G DH Marathon 野沢温泉

いよいよ本番である。私の出走順は昨日のリタイアが響き、542番。コースへの入り口で待っているのだがなかなか呼ばれない。
ようやく呼ばれて並んでみるとそこは28列目だった。その後、27列目があいていたので前方にスライドし、最終的にはそこからスタートできることになった。
しかし、650人いるはずなのに、リタイヤした私がなぜに542番で後ろに100人分の番号が残っていたのだろうか? そういえば、私の後ろの列に強そうな人が集まってくる。彼らの会話を聞いていると、どうも彼らは予選には出ず、本戦のみの出場だから私より後ろの番号なのだ。彼らはきっとスピードも速いだろうから、接触したりしないように注意しなければならない。
とはいえ、私の後ろに100人もいるわけではない。どうやら予選のみでなく本戦もキャンセルしている人がかなりいる模様である。
スタートが近づくと野沢の太鼓の演奏が始まり、士気を鼓舞される。そして、一瞬の静寂のあと、スタートの合図。
27列目も思ったより早くスタートできた。コースが長い下りであることもあり、私の位置からはかなり前のほうまで見通すことができたが、600人もの一斉スタートはそれはもうすごいものだった。
私はのんびりと下っていたが、それでもすぐに上級のテクニカルコースと初・中級のコースの分岐がやってくる。前者については、先週一度だけチャレンジしたのみだが、今回で最後の走行だし、上級へ進んでみることにした。ただ、このコースは分かれてすぐのところで大勢の人が止まって並んでいたので、先を急ぐ何人かの選手が引き返して初・中級のほうへ戻っていった。
並んでいた選手がはけて、少し進むと小さなシングルトラックの中に入るが、先週試走したときと異なり、倒木などが払われており、走りやすくなっていることがわかった。このようなコースが2つくらいあり、さらに進むと短い激下りのコースと迂回路に分かれている。私は迂回路のほうを選択したが、こちらは入り口から出口まで多数の人が並んでいる。私の後ろにいた人たちはみな短い下りを選んだので、私は最後尾になった。つまりは現時点では最下位ということだ。
はるか前方には滑りやすい激登り板が設置されていて、そこで人の流れが滞っている。私は並んでズッと順番を待ったが、おそらく私がここを通過するころには1位の人はゴール地点かそこに近いところにいただろう。
その板のところでは、先に超えた人が次の人のバイクを引っ張り上げる、という協力体制をとって、お互いに助け合ってクリアしている。最後尾の私はカメラマンの人に話しかけられた。
「ここに並んだ、ということは、みんなこのお互いの助け合いを期待しているんですか?」
私はそれは全く想定していないことだったのでそうではないと答えたのだが、こういった助け合いができるところもこのイベントのいいところなのだろう。私は最後尾で乗り越えたので、後ろの人を手助けする、という機会はなかったが、私のバイクを引っ張り挙げて下さった前方のみなさんがすべてスタートしてから私も発車することにした。
少し進むと、今度は「きわめて危険」「自信がない人は迂回路を」というような分岐があったので、私は無理をせず迂回路に進んだ。ここはいったん下った後、Uターンして登りで引き返すようなコースになっていて、やさしい分距離を走らなければならなくなっている。全体的に先週試走したのとはかなり異なるコースづくりになっていて、以前よりかなり長くなっていると感じた。それでも、初・中級コースを選択した場合よりは短いだろう。私も激登り板のところではかなり待たされたが、おそらく初・中級も遊歩道で長時間止まることはないにしても結構押して進むことが多かったのではないかと推測する。
上級と初・中級の合流地点から、ぬかるんだ林道に入っていくが、前日からの多数のバイクの走行によって路面の状態は相当ひどくなっており、バイクコントロールも一段と難しくなっていた。ただ、昨日交換したIRC MIBROの具合がよく、転倒などはせずにすんだ。しかし、林道の最後のところから入っていくシングルトラックの部分はやはり入り口から混んでいる。出口の沢のところで人がたまっているのだろう。ここは予選のときと同様、止まっては数十センチ進むという動作の繰り返しだった。
それにしても、路面状態は予選時よりさらに悪くなっている。何とか沢を超えて最後バイクを抱えながら登っていると、誰かがバイクを引っ張り上げてくれた。よくみると、私くらいの年齢のお父さんと、小さな息子さんだった。小学校の低学年くらいか? このお子さんが結構いい具合に私のProphetを引き上げてくれて、意外にあっさり上に上がったのである。
私が上がった後も、次の人を手伝っている。その子の自転車は別の人の手伝いで、別のところから上がってきていた。子供でも大人同様にイベントに参加して、きちんと走ったり人の手助けをしている。私は改めてMTBイベントのメリットを感じたのだった。
私は彼らに何度もお礼をいいつつ、先に進む。次のシングルトラックもかなり止まることが多かった。シングルトラックとは基本的にバイク1台しか通れない道であり、その途中に障害物があったり、急坂があったりするわけだから、人がたまるのも当然だろう。
ここを抜けると、基本的に人が大勢たまるような場所はない。実際、ここからが非常に楽しかった。
舗装路を飛ばし、ゲレンデに入る。枯れ場では滑って一度転倒してしまったが、何人かにパスされたあとキャンバー走行に復帰した。苦手だったキャンバーも結構慣れたようで、ここからはパスされた人のほとんどを抜く形で進み、極端な激下りも草をつかみながらゆっくり降りる、という方法をとったことで意外にスムースに行けた。この急坂もいつかはバイクに乗ったまま降りてみたいと考えるが、現状はこんな方法が精一杯だったのだ。
予選でリタイヤすることになった溝のどころは用心してバイクを降り、その後の繰り返し現れる登りセクション、下りセクションでは抜かすことはあっても抜かれることはなかった。ゴール直前の下りも思い切りペダリングする余裕を残した状態だった。ゴールしたのは出走して83分を過ぎたころだったが、何とか制限時間の90分以内に走ることができて満足している。おそらくこの時間の半分以上が障害物やシングルトラックでバイクを降りて待っていた時間だっただろう。
今回のレースは準備も、毎回の走行のためのバイクの整備も大変だった。駐車場からゴンドラやパーティ会場までも比較的距離があり、行き来に若干不自由もした。しかし、走り終わってみれば非常に楽しいイベントであった。
来年もこのイベントに参加するか? と問われれば現状では微妙だ。何より今は終わったばかりで疲労が激しいし、ちょっと来年のことまでは考えられないのがその理由だ。そのころまでに私の技量が上がって、スムースに柔らかく降りられるようになっていたら、また気持ちが盛り上がるのかもしれない。

