スピードメータ・距離計・ほか)の価格が思ったより高く、ペダルまでお金が回らなかった。ペダルは、レース前に考えることにした。
 サイクロコンピュータを取り付けてもらい、少し長めのシートピラー(サドルを取り付ける柱)をカットしてもらったあと、店員の一人がいろいろと説明をしてくれた。自転車を購入して、こんなに丁寧な説明を受けたのは今回が初めてだった。これくらいフォローしてくれると、後々も利用しやすくなる。
 店を出るとき、社長さんが外まで見送ってくれて、「ぜひ楽しんでください」という。
 「楽しんでほしい」。これは本心だと思う。私もいろいろな人に「運動をぜひ楽しんで」というようにしているが、これは私にとっての切実な願いである。

 ぬかやさんから、自宅まで、約8kmの道を走ってみた。走り始め、バイクがすごく重く感じる。やはり普段ロードバイクに乗っていることに加え、このバイクに慣れていないせいだろう。また、初回ということで、何度かまたがったのち、サドルの高さを低めに設定してもらっていた。このため、私はサドルを少しずつ上げて、町乗り用のポジションを作っていった。結局、ロードバイクと同じ程度の高さにしてようやく落ち着けるポジションを見つけたのは、当初の設定から 10cmも伸ばした位置だった。
 それでも当然、ロードバイクのような加速感はない。しかし、段差に乗ったとき、そのスムースさに驚いた。
 私は休みの日はロードバイク以外に、安価な町乗りMTBに乗っていたが、そのバイクは道路で力強くペダリングをすると、沈んで跳ねてを繰り返す。このバイクは段差に乗ると、前後のサスペンションが衝撃を吸収するが、結構弾力を感じてしまう。それに対して、今回購入したJekyllにはそれがない。力強くこいだときの沈み込みは小さく、反発も少ない。逆に反発がペダリングに生かされているように感じることもある。段差の処理は弾むのではなく、実にフラットな感じだ。
 結局8kmの道のりを走るのに、ロードより少し時間はかかったが、無事に自宅に到着することができた。
 そのあともすぐにまた外に出て、少し乗り、食事を食べて少し乗り、を繰り返してしまった。ロードバイクとはまた異なった感触が新鮮だったからだ。それでも17kmくらいにしかならなかったが。

 舗装道路で乗ってみても、それ専用に作られたロードバイクにはとてもかなわない。早くこのバイクの真価が発揮できる山で走ってみたいものだ。トレーニングもがんばって、レースに臨もうと思う。

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MTBレース

 富士見でご一緒させていただいたHさんからMTBレースの申込書が届いたので、本日記入して返送した。これで出場は確定的だ。
 私たちが参加するのは
THE 16th MTB FESTIVAL 2004 IN 横浜 緑山スタジオシティ
 の「花王のバブ ペア90分レース」。「おやじエクストリーマーズ」というチーム名でエントリーする予定。

 私はロードバイクを購入した2月ごろからずっと「ファンライド」という自転車雑誌を購入しているが、この雑誌にはDVDの付録がついている。本格的に自転車について学んだ経験のない私にとっては、動画で見られる手本というのは大変貴重なものである。しかし、最近までロードバイクにしか興味がなく、DVDもロードバイク関連のコンテンツしか見ていなかった。そこで、今回付録のDVDを最初から見直し、DVDの基本技術などを紹介しているコンテンツをまじめに見てみることにした。
 4月号、5月号では、檀拓磨氏の「自転車の選び方」「基本テクニック」が紹介されている。檀氏の見せ方のうまさやカリスマ性のおかげで、MTBを本当に楽しんだことのない私にとっては非常におもしろい企画だった。もっと早くきちんと見ておけばよかった。また、6月号に紹介された鈴木雷太氏の上り・下りのテクニックも非常に興味深いものだった。

 今回私たちが参加するのはあくまで「草レース」ではあるが、試合とかレースとかから遠ざかっていた私にとってはいい目標となる。11月7日までにきちんとピークを作って(期間が短いのでそんな大きなピークは作れないと思うが)がんばってみたい。ただ、もう一つ問題が残っている。私が、悪路を走れるMTBをまだ持っていないことだ。早く入手しないと…。

