プライベート・スクール

昨年末より計画していたMTBイベントの参加がようやく実現しました! 奧さんと私で、reaps factory.side-Bさまのプライベート・スクールを受講してきたのでした。

妻(左)とくみっこ先生(右)
妻(左)とくみっこ先生(右)

reaps factory.side-B様のブログ

もともとは先月の中旬に実施予定だったのですが、直前に都内が大雪に見舞われたため、本日2/11に変更となりました。よくよく考えると、奧さんと交際を始めたのが、偶然にも20年前の1992年2月11日のことで、ちょうど20年目のデートということになります。

プライベート・スクールの講師は元エリートDHライダーの朝日昌彦さんと奧さんのくみっこさん。受講者は ダート未経験の奧さんと、MTBの基本的な技術に難がある私、そして、撮影に協力してくれたexfit TVのIさんがスポット参加。

奧さんは基本的な変速にすら難がありますし、Cannondale Rush号に乗るのもずいぶん久々なことです。まずは朝日先生が、私達のバイクのセッティングを出してくださいました。

ブレーキレバー調整
ブレーキレバー調整

まずは奧さんのRush。ブレーキレバーが遠かったので、ちょうどいい位置にセッティング。サドル位置も若干低めに設定しましたが、このバイクは奧さんにはちょっと大きいらしく、トップチューブ側に下りても付くのは母指球の部分だけ。フォークを通常のシングルクラウンに換えて、ステムを短くしても良さそうとのことですが、サイズが合っていないのは根本的にきついかも。サスペンションのエアも調整していただき、乗りやすくなったようです。

次に私。まずくみっこ先生が「これって、すごい鬼ハン」って気づきました。鬼ハンの意味が私はよく分かっていなかったのですが、かんたんにいうとハンドルが前側に回りすぎて、前に遠くなる上、ハンドルの両側が高く上がったセッティングのことらしいです。間違いではないらしいのですが、基本はハンドルが水平に近い状態にするそうです。

前後サスペンションも調整していただき、乗ってみるとそれだけでバイクが扱いやすくなっていました。「ううむ。奥が深い」と撮影のI氏が感嘆の声を上げています。

朝日昌彦先生(左)、くみっこ先生(右)
朝日昌彦先生(左)、くみっこ先生(右)

セッティングが終わったらまずは午前の部。独特のストレッチから入り、その後基本技術の説明に入ります。私は昨日の転倒の影響で、昨年骨折した左手首を再度痛めてしまったのですが、手首のストレッチ以外では大きな痛みもなかったです。

MTBに初めて「向き合う」奧さんも、最初は戸惑いがあったものの段々普通に乗れるようになっていきました。

ちょうど疑問に思っていたペダルの踏み位置。朝日先生が気づいて指摘してくださいましたが、やはり基本は母指球をペダル軸に置くような感じが良いそうです。以後、この位置に改めて戻したいと思います。

駐車場でシッティング、スタンディング、ブレーキング、フルブレーキングなどを練習したのち、今度はダートに入ります。奧さんはダートでMTB的な乗り方をするのは初めてのわけですけど、朝日先生とくみっこ先生が基本からちょっとした応用まで段階的に指導をしてくださいます。

朝日先生の手本。支えているのは右足だけ!
朝日先生の手本。支えているのは右足だけ!
難しい肘の使い方
難しい肘の使い方

奧さんは、女性に多い動きとして両肘、背筋が伸びた姿勢に戻りがちなので、くみっこ先生に「もっと猫背、猫背!」と指示を受けています。でも、慣れていない分、素直に吸収していく感じでどんどん上手になっていきます。