野沢DHマラソン・予選

今回、大勢による一斉スタートということで、ゴンドラが混雑する可能性が高いという。このため、私の予選は14:00スタートだったのだが、12:00にはゴンドラに乗車し、12:30には山頂のレストランにいた。
前カテゴリ終了後、すぐにスタート地点に向かう。そこでは列毎に選手が呼ばれていた。私は最高列の16列からスタートするので、呼ばれたのは一番最後である。それでも、遅れてきた人が私たちの後ろについたので、実際には17列あった。これだけの人数で、下りをスタートするのは初めてなので思ったより緊張感があったのだが、いざスタートとなると最後尾に近いので危険を感じることはなかった。
今回も試走同様、初・中級者コースを選択して下まで降りきったのだが、予想通り遊歩道は混んでいる。時々バイクに乗りながら、多くは押しで進むことになった。後で聞いたら、トップは18分くらいでゴールしたらしい。私が遊歩道を進んでいたころにはすでにゴールしていたのか。信じられないスピードだ。
沢のシングルトラックはもっと混雑していた。沢に達する下りの途中で30分以上が経過していて、先が心配になる。何とか沢を超えても、次のシングルトラックで同じようにずっと止まって並んでいる。誰かが「試走ではここが一番楽しめるセクションだったのに」というようなことを行っていたが、この状況だとレースでもここをバイクに乗って走れることはないだろう。
その後、激下りなどを経て、最初の登りセクションへ進むために、コンクリートの側溝を横切る。前輪を持ち上げ、後輪を抜重しようとすると、疲労でうまくいかない。後輪が「ガツン」という音を立てた。いやな予感がしたが、先週や午前中の試走でパスしているのであまり心配しなかった。しかし、横から声がかかる。
「それ、パンクしてますよ」と。
「本当に?」
バイクを降りて確かめると、確かにシューッという悲惨な音が。チューブレスタイヤの表面に5ミリくらいの亀裂が入り、そこから空気が抜けているのだ! そうだった。2.0inchに変えて、エアボリュームも減っていたんだった…。時すでに遅し。
あわててコースの外に出て、対策を考える。これは中にチューブを入れるしかない。ただ、5ミリ程度避けているので、その対策も無駄かもしれない。いずれにせよ、何とかしなければならず、ウエストポーチの中を見る。なんと、チューブがない。代わりに入っていたのはアイウエアのケース…。馬鹿。サドルバッグの中にも入っていない。
近くにいる人にチューブを持っている人がいないか聞いてみた。一人の選手が貸してくださるという。喜んでお借りしようと思ったが、彼もパンクで、チューブの穴をふさごうとしてうまくいっていない、という状況だった。これでは申し訳ないので、チューブをお返しし、私はリタイアすることにした。
私の後に通過する人も次々と、プシューッと音を立てて止まっている。魔のセクションだ…。
側溝越えのミスを後悔しながらバイクを押して舗装路を降りていく。しかし残りの距離を考えると埒があかない。どうせタイヤの修理も難しいだろうから、タイヤを犠牲にしてゆっくり舗装路を乗って降りることにした。悔しさがどんどん込み上げてくる。思ったより長い距離の下りが続く。蛇行のせいか、コースを降りるよりずっと長いようだ。タイヤどころかリムも心配になってきたが、もう自棄っぱちでそのまま乗って降りることをやめなかった。