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久々の自転車

 MTBでこけて3週間が経過したが、まだ左足首の腫れが引かない。顔の傷も、かさぶたがとれてすぐのときより少し目立つようになっている。
 しかし、めげていても治るわけではないし、あまり動かないでいるとよけい運動制限がひどくなって完全回復まで時間がかかることになる。
 昨日、天候がやや回復したことに伴い、約20日ぶりに自転車、ロードバイクに乗った。
 足首の状態がよくないので、昨日はバインディングペダルを使わず、ふつうのシューズで乗ってみたのだが、拇指球(足の親指の付け根のふくらんだ部分)がペダルに固定されないとかえって怖い。しかも思った以上に体力が低下しているのか、予想以上の疲れがある。来月、MTBの草レースにも出るという目標を立てたので、少しずつ回復させなければならない。

 本日は、昨日とうってかわり、非常に調子が良かった。昨日30kmほど乗って、固いサドルのため少しおしり(座骨の部分)に痛みを感じたものの、動きは軽かった。
 今日は心地よい程度の疲れが残っている。完全に調子を戻すには同じくらいの期間がかかるのではないかと思うが、来月の上旬にピークを持って行きたいと思う。あとは、足首の回復がどの程度進むかである。

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iMac G5との1週間

 iMac G5を使い始めて1週間が経過しました。
 私の場合、「親指シフトキーボード」やそれを接続するためのアダプタとなる「iMate」など、特殊な器具やソフトウエアを使用してますので、結構心配していた部分もあったのですが、現在は問題なく使えています。
 ただ、改めての環境づくりは面倒くさいですね。現在、必要になったタイミングで改めてソフトウエアのインストールを行っているところですが、以前の環境に近づくためにはもう少し時間がかかりそうです。

 使ってみた感想はというと、CPUがG5化されたこと、クロック数がUPしたこと、グラフィックチップが比較的新しくなったことから、今までに比べるとかなり快適に感じます。しかし、何より私を満足させたのは、画面だと思いますね。
 現在、1680 X 1050という解像度で利用しているわけですが(以前は1280 X 1024)、横幅が広くなったことで、複数のウィンドウを左右に広げて行う作業が格段に行いやすくなりました。私のようにWebサイトの編集などをメインに行う人にとっては、非常にいい環境だと思います。

 今日、長男がiMac G5に標準で付属する3Dゲームをばりばりやっていましたが、それも非常にスムースでした。ゲームマシンとしても使えないことはないと思います。

 Mac を使い続ける上での心配は、何より親指シフトキーボードでしょう。現在、Mac専用の親指シフトキーボードは市販されていません。開発元でのサポートも終了し、ネットでは「だんだん不調になってきた」という報告がちらほら見られるようになってきています。私は現在使っているキーボードのほかにもう1台新品をストックしていますが、これらはあとどのくらいの期間使うことができるのでしょうか? マメにメンテナンスして、大事に使うしかないですね。

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富士見パノラマリゾート体験(4)

 4xのコースでは、私は先程と同じようにゆっくり走った。
 とりあえず前半は無難にこなすことができた。バイクの傾きは怖いが、さっきよりもバイクが高くジャンプしているのを実感できる。
 しかし落とし穴があった。Cコースの下りでスピードが出たことで、私が扱えるスピードに対する感覚が鈍ってしまったのではないかと思う。
 最後のジャンプ台に突入するときは、おそらく1回目のときよりかなりスピードが乗っていた。それに握力が失われブレーキが効かない。気づいた時にはかなり高く飛び上がっていた。さらに、今までは必ずジャンプのあと、その台の上に着地しバイクをコントロールするようにしていたのだが、それができなかったと思う。はっきりと記憶しているわけではないが、おそらく前輪の部分はジャンプ台の頂上の台を飛び越え、後輪だけが台に着地するような感じになったのだと思う。当然、前輪側が下に落下する動きが加速され、非常に危ない姿勢になってしまったのだ。
 私はこういう経験をしたことは今までないが、前転してバイクが上から振ってくるときの恐怖をHさんに聞かされていたので、とっさにバイクの後ろ側へ降りようと考えた。しかし、バイクは思ったより早く、私の動きは間に合わなかった。バイクはコントロールを失い、私は砂地に顔面から叩きつけられてしまったのである。バイクが上から振ってくることは幸いなかった。
 このあたりについては私には冷静な記憶があって、
「ああ、歯が折れたかな?」
「かなり砂を食っちゃったな」
「あれ、ペダルに足が挟まってる。抜かないと」
 などと考えたのを覚えている。