よりマズイのは私。次々と私のコーナリングの弱点がさらけ出されていきましたが、忘れないよう、メモとして残しておくことにします。

  • 目線が低い。もっと先を見て。コーナーに入るときには出口を見るくらいでないと。
  • 肘が下がっている! 特に右コーナー。肘を張った姿勢をキープしたまま上半身を進行方向に向ける感じ。
  • 上半身が前傾しすぎ。コーナーを抜ける際は、バイクを起こしたり、加速したりするためにももう少し上半身を起こそう。
  • ちょっとお尻がバイクの外側に出過ぎ。外足の内ももをサドルに当てるようにするとバイクを倒しやすい。
  • 両肘を張った状態になれたら、内側の肘を伸ばし、バイクを倒す(上の写真)

特に、自己流で曲がっていたので、クセがついてしまっているんですね。一つずつ修正していただきました。上記の基本的なことを意識して今後の練習に活かそうと思います。

そういえば、特に左コーナーはもともとやりやすいこともあってか、自分が好きなようにフォームをいじってしまう傾向があるため、クセが強くなっているようです。私も含めて全員、右コーナーのほうが素直でいいとのことでした。私の場合は目線と肘が下がりがちなので、そのへんに気をつけて、逆にそのフォームを右コーナーにも適用していくといいらしいです。

あと、常に中腰でいると疲れてしまいますので、膝は軽く曲げる程度でいいみたいですね。衝撃に対して膝が柔らかく反応すれば問題ないわけです。私は富士見を走ると、1本目でかなり下半身が疲れてヘロヘロになりがちですが、こういうところに原因があるみたいですね。次回以降、工夫をしてみたいと思います。

スラロームの見本 by 朝日昌彦先生
スラロームの見本 by 朝日昌彦先生
スラロームの見本 by くみっこ先生
スラロームの見本 by くみっこ先生

さてと。午後は場所を移しての練習。木立の間をスラロームで抜ける練習から入ります。こうなると私の弱点はさらに露呈されることになりました。目線が低すぎるために先が見えず、反応が遅れてしまうのです。1本目はこなせても、切り返しが遅れ、2本目に対応できません。このため、目線とライン取りについて、改めて教わりました。一つ目の曲がり始めではすでに最後の木のところを見ていなければならないわけです。

あと、最後の木を抜けたあと、上半身がかなり前に倒れてしまうため、フロントがふらついてしまっているとのこと。スッと抜けられるようにするため、上半身をもう少し起こしましょう、との指摘でした。

もうひとつ、ここで明らかになったもう一つのクセ。バイクの切り返し時に、私はペダルを逆回転させているらしいのです。踏み込まないともったいないということで練習しますが、踏み込んだときと逆回転の感覚があまり変わらず、よく違いが分かりません。朝日先生とくみっこ先生が、「ギアが軽すぎて、空回りしているから、踏み込みと逆回転の区別が付きにくいのかも」と分析。くみっこ先生のバイクに乗せていただいたら、結構ギア比が高い設定。なるほど。同じくらいのギア比にして乗ってみたら、踏み込みの感覚が分かりました。

いやあ。数時間のスクールで、次々と気づきがありますね!

今回利用させていただいた公園はとても広くて、登り、下りも結構充実しているんですよ。

根っこの急斜面に挑む奧さん
根っこの急斜面に挑む奧さん
急斜面のS字に挑む奧さん
急斜面のS字に挑む奧さん

少し急な下り、途中に単発の段差がある下り、根っこで段々になった下りなど、奧さんは臆することなく挑んでいきます。私がMTBを始めたときとはえらい違いです。

駐車場への帰り道でも、練習スポットに事欠きません。直径10cm程度の枝を朝日先生が見つけてきて、ミニ丸太越えの練習です。私の場合、前輪を落とすタイミングが遅く、どうしてもリアが引っかかります。上げすぎてもダメなようです。コツをつかむまで結構時間がかかりました。

奧さんは、初めてのMTBでしたが、フロントリフトがなんとかできるようになっていました。

くみっこ先生のバイクを借りて、フロントリフト成功!
くみっこ先生のバイクを借りて、フロントリフト成功!