ゴール地点まで何とか降りて、今回のプロジェクトの代表である八代さんのいるテントに行き、リタイアの旨を伝えた。すると、八代さんが
「大変でしたね。わざわざここまでありがとう。ちなみに、予選でリタイアしたって本戦には出られるからね。明日頑張って走って下さいね!」と励まされた。そして
「みなさん、リタイアしたって本戦は走れるからね。頑張って走ってください」
と放送していた。
とりあえず、本戦はリタイアにならなかった。ほっとしたが、自棄っぱちになって乗って降りてきたProphetのホイールは果たして大丈夫なのだろうか? そっちが心配になってしまった。

そこで、野沢温泉アリーナのメーカーブースに行ってみた。まずはCannondaleのブースだが、残念ながらタイヤは持ってきていないとのこと。残念である。次にIRCのブース。ここには、昨日ショップで見かけたMIBROの2.25inchがチューブド、チューブレスともに置いてある。しかし、残り少ない。聞いてみると、今日かなりの数が出たそうだ。
1本で6000円、2本で10000円という。昨日購入したばかりのタイヤはもったいないが、2本まとめて購入し、交換することにした。すると
「交換しましょうか?」
と言っていただいたので、喜んでおまかせした。IRCブースの人は今回Lefty(レフティ・片持ちフォーク)の交換を初めて覚えた、とのことで、私のホイールの取り外しはスムースだった。
驚いたのは、交換のスムースさである。取り外しはものの数秒、取り付けも1分はかかっていなかった。
もちろん泥だらけなので、リムをきれいにするという工程はかかっていたものの、交換そのものの段取りはさすがにプロフェッショナルである。Bikitさんのときと同様、かなり詳細にコツを教えてくれた。Bikitさんでは外すときにタイヤを手前に引いて外すようにしていたと記憶しているが(体験で私もそうやらせてもらった)、IRCのスタッフは前に押し出すようにして本当に一瞬で外していた。これは製品の特性によっても異なるのかもしれない。
おかげで、とりあえず私のバイクのタイヤはよみがえった。空気漏れもなさそう。とりあえず、明日の本戦は大丈夫と見た。
洗車場は多くの人が並んでいて、とても洗える状態ではなかったので、宿泊先の馬場荘のご主人にお願いして、裏庭で洗車をさせていただいた。会場に用意された洗車場よりはるかに水圧が強く、よりきれいに洗えたのはありがたかった。

予選の後はウェルカムパーティが18:00より開催された。立食パーティ形式だが、ものすごい人なので、なかなか食事がとれない。苦労して集めた食事は郷土料理でとてもおいしく、いつのまにか満腹になっている私がいた。
その後、コースデザイナーである竹本選手の、ヘッドカメラによるコース案内が始まった。攻略法についてはあまり聞こえなかったが、画面でみるとものすごいスピードで降りていることがわかる。さすがにプロはすごいと思ったものである。
しかし、プロジェクトの代表である八代さんという人はすごいエネルギーの持ち主である。あのカリスマで多くの人を魅了しているのだろう。地元の人の太鼓のパフォーマンスなど、野沢の文化とMTBを融合させたイベントは見事の一言に尽きた。
宿に戻ると、ご主人が自ら収穫したというトウモロコシをご馳走になった。これは本当においしかった。明日のための大きな活力になりそうだ。

予選直前の試走

友人夫婦と野沢に移動し、23:30ごろ民宿の馬場荘に入る。疲れてはいたけど、すぐには寝つけなかった。それに、朝になるまで何度も目が覚めてしまう。緊張と興奮によるものだろうか。
翌朝8:00に宿を出て、その後バイクの準備をしてエントリーを行った。先週の試走時、何度も洗車しているせいか、私のCannondale Prophet 1000はリア・シフターの調子がいま一つ。ロー側に変速する際に極端に重いのである。また、リア・ブレーキに関しては相変わらず大きな異音がする。
午後から行われる予選はカテゴリ別で分かれてスタートする。私は技能的にまだまだなので、一斉スタート時に前にいるのはかなり心配だ。今回は前半落ち着いて行動できるよう、残り1枠となっていた最後尾列からのスタートを選択した。人間の心理なのか、最前列と最後尾が埋まっていて、真ん中の列はぽっかりと開いていたのが面白い。
その後、午前中に一本試走してみた。私の記憶なので、間違いがあるかもしれないが、試走時の印象を書いてみる。

