バレエ・ストレッチ=ダイエット

会津若松市の病院のとなりにあるコンビニで見つけ、バレエそのものというよりバレエで行う基礎エクササイズを一般向けに紹介しているのに興味を抱き、購入しました。子供二人を連れていたので、一緒に別の本も2冊、買わされてしまいましたが。

特に興味を持ったのは歩き方とそのときの意識の持ち方に言及があったことです。それは、最近いろいろと紹介され始めたニュー・ウェーブ的歩き方とも似たところがあります。私なら、地面を蹴る意識をほとんど持ちませんので、相違点もありますが、とても参考になります

バレエ・ダイエット

バレエ・ダイエット

一般の人が、これからバレエを始めよう、というときの入り口になりそうな本ですね。今、表紙の写真が出力されていませんが、その表紙の雰囲気が好きで、ついつい買ってしまいました。
内容的には、バレエ団の所属のプリマさんのインタビューとか、基礎的な姿勢・ストレッチングの紹介、ウェアの紹介や鑑賞、演目についてまで触れられています。もちろん、写真で紹介されている種目を自分で試すこともできるのですが、すこしでもバレエに興味がある人に、より興味を深めてもらって、ぜひバレエの道に、という意図があるのではないかと思います。
ストレッチング種目の中には難易度が相当に高いものもあり、自信がない種目についてはとりあえず避けたほうがいいかもしれません。どうしても行いたければ、バレエ教室の門をたたくとか。実は、以前写真撮影で使わせていただいたバレエ教室、行ってみたいな、と思っている自分がいたりする…。

プリマ・エクササイズ

 今はさほどでもないですが、30代前半までは私も相当に柔軟性に自信がありました。最も柔らかかったのは10代後半から20代前半くらいで、両足を左右に開いた状態で体を前に倒して、下腹からフロアにつけることもできました。そんな私でも舌を巻いたのが、ダンサーのみなさんの柔軟性。特にバレリーナの身体能力と柔軟性については、一目置いていました。なぜなら、大好きなブルース・リーがバレエの技術を演技に取り入れていたということが映画雑誌の記事に書いてありましたし、尊敬する大山倍達先生が「バレリーナは強い」と著書で断言!されていたからです(笑)。
 そんな関係でバレエに関する書籍もいくつか所持していますが、バレリーナの写真を見ていていくつか気づくことがあります。
 多くの人が指摘するのは、両足の外旋でしょう(いわゆる外股)。クセになっているのかもしれませんが、日常生活的な歩行では非効率的です。
 合わせて、頸椎、胸椎、腰椎の上部にかけてのラインがあまりにまっすぐで、自然な湾曲が失われていること。もともと、頸椎は前方に、胸椎は後方に湾曲して、さまざまな動作における衝撃を吸収しているわけですが、この点で上記の姿勢はかなり不利になります。見た目は首が長く見えて、とてもかっこいいのですが。
 この書籍のタイトルのように「エクササイズ」と名乗るのであれば、どのような点に気をつけていかなければならないか、きちんと触れてあげなければいけませんね。

 それにしても、優れた柔軟性、洗練されたパフォーマンスは何度見てもため息が出ます。

ダンサーズダイエットブック—トップダンサーに聞く本格シェイプアップ

 少年時代に極真会館の総裁であった大山倍達先生の著書を読みあさりましたが、その中に「バレエダンサーは非常に強い」というような記述をいくつか見つけました。その当時はなにもわからず、「バレエダンサーが強いというのはどういうわけだ?」と思うだけでしたが、今考えればある意味それも納得できます。格闘させて強いかどうかは別にして、彼らの身体能力の高さは並みではありません。もちろん、バレエに限らずその他のスポーツでも一流といわれる人たちはすごい人たちですが、バレエダンサーは古くから上達のための方法論を確立していて、姿勢をとるのに明確な体全体の意識を作り上げているように思います。中には、太極拳のように各動作を非常にゆっくり練り上げるトレーニングを採用している団体もあるようですが、ダンスの技術(テクニック)を自分の体で再現する能力(技能・スキル)を磨く上でとても有益だと思います。
 最近は古武術がブームになっており、同じように精密に練られた身体操作体系を持つことから、その方法論が各種スポーツでも応用されるようになってきています。

 さて、『ダンサーズダイエットブック』ですが、私がこの書籍を購入したのはかなり前の話です。そのときは身体操作云々の興味からではなく、機能的な側面だけではなく魅せることの側面も追求しなければならないダンサーの人たちがどんな体作りをしているのかに興味を持っていたからです。いろいろな有名ダンサーが取りあげられていて、彼らのエクササイズに関するインタビューや食事のレシピなどが掲載されているだけでなく、かなりの写真が掲載されていることも私がこの本を気に入った理由の一つです。分野は違っても、高度な体を作っている人たちの写真やインタビューは、とても刺激になります。今をときめくピラティスも「ピラーテ・メソッド」としてこの書籍に紹介されています。1991年に発刊されたかなり古い書籍なのですが、その当時はピラティスを行えるスタジオもごく限られているという記述がありました。それが今では大ブーム。隔世の感があります。