「最後の最後にやっちゃいましたよ。」と私が自転車を押して、苦笑いしながらHさんに近づくと、Hさんの顔がこわばっている。
「顔、結構擦りむいてますよ」というのだ。
このとき改めて合流していたMさんたちも、
「これは応急手当してもらったほうがいい」
という。私は傷口を洗って、口の中に入った砂さえ流せればいいかな、と思っていたのだが。
 救護室に入ると、係の人たちは、こういうことにはなれきっているようで
「ちょっと擦りむいてますね」
といいながら、左頬、顎、左肩、左腕を消毒してくれた。
「一度、洗い流した方がよさそうですね」
ということになり、トイレに入って初めて自分の顔を見ることになる。

「ヒドい!」

 とりあえず恐る恐る洗い流したのだが、ほかの処置は必要なさそうなので、そのまま自転車を返して帰途につくことにした。
 すると、レンタルショップでは、私の傷を見て、すぐに自転車に異変があるかどうかのチェックを始めた。
 残念ながら、リアディレーラー(後方変速機)が曲がっていたのが確認され、商品代と送料を含めて4000円弱を弁償する羽目に。

 この間待っていてくれたHさん、Mさんには迷惑をかけてしまった。
 この年になって、自分のできること、できないことの判断を誤り、こんなけがをしてしまうとは…。自分のやりたい気持ちが先行し、それ以外の一緒に遊んだメンバーに迷惑が及ぶかもしれない、ということを予測するような気持ちの余裕がなかった。
 今後私が皆さんと一緒に遊ぼうと考えるのなら、自分の都合や考えにとらわれるのではなく、周りのみんなが一様に楽しい時間を過ごせるような「気持ちの余裕」を持つことが必要だと、つくづく反省させられた。

 気持ちは落ち込んでいたが、帰るころになると左足の違和感も気になっていた。左足先がバイクに挟まっていたので、ひねられたのだろう。
 帰途についたあと、段々痛くなってくる…。救護室で1回アイシングしておくべきだった。

 ご迷惑をおかけしたMさん、ご友人とお別れし、Hさんの運転で帰途についた。
 怪我をしたばかりではあったが、Hさんと私の新しいバイク購入について話が盛り上がっていたのだった。

 自宅についてから、すぐに左足首のアイシングを始めたのだが、時すでに遅し。足首は腫れが現れ始めていた。一晩中断続的に冷したのだが、腫れはさらにひどくなり、翌日近くの整形外科医を訪ねることにした。
 目的の医師は有名なスポーツドクターなのだが、都合でしばらくお休みする、ということで別の高齢の先生に見ていただくことになった。
 この先生は、私の擦り傷だらけの顔に唖然としていた。足首よりそっちを気にされていたようで、「処置しとく?」といってくれたが、もう乾いていたのでそのままにしてもらうことにした。
 レントゲンの結果、骨折はないようだが、診断も治療も、従来の整形外科を超えるものではなかった。目的のスポーツドクターさんがいたら、また違っていたのだろうが…。

 私のMTB初体験は、初回からこんな体験をしてしまったのだけれども、昨晩なんかは早く自転車に乗りたくて眠れなかった。特にまたあの下りを体験したくてたまらない。
 Hさんからは、「来月レースに出ない?」というような話もあり、興味津々だ。

 私の趣味にまた一つ、「MTB」が加わった。

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富士見パノラマリゾート体験(3)

Cコースを2回下った後、Hさんの希望で4x(フォー・クロス)のコースへ行ってみることにした。
 4xの定義は私にはわからないが、今回利用したコースは人工的に設けられたジャンプ台やカーブがいくつも並ぶ、短い下りのコースであった。
 実際に走ってみると、ジャンプ台に登るときに自転車が極端に起き上がるため、要領がわからない私にはかなり怖いコースであった。ただ、非常にゆっくり走っているので自転車のジャンプも小さく、一応最後まで倒れることなく完走することかできた。1回走ってみた感想として、ここはまだ私には無理だろうと思われた。