(スタート〜遊歩道)
標高1200mのやまびこゲレンデからまっすぐ下っていくと上級テクニカルコースと初・中級者コースの分岐がある。私は初中級者、友人は上級者のコースという風に分かれた。初級者用のコースは長い直線の下りとなる。前回2.35inchだったのに対し、タイヤ今回は2.00inchとタイヤが細いこともあるため、前回フルスピードで下ったこのコースは今回は若干抑え気味に走ってみた。
その後は遊歩道。ここは前回の試走期間は乗車禁止であったため、その雰囲気を味わう程度しかできなかったが、今回は乗車してしっかり乗ってみた。この遊歩道、地面に木の根が多数露出していてその滑ることといったら…。下手にペダリングすると結構バランスを崩すので、このセクションではあまり強い漕ぎはできないだろう。まあ、本番ではどうしてもここは人で詰まってしまうだろうから、押すことが多くなるのだろうな。
遊歩道を抜けると湖へでる。一度舗装道路を出てもう一度遊歩道に入り、その後上級コースと合流する。

(ぬかるんだ林道)
このあと、ぬかるんだ林道である。先週の試走ではぐちゃぐちゃで、高速のまま水切りの溝に突っ込み、派手に転倒してしまった。今回は、前回以上にぬかるんでいて、タイヤもかなり深く沈んでいたのに、今回のDHマラソンのためにチョイスしたMichelinのドライコンディション向けタイヤは多少滑りながらも、このどろどろのコースをすんなり進んでくれるのでびっくり。水切りは浅い左側を走り抜けることで今回は転倒せずにパス。

(沢が2本横切るシングルトラック)
その後は林の中のシングルトラックコースだが、ここが大問題だ。下りきったところで途中沢になっている部分があり、バイクの前輪の1/3ほどが埋まってしまうような泥である。今回は先週よりひどくなっているようだ。ここで必ず靴がどろどろになってしまう。これが2つ続く。
最後に急な上りを登って広いところに出るがここも滑りやすい。バイクを押して登るのが大変だ。

(出口が激下りのシングルトラック)
ちょっとキャンバー状態になっている外のコースを走ったあと、また林の中のシングルトラックにいく。ここも下りや多少難しいセクションも多いが、最後の急な下りだけが心配である。先週はここを思い切り下って、そのすぐ先にあった水切りに引っ掛かり転倒してしまった。今回はかなり滑りやすくなっていたので、ここは思い切ってバイクを降り、安全にいくことにした。

(舗装道路)
このあと、舗装道路をしばらく下る。私にとってはここが一番スピードが乗って気持ちいいかもしれない。ただ、多数のバイクが試走しているためか、舗装道路にはかなりの泥が入り込んでいる。またものすごくスピードが出る場所なので、先程のシングルトラックで拾った土が前輪からすごい勢いでゴーグルまで跳ね上がってくる。

(ゲレンデ下り)
その後、ゲレンデを下っていく。まっすぐ下ったあと滑りやすい登り返しがあり、その後複数の岩が露出したセクションがある。ここは私くらいの技量でも走っていてそこそこ楽しい。この岩のセクションを抜け、右コーナーがあるが、ここに私の苦手な水切りがあり、さらにゲレンデを斜めに降りるキャンバー走行となる。コーナリングすると後輪が滑ってなかなかスリルがある。すでに数多くのバイクが走っているためか、先週より滑りやすくなっているようだ。そういえば、このセクションは先週走ったときは怖くてたまらなかったが、鈴木雷太さんの著書『MTBトレイル・ライディング』(山海堂)の該当箇所を何度も読み直し、イメージトレーニングをしていたせいか、今回に関しては楽しめた。

(最大の激下りセクション)
ここをすぎると、溝が多数ある直線的な下りがある。途中、上級者用のチャレンジコースというショートカットがあるが、前回ちらりと見たところ斜度がきつすぎるのでパス。それでも、かなりの斜度を下ることには変わりなく、ブレーキはほとんど効かない。後輪がすぐロックして、草の上を滑り降りるような感じだ。この急坂を降りきったところで大きな溝があるはず。前回ここではすべて担いで渡ったのだが、今回コースが変わっていて、左折しての急な上り坂となっていた。ここを登っていくと、右側へかなりの激下りがある。私はとても乗っては降りられない。これは、先程パスした上級のショートカットからつながっているようである。そこをバイクを押しながらゆっくり降りると、さらにきつい斜度の檄下りが! こんなとこ、絶対降りられない。私から見て、これは坂というよりガケである。7月にチャレンジした苗場の最大斜度が30度とのことだが、今回のこの激下りセクションはその比ではない。
私がどうしようか迷っているそばから、2人ほど乗って降りているのを見た。斜め上からみているとちょっとでもミスすれば前転しそうな角度になっている。あの姿勢できれいに降りるとは、信じられない。
私はというと、滑り降りた、というかバイクと一緒に転がり落ちた。
ここを抜けると、大きめの溝を一つ抜けて、その後林道の下りに入り、すぐに登り返しがある。下りで加速しておかないと結構つらい登りなのだが、今回はタイヤが細く、軽くて比較的楽に登ることができた。登り切ったところで左カーブになっており、そこに木の橋がかかっている。その後ぬかるんだ下り、緩い登りと続く。