インストラクター資格は取得が難しいらしいのですが、それをお二人ともクリアされているわけですから、教え方が上手なはずです。変速も知らない奧さんがフロントリフトできちゃうんです。

ついには切り株越えも!
ついには切り株越えも!

ついにはこんな切り株越えまで! 一回前にぶっ倒れていましたが、笑っていました。妻も私も、時たまライドに参加するI氏も、童心に返ったように楽しんでいたのでした。I氏は私と同じ年(学年)なんですけど、めちゃくちゃうまかったな…。このままはまってくれて、ときにダウンヒルコースに、なんてことになると楽しいのですが(笑。

この、あまりにも楽しかった午前2時間、午後2時間のスケジュールはあっという間に過ぎてしまったのでした。

今回参加してみて思ったのは、このようなスクールを最初に受けて、そして定期的に修正しておけばよかったな、ということ。MTBは自己流でも扱える優れた趣味の道具だと思いますが、基本的な技術を知ると、より安全に快適に操作できるようなります。その分恐怖心が薄れ、ずっと楽しくMTBに乗れることでしょう。できれば私も定期的にプライベート・スクールを受講したいと考えています。

今回、プライベート・スクールを開催し、また撮影に応じていただいた朝日さんご夫妻に感謝です。また、この企画の実現を後押しし、バイクの運搬と撮影を担当してくれたIさん、ありがとう。

あ、朝日さんご夫妻のご家族、どんべえくんのことを忘れていた! 長い時間、待っていてくれてありがとう!

最高のプライベート・スクールでした。

朝日さんご夫妻
朝日さんご夫妻

ちなみに、このプライベート・スクールの模様は近日中にexfit TVにて公開予定です。お楽しみに。

“プライベート・スクール” への2件の返信

  1. なるほど・・この為の『ラッシュ号復活!』だったわけですね。
    プライベート・スクールって事は、ほぼ個別指導状態なんでしょうか・・
    こりゃ、良い意味での贅沢時間でしょうね。イイな・・。
    こういった時間に投資できることこそ、オトナの時間って感じがします。
    (・・でも、参加したことは無いんですけどね・・沈)
    すっかり妙なクセが付いちゃってるので、一度矯正した方がいいかも・・です。

    遠くの公園だと、キッズのMTBコースとかあるんですが・・若い連中が
    独占している時もあるので、もう少し管理をしっかりお願いしたいなぁ…と思う次第ですが。

    あ、今朝の朝ポタで◯◯の落し物、踏んじゃいました・・(沈。
    久しぶりに踏むと、何やらいい事があるかな・・・って、あるワケないですね、はぃ(苦笑。

  2. sadaさん。こんばんは。
    rush号の復活はまさしくこの日のためのものでした。
    当初はexfit TVの他の動画のように取材していくつかのHow Toを動画にする計画でしたが、私の希望で、夫婦でプライベート・レッスンを受ける企画に変更しました。全く経験がない奧さんの基礎習得と、自己流で走ってきた私の乗り方の修正がテーマになりました。
    お二人いらっしゃったので、同じ技術でも途中で奧さんと私に分かれて教えていただけたりしたこともあって、ほぼ個別指導の状況でした。
    フィーも2名のプロが1日実質4時間以上稼働して、ということを考えれば低めに設定されており、初心者は敷居が低いと思います。4人まではフィーが変わらないので、多くの人数で参加すると一人当たりの額はさらに低く抑えられます。
    今年のうちにさらにステップアップのスクールを受講しようかと考えたりしていますよ。

    キッズMTBコースが大人に独占されてしまうのは困りますね。子供達は怖くて入れなくなります。大人たちが遊べるコースも別にあるといいのですが…。昨日の公園には中規模のBMXコースもありましたね。

    落とし物、踏んじゃいましたか(苦笑。今日は踏んでいないみたいですが、一昨日も前輪が踏んでいて枝で落としてました(沈。昨年ほどは踏まないようで、毎日