 昼食のあと、Cコースに再び挑む。
 しかしである。3回目になり、体の疲れがかなり蓄積されていることに気づく。Hさんのアドバイスでレンタルショップにブレーキの調整こそしてもらったものの、あまりブレーキの調子がよくない。これは、私の握力が失われつつあることに加え、ロード用の薄いグラブしかつけていなかったので手のひらが衝撃を受け、痛みを感じ始めていたことにもよるのかもしれない。
 それでも楽しいので4回目。今回は私が初めて前を走ることになった。
 前に目標がないのでスピードの目安がわからないが、今までよりは若干速めで下ってみることにした。すると、走行中の景色の流れが非常に早くなり、段々気持ちがよくなってきたのである。3回目の不調が嘘のようだった。全身はかなり疲労していたし、手の痛みなども相当あったが、その分脳内麻薬がどんどん分泌されていたのかもしれない。
 平地などに入ってスピードが落ちかかったとき、お尻を後ろにグッと引くと、バイクが加速されることも実感でき、始めて MTBの面白さを理解したような気がした。初心者の私にテクニックがあるはずもなく、フルサスペンションのバイクだからコントロールがしやすく、スピードも乗せられた、というようなことだろう。実際、走った後雑誌やムックなどの情報を見てみたのだが、その日Hさんが乗ってきていたようなハードテイルだとかなりテクニックがいるらしく、またスピードも乗りにくいらしい。

 4回目を下ったあと、少し休む。5回目を走るかどうか迷ったが、体力的にここで終わったほうが安全だと思った。
 しかし、最後に例の4xをHさんが走ることになった。私はさきほど、あまりバイクコントロールがうまくいかなかったこともあり、やめておくつもりだった。しかし、Hさんが走り出すのをみると、私も最後にちょっとだけ、という気持ちになってしまった。この甘い判断が私のような素人の「油断」ということになるのだろう。

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富士見パノラマリゾート体験(2)

 昨日の続き。
 Dコースを2回下り、少しだけ自転車のコントロールになれることができた。
 次はCコース。距離は一気に7.2kmまで伸びる。初・中級者のためのコースだ。普段、ロードバイクには1日30km弱くらいは乗っているのだが、今回は全く要領のわからないMTBで、しかも下り。大丈夫だろうか?

 サドルが低くてあまり進まないMTBをこぎこぎ、ゴンドラへ向かう。
 頂上では先に登ったMさんたちが待っていた。Mさんは最後に、
「サドルに腰掛けることは考えなくていいですからね」
と改めてアドバイスをしてくれた。その後、Mさんとご友人はBコース、Hさんと私はCコースへ進んだ。
 Hさんが前を走ってくれるので、私はその後ろについて進んでいく。本当に山道なので、道が狭く、また路面も荒れている。そんな中を、Mさんのアドバイスを忘れず、クランクを平行にし、腰を引いて進む。いや、腰が引けていただけかもしれないが。

 初めてのコースでどんなものか全く想像がつかなかったが、前を走るHさんの動きで、どちらの方向へ、どんな要領で進めばいいのかだいたいわかる。
 ただ、私が借りたバイクはディスクブレーキ(メカニカル)なのに、あまりよく効かない。それに走っていて不快な音がするし、ブレーキの音なりも激しい。H さんのバイクがそんな音を立てることがないところをみると、やはり調整不足なのかな、と思う。走りながら、My Bikeが欲しくなってしまう。
 それでも私のバイクは前後にサスペンションがついたタイプなので、初心者にとってはコントロールがしやすいようだ。Hさんのバイクはハードテイルといって、後ろ側のサスペンションがないタイプだが、かなりテクニックが必要らしい。それでも、すいすい下りるHさんはさすが。

 Cコースには所々に休憩所がある。距離もあるので、私たちは休むことにした。
 まだ走り始めたばかりだが、からだの各部分の筋肉にかなりネガティブな収縮(筋肉は縮もうとしているが、それより強い力で引き延ばされるような状態。筋肉痛の原因となる)を繰り返したことを示す軽い疲れがあった。普段、もっと長い距離をガンガンこいだりしているのに、ダウンヒルだと全く違う。特に疲れを感じるのはヒップと大腿部、ふくらはぎ、そして足の裏。

 後半になると、私もだんだんと慣れてきて、恐怖感より山道を抜けるスピード感のほうが気持ちよく感じられるようになっていた。ロードよりスピードが出ているわけではないのだが、道が狭いので、景色が流れるスピードが早い感じがするのだ。

 1回目は何事もなく、下まで到着することができた。
 すばらしい体験だ。
 すぐに2回目にチャレンジすることになったが、2回目は余裕をもって進むことができたと思う。このときが、疲労も少なく、一番ベストだったかもしれない。

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iMac G5

 2002年9月にPower Mac G4を購入してから、約2年間にわたって使い倒してきました。Windows PCを使っていたころはメインマシンを2年も続けて使うということはなかったのですが、長く使えるのがMacのすばらしさなんでしょうか?