(登りが繰り返されるセクション)
未舗装の林道を抜けるところで、舗装道路に沿ったコンクリート製の側溝がある。ここを超え、少し長めの直線的な下りへ。左カーブのあと、橋みたいなところを超え、少し降りて砂利の林道に入る。ここを超えると右手にレストハウス?のようなものがあり、広場に出る。ここから一つ目の登りに入るのだ。
登りの途中の水切りはバイクを降りなければならなかったが、今回はそれ以外はバイクに乗ったまま登ってみた。タイヤが2.0inchのせいか軽くて非常に楽だからだ。登りに関しては少なくともこのタイヤのチョイスは正解だったようだ。先週は途中が崖崩れで滑りやすくなっていて押して通ったのだが、今日は乗ったまま抜けてみても大丈夫であった。この登りの後、細い道から林道のような場所に入るが、ここも結構ぬかるんでいる。途中、滑り止めのようなものがあるのが気になるがここを降りて橋をわたると結構急な登りがある。ここを登り切ると広い草原のようになった場所を横切り、思い切り下って最後の難関の登りへ。上手な人はそのまま勢いをつけて登るのだろうが、私はギアの切り換えがうまくいかず、いつも空回りしてから気づいてしまう。
前回かなり苦戦した登りだが、今回は非常にラク。間違いなくタイヤの交換の効果だ。かなりのスピードで登ることができて、現地の係員の人に「がんばってんなあ」みたいなことを言われた。

(すごくスピードの出る、気持ちのいい林道の下り)
さて、前回苦戦したのがこの後の下り。滑り止めが敷いてあるのだが、表面に無数に立っている「髭(ヒゲ)?」がバイクの重みでヨレてふらふらしてしまうのである。確か、先週の最後の試走ではこのセクションの最後でハンドルをとられて転倒してしまった。
しかし、今回この滑り止めが半分外されているではないか。すごく走りやすくなっているし、適当にカーブが続いていて、とても気持ちがいい。ここは舗装道路に出るまでハイスピードで快適に下ることができた。

(残りわずか、ゴールまで)
舗装道路に出て、少し下り、ゲレンデのような場所を降りる。このあと、コンクリートの側溝があって、パンクの危険が高いのだが、そこは今回土嚢が敷いてあり、安全にパスすることができるようになっている。
また舗装道路に出てしばらく登り、ゲレンデ側に右折して最後の下りに入っていく。轍の後には多少の砂利があるが、前回の苗場で結構慣れた。タイヤが細い分、前回より若干バイクが暴れた。
複数のカーブをこなし、ゴール。
何とか順調にいくことができた。予選もこんな感じでいきたいところだ。
大変だったのは下りた後の洗車の順番待ちである。ゴンドラにバイクを載せるためには必ず洗車を行わなければならないことになっていたので、長い時間がかかっても順番を待たなければならないのだ。

野沢DHマラソン準備

先週野沢のコースを走ってみて感じたのは、DHマラソンというだけあり、下りだけではなく、上りなどの漕ぎのコースが多いということ。また、ところどころぬかるんだ場所も印象に残っている。私が想像したほど雨は降らなかったようだが、試走、予選、レースと650人もの人が走るとなると、コースはドロドロになることが予定される。
先週の試走では、Prophetに元からついていたMAXXIS HIGH ROLLER2.35inchを利用して走ったのだが、漕ぎや上りは結構厳しいものがあった。

そこで今日は阿佐ヶ谷にあるショップにタイヤを物色しにいった。少し細めのタイヤで、Wetコンディションに適したものを選ぶつもりだった。Prophetのホイールはチューブレス対応なので、対応製品は限られる。
ショップにあったのはIRC MIBROの1.95-2.25inch、Michelin XCR シリーズなどが候補であったが、ここではタイヤの中央とサイドでコンパウンドを分けているという(デュアルコンパウンド)XCRシリーズのほうに興味を持った。本来ならマッドコンディション用を選ぶほうがいいのだろうが、オールマウンテンというタイプしか見当たらなかった。コンディションを考えれば、このオールマウンテンタイプが望ましいのだろうが、野沢のコースは私の苦手(というかあまり経験のない)キャンバーの横切りもあるので、横滑りしにくいタイプのタイヤのほうがいいのではないかと思われた。また、レースだけでなく、近くの公園を子供と乗ったりすることも考えた。そこで結局、ドライコンディション向きのXCR xtream Tubelessを選択することになった。漕ぐことを考えれば2.0inchというタイヤ径もちょうどいい。

購入店のBikitさんで習ったタイヤ交換の知識を生かし、タイヤレバーなしの交換に挑んだ。さすがに、プロの人のようにスムースにはいかないが、何とか外し、取り付けることができた。とりあえずこれでチューブレスタイヤ交換も経験済み。

この状態で試験的に普通の舗装道路を走ってみたが、非常に走行感が軽い。Jekyllのほうに現在2inchのタイヤを取り付けているが、ほぼ同程度の軽さになったように感じた。
これなら野沢のコースも軽くこげるのではないだろうか? ただ、私の技能レベルだと下りは若干抑え気味に走ることになるかもしれないが。また、マッドセクションでどの程度の走りができるかも未知数だ。

心配なコースコンディション

日本初とされるDHマラソン、G DH Marathon 野沢温泉が27、28日に開催される。私もエントリーしているのだが、26日には台風11号の上陸が予想されている。前回の試走のときも地面はかなり濡れていて、レース当日までにもう少しいいコンディションになってくれることを期待していたのだが、かなり厳しくなってきた。
実は、昨年秋にMTBを始めてから、私は極端にぬかるんだ路面を走った経験がない。DHマラソンというだけあり、かなりの急斜面もあるので、そこをバイクに乗ったままきちんと降りられるのかどうかが心配だ。実は、先週の試走のとき、下りの林道が結構ぬかるんでいるので、途中でバイクが止まらないようかなりのスピードを出していたのだが、水切りの溝の発見が遅れ、思い切り突っ込んで前転した。完全な前転の経験は中学時代以来だが、前回の試走時はバイクが上から振ってきて、かなりのダメージを受けてしまった。
いったん止まってしまってからは、恐怖感も手伝ってか、なかなかスピードを乗せることができず、ハンドルをとられまくったのである。あれ以上のマッドコンディションになるとどうかなあ。

MTBは楽しくて乗っているけど、まだまだスキルが伴わない。27、28日はドロドロのコンディションを走るためのいい経験、ということになるか。とにかく当日は大人数による一斉スタートなので、無理をしないで、ゆっくり楽しく走りたいと思う。

そういえば、前回試走時に高圧で何度も洗車したせいか、Prophetの調子がよくない。まずシフター(変速レバー)の動きが極端に重くなっていて、スムースではない。ProphetについているのはSRAMというメーカーのシフターだが、JekyllについているShimanoのシフターと比べて当初から重い感じがした。今はかなり力を入れないと動かない感じである。リアディレイラーとワイヤーの出入り口に注油してみたが、当初のようには軽くない。ShimanoのDEOREは注油ポイントが分かりやすいが、SRAMはどうしていいかわからない。
いずれにせよDHマラソンまでにBikitさんに持ち込む時間もないし、場合によっては、Jekyllにウェットタイヤをつける形に変更するかもしれない。下りは大変だが、それ以外のポイントでは走りやすくなるのではないかと思う。

Cannondale Synapse

来月くらいから妻が少し遠目のスポーツクラブを利用したいといっているので、彼女のための自転車を新調することにした。Prophet 1000を購入したBikitさんに新製品が出そうなタイミングでの連絡をお願いしていたのだが、先日予約開始の連絡を受け、本日家族連れでお邪魔した。

ヨーロッパ向けの製品はすでに販売開始されているので、日本でのラインナップもある程度は予測していたが、気になっていた製品にRushというものがある。軽量のフルサスペンションMTBである。もしこれが手頃な価格で販売されるなら、場所を選ばず気楽に乗れるのでいいのではないかと思っていた。

ショップにつくと、私のProphetを手配してくださったディレクターの方が私の次男と遊んでくれて、その間店頭カタログを確認することができた。
やはり、Rushという製品があり、その中にはFeminineという女性向けのサイズ(Pサイズから)、コンポーネントを装備したラインナップもあった。ハードテイル(フロントサスペンションのみ)のFシリーズFeminineは継続されていたが、妻にとっては両方ともカラーが気に入らないようだった。
そこで、Feminineではない、通常ラインナップのPサイズという一番小さいサイズを検討することにした。こちらもFシリーズ、Rushと見てみたが、その中で最も低価格なRush 400にアルミ素地のフレームがあることに気づいた。Feminineより低価格だし、彼女それが最も気に入ったようだった。私はLefty(片持ちフォーク)装備のRush 600がカッコいいと思ったのだが、彼女は好きなカラーを重視した。
そこで、希望どおりRush 400を注文することになった。

とりあえず、妻の用事はすんだが、せっかくBikitさんに来たので私が興味を持つもう一つのバイクも見てみたいと思った。それは、コンフォートロードバイク、Cannondale Synapse(シナプス)である。
そこで、ディレクターさんに聞くと、なんと試乗車があるというではないか。時間がなかったのだがせっかくなので少しだけでも載せていただくことにした。
まず持ってみてあまりの軽さに強い衝撃を受けた。こんなに軽いバイクに乗るのは初めてである。
次に、レンガ道になっている歩道を乗ってみたが、衝撃吸収性がすばらしい。ホイールが剛性の高いMAVIC KSYRIUM SSC SLを搭載していたのだが、それなのに細かい衝撃が吸収されてものすごくソフトになる。自宅のBianchiのホイールをカーボンに変更したとき、同じような表現をしたが、それ以上だと思う。
ホイールを変更するとさらにコンフォートにすることも可能だとディレクターさんは行っていたが、すでに十分にコンフォートである。試乗車の構成は50万円を超えるものだったので、おいそれとは手を出せないが、30万円台から購入は可能になるらしい。