 しかし、今年9月の頭、とんでもないものを見てしまったのです。
 そのとんでもないもの、とは「iMac G5」のこと。極端な話、見た目がディスプレイだけになってしまったのです! いろいろなサイトで予想されていた形に近かったし、Windowsマシンにも似たコンセプトのものがたくさんあるのでさほど驚かなかったのですが、デザインと画面の広さが私のツボにはまりました。

 http://www.apple.com/jp/imac/index.html

 Windows マシンよりシンプルで、本当にディスプレイだけになったようです。それまで私はPower Mac G5に買い換えて、ディスプレイはそのまま使うつもりだったのですが、iMac G5のほうが安価だし、同時に広いディスプレイが手にはいる。しかも20万円前半で。きっとマシンの処理速度より、ディスプレイが広いほうが物理的な生産性も上がると勝手に納得し、その日から買い換え候補をiMac G5に絞りました。
 私がPower Mac G4に不満だったのは、何よりその「騒音」です。一度、Appleのプログラムで電源ユニットを静かなタイプと交換したのですが、とても満足のいくレベルに抑えることはできませんでした。本当に疲れているときなど、あまりにもうるさくてストレスになってしようがなかったので…。

 しかし、iMac G5はかなり静かであるといいます。これもPower MacシリーズではなくiMacシリーズを選ぶ一つの理由になりました。

 そして9月末。新宿の西口に出かけ、現物を見に行きました。最初に行ったのはヨドバシカメラの新宿西口店。そこにおいてありました。実際に見る20インチiMac G5のインパクトは、予想以上でした。何より、でかいのです。
 でも、液晶画面は非常にきれいで、複数のウィンドウを広げて広く使えるのが一目瞭然。展示物はRAMが256MBしかないので、速度的なアドバンテージは体感できませんでしたが、画面が大きくなるだけでこれだけ扱いやすいものなのかと、改めて認識した次第です。
 そこで、店員さんに聞くと、次の入荷は全く未定だというではないですか。それはどこの店に行っても同じだったのです。

 以前、友人に「金曜日に品物が入ることが多く、ねらい目」と聞いたことがあったので、10月1日金曜日、改めて出かけてみることにしました。
 今回は、ヨドバシカメラではなく、Sofmap新宿店のMac専門館から訪ねてみることにしたのですが、正解だったかもしれません。欲しかった20インチタイプは1台だけ在庫があったのです。
 本当は還元ポイントが5倍も高いヨドバシカメラに行ってみたかったのですが、残り1台しかないし、後ろではきっと購入を希望するであろう人が何人か並んでいます。店員さんは、「逃したら3週間くらいお待ち頂くことになるかも」と脅し?ます。迷っている暇はありませんでした。

 iMac G5は同じ種類の、同じサイズのメモリを2枚差すと処理速度が上がるかもしれない、という雑誌の記事を読んでいたので、512MB2枚を追加購入しました。同時購入だと半額なのです。気持ち的には還元ポイントでヨドバシ…という気持ちがどこかにあったのですが、メモリが安いことで吹っ切れました。

 最初に対応してくれたお兄さんは非常に感じがよかったのですが、レジのお兄さんは忙しいこともあってか、いらいらしている感じでいい印象は受けませんでした。

 iMacを買いながら、私は自分の体調がおかしくなっていることに気づきました。どうも悪寒がひどくなっているのです。ちょっと前に負った怪我が落ち着いたと思ったら…。
 でも、私の悪い癖で、買ってしまったものはすぐにでも使いたい。くそ重いiMac G5を抱え、自宅に戻ります。捻挫した左足に負担をかけないように…。

 自宅に到着すると、子供たちは興味津々。下の3歳児は特に悪事を働きそう。それで、彼らが布団に入ってから梱包を解くことにしました。

 取り出したiMac G5の本体は、やたら重い! やはりただの液晶ディスプレイではないらしい。妻は、液晶ディスプレイだけ買ってきたと思ったらしく、PowerMac G4というでかい本体があるのに、またこんなでかいのを買ってきて、という態度でした。しかし、ディスプレイ一体型であることを説明すると驚いていましたね。

 iMac G5を初めて立ち上げると、なんと旧マシンから新マシンへ環境をそっくり移せる、というメッセージが出ます。これはすばらしい、と思ったら、 IEEE1394のケーブルが必要とのこと。そんな機能があるのなら、店員さんも一言言ってくれれば、ケーブル買ってきたのに。