妻の用事があるので、それ以上詳しいことは聞けなかったが、ハードに乗るよりラクに乗りたい私にとっては、Synapseは今、最も乗りたいバイクになってしまった。

DHマラソンコース下見

来週末に長野県の野沢スキー場で実施されるDHマラソンに参加するため、昨日と本日でコースの試走に行ってきた。
コースは、前日まで降っていた雨のため、コンディションはあまりよくなく、コースの一部は土砂崩れを起こしていた。
とにかく、今回の試走では転びまくった。そのほとんどが、コースに頻繁にあらわれる溝のためであった。調子よくスピードをあげて走っていると、突然目の前にあらわれる溝に前輪をとられ、そのまま前転してしまうのである。そのうち1回は転倒した私の上にバイク(Prophet 1000)が降ってきて大変な目にあった。
また、DHといっても、マラソンという名前がついているだけあって、上りがかなり多く、また漕ぎ続けなければ加速できない場所も多かった。このコースだと今回持ち込んだProphetよりJekyllのほうがいいかもしれない。

本番は数百人が一斉スタートする。今回はレースというより、イベントを楽しむ、という姿勢で参加しようかなと思う。

やっぱりうるさいProphet

Magura Louiseのウェーブ(波形)ロータからHayes HFX-9に付属していたロータに変更したことにより、音鳴りが止んだことを書いたが、残念ながらその効果は一時的なものにすぎなかった。時間が経過するとウェーブロータ同様に音が鳴り始めたのだ。
ロータの交換に意味がないことはわかったので、仕方なく元に戻すことにした。

Magura Louiseを使っていて気づいたことがある。
ホイールを外した後、改めてセットしてブレーキレバーを握るとき、最初の1回は極端に遊びが大きくなったように感じる。2回目以降は元に戻るのだが、意識的に行うにせよ、ロータを入れるときに偶然に発生するにせよ、ロータをはさむ2つのパッドの間の隙間が広がるのだ。その後、ブレーキレバーを握ることで両方のパッドの位置が適正化されるようである。これは、Maguraブレーキに備わる自動パッド微調整機能によるものではないかと思われる。
しかしながら、これをやると、パッドがロータをすり始めるのだ。これが「キーッ、キーッ」という異音を発生させてしまう。まるで手入れの悪いママチャリのブレーキのように。キャリパー取り付け時に複数のスペーサーを入れ換えて調節してみたが、うまくいかない。ホイールの取り付け方とかも若干影響しているのかもしれないが…。
ここまで来ると私の手には負えないようなので、一度ショップに持ち込んだ方がいいかもしれない。

強引にいってみました

昨日、Prophetに別のブレーキローターを取り付けようとして、トルクネジをねじ切ってしまった、という話を書いた。
このことで、新しいホイールを買う口実ができたのかな、といい方向に考えようとしたが、もともとDH(ダウンヒル)系のイベントとエンデューロ系のイベントではホイールを分けようと計画していたので、現在のホイールがこのまま使えなくなってしまうのは痛い。
E-mailでHさんに相談したら、「見えているもげた部分に溝を作って、マイナスドライバーで回す」というような案をいただいた。私は最初からあきらめモードで、ハブごと交換してもらうことしか思いつかなかったが、これはいいことを聞いた。
早速ショップでトルクネジをひと揃い購入し、自宅に戻るとねじ穴から数ミリ先にあるもげた部分に溝を掘ることにした。Hさんからはヤスリがあれば、ということだったが、あいにく家のヤスリは溝を付けられるようなものではなかったので、手元にあったカッターナイフで根気よく溝を掘ることにした。
何度かマイナスドライバーを合わせながら溝を掘ること2時間、ようやく溝らしい溝になってきた。そこで、マイナスドライバーを強く押しつけながら回してみると、いま掘ったばかりの溝をなめそうになりながらも何とかネジは回り始めたではないか。ネジのゆるみ止めが効いているため、回転はかなり重い。埋まっていたネジが2ミリほど頭を出したところで、残念ながら溝をかなりなめてしまい、マイナスドライバーが空回りするようになってしまった。ネジ頭の部分ではないので、かなり弱いのである。そこで溝を足しながら回す、という方法を繰り返して、何とか無事にネジを取り外すことができたのだった。きつかった。

そして、ショップから買ってきたばかりのトルクネジセットを利用して、Hayesのローターを取り付ける。
このトルクネジセット、Jekyllについていたものと同じだった。Jekyllについては、購入ショップである中目黒のぬかやさんでつけていただいたのだが、私がお渡ししたトルクネジではなく、本日私が購入したのと同じトルクネジセットが使われていた。約500円で決して小さい額ではない。ほかにも便利そうなパーツが別に取り付けられていた。しかし、そのような小物の部分は請求されることはなく、改めて考えるとぬかやさんは非常に良心的な対応をしてくださっていたのだ。

そんなことを思い出しながらローターを取り付け終わった。あとは、明日走ってみるだけだ。

実は、一本ネジが欠けた状態ですでに試走してみたのだが、Magura Louiseのブレーキレバー、キャリパーとHayesの2005年タイプのローターの相性は悪くないようだった。
まず、購入以来ずっと悩まされてきた音が普通になった。「スッ」とか「シュッ」という感じの音である。おそらく今後激しく走ると、多少はギーっという可能性はあるが、交換前は普通に走っていても「ガラガラガラ、ギリギリギリ、ギュルギュルギュル」というものすごい音だったのだ。高峰で一緒に走っていただいた人も、「その音はちょっとひどい」「聞いたことない」「交換をしたほうがいいかも」と気にしてくれていたので。

Magura Louise + Magura ブレーキローターの組み合わせのときは、音はスゴイが効きはソフトで、かなりコントロールしやすいという印象があった。それに対して、Hayesのブレーキローターは「カチッ」と効く感じがする。ちょっと効き過ぎという感じで、以前の構成よりコントロールが難しいかもしれない。でも、それはJekyllにつけていたときも同じ感じであった。だから、ブレーキレバーやキャリパーの性能にはさほど差がないのかもしれない。Hayes HFX-9 Carbonは少し高価な商品なので、ブレーキタッチなどはMagura Louiseより心地よかったけど。でも、そんなに差はない。

Jekyllのほうは、ウェーブロータを取り付けても「ガラガラ」音はしないようだ。まだあたりが出ていないだけだろうか? Hayesのブレーキパッドはロータの形に合わせて若干扇形のようなので、それも幸いしているのかもしれない。

しかし、懸案だった異音と、さらに昨日起こったねじ切れ事件は解決した。ホーッとしました。

うっかり、ポッキリ

先月購入したCannondale Prophetのディスクブレーキの音がいよいよひどくなってきた。
Bikitさんに修理していただこうと思っていたが、最近前輪からも同じようにひどい音がするようになってきた。ということは、この音はMagura Louise + ウェーブローターの組み合わせ上、しかたがない、ということか。ローターは外側も内側もウェーブがかかっているし、Magura Louiseのブレーキパッドは進入方向(前側)が小さく、出口(後ろ側)が広くなっているため、おそらくローターのウェーブに沿ってブレーキパッドが動かされ、暴れるようになるのだと思う。
今日現在、人がいる道路で軽くブレーキをかけただけで、10人が10人振り返るほどの音になってしまっている。10mほど先の人までが何事かと振り返る。近くにいた犬にはビックリされ、猛烈に吠えられた。
素直にBikeitさんに持ち込めばよかったのだが、この激しい音に耐えかね、現在JekyllにつけているHayes用の2005年型ロータをProphetのMagura用ロータと交換してみることにした。

ここで、大失敗をしでかしてしまう。
Prophetの後輪のロータにHayesのロータを取り付けていたときのことである。ボルトを少しずつ回していたら、一つだけ完全に固定されきっていないものがある。最後にそれを締めようと思ったら、「ポキッ」という感じでねじの頭が折れてしまったのである。
ショック! ねじの先は雌ねじの深いところに完全に入ってしまっているので、もうどうしようもない。きっと、ハブを交換しなければならないことになる。Jekyll側のボルトは問題なかったのだが、どうもProphet側のものは軽量のアルミボルトを使っている感じだ。ボルトの頭をなめやすいことは知っていたので、慎重に行っていたのだが、まさかその頭が折れてしまうとは…。

それでも、ロータ交換の成果を知りたく、JekyllとProphetに乗ってみた。
Jekyllの音がうるさくなったかというとそれは全くなかった。逆に当たりが出ていないので、効きは今ひとつとなっている。Hayesロータに比べてMaguraロータは若干厚さがあるため、ブレーキのあそびは小さくなった感じがする。

Prophetはどうかというと、見事に音は止んでいる。しかしながら、こちらもあたりが出ていないせいか、効きは悪い。また、ロータが若干薄くなった分、ブレーキにあそびができた。

ただ、Prophetは最初からブレーキ音がうるさかったわけではない。あたりが出てきたころからだんだんうるさくなってきて、耐えられないところまで来ていたのだ。場合によっては、JekyllやProphetであたりが出てくるころに、どちらかがうるさくなっていく可能性はある。

しかしそれよりいま気になるのは、Prophetの修理代である。今月半ばには合宿をして、末にはレースを予定しているのに、間に合うのか。