 このマシンは非常に快適。操作の体感速度もPower Mac G4と比べると早くなりましたが、画面が広いのが何よりいいです。買ってきてすぐは、妻が何時間もネットを見るのに使っていました。彼女にとっては、デフォルトの液晶画面の明るさはちょっとまぶしいようでした。
 PowerMac G4と比べるとかなり静かです。特に再起動するときの「ゴーッ」という大音響がないのには感動しました。かといって、私が2年前まで使っていた Windowsマシンと比べれば、少しうるさいような気がします。クロック数はWindowsマシンが1.7GHz、iMac G5が1.8GHzと、100MHzくらいしか変わらないのですけれど。

 さて、彼女が一通り使い終わった後、PowerMac G4のバックアップをリストアして使おうと思ったのですが、それをやってしまうと壁紙の表示などがおかしくなってしまうことがわかりました。結局3回ほど最初からインストールしなおす羽目になってしまったのです。

 しかし、私がこの日できたのは、その1回目のみ。熱が38度くらいまで上がってしまったためでした…。

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富士見パノラマリゾート体験(1)

 もう2週間も前になってしまうが、9月23日、ShowTimeの動画でお世話になった、Hさんの薦めでMTBのトレイルライドにチャレンジしてみることにした。彼は私より年齢は少し上だが、とても若く見える。今日日の子供たちよりずっとエネルギッシュで元気な人だ。

 行き先は富士見パノラマリゾート。私は免許を持っていないので、移動はHさんにすべて任せっぱなしだ。本当に申し訳ありませんでした!!

 現地に到着すると、Hさんと顔見知りのMさん、Mさんのご友人と知り合った。MさんはMTB、アウトドアの経験が豊富で、貴重な存在だ。ご自身でもWeb、メーリングリストなどで活躍されている。

 皆さん、山で走る装備をきちんとされていて、バイクも自前だが、私は自宅でロードに乗っているときに使うヘルメット、グラブ、風防グラスを持ってきただけだ。肘、膝のプロテクターはHさんにお借りした。

 皆さんの準備が整ったところで、私はMTBを借りに行くことにした。一番いいものは壊れてしまっている、ということで2番目のグレードのものを借りた。前後にサスペンションがついたシュインというメーカのMTBである。

 乗ってみて気づいたのだが、音がガタガタとうるさい。どうも調整不足を感じてしまう。何度か走った後にHさんが指摘したのは、ブレーキの調整が非常に甘い、ということ。Hさんがレンタルの店員に主張して調整してもらい、多少はよくなったものの、まだまだ甘い。もしかしたら、私のような初心者が前輪をロックしてしまい、前転することがないように、という配慮なのかもしれないが。Hさんのバイクは人差し指1本でコントロールできるのに、私のバイクは2-3本指が必要な感じであった。

 さて、私は全く初めてなので、数百メートルのDコースというところから始めることにした。ベテランの皆さんも初心者の私につきあってくださった。
 まず、Dコースの一番上まで、バイクを押して上ることになる。コース全長は115mだそうだ。高低差は10mくらいあるのだろうか?
 それでも上から見ると結構怖い。
 Mさんが、クランクを地面に対して平行に保ち、おしりを後ろに引いた姿勢をとること、本来は前、後ろ五分五分の力でブレーキをかけるところ、今日は後輪を強めに、というアドバイスをしてくださった。
 その後、Hさん、Mさん、Mさんのご友人が次々と下り始める。私も覚悟を決め、ゆっくりと下りた。距離は短いが最近では感じたことがない緊張感だ。
 非常にゆっくりではあったが、何とか無事に下りることができた。

 もう一度上って、2回目の練習を行うことにした。
 今回は、私の後ろをMさんが走りながら
「コーナーの出口を見てください! 」
と指示。その通りにすると、不安もなくスムースに曲がることができる。ロードバイクに乗っているときは気をつけていることでも、MTBになってみると勝手がわからない。このアドバイスは、このあとCコースを走るときに非常に役立った。

 この2度目の下りは恐怖感はほとんどなかった。
「もうCコースでも大丈夫ですね」
と、何気なくMさんがいう。

 ちょっと怖かったけど、どきどきして早く走りたい気持ちになる。Hさんではないけど、少年時代に戻った気分だ。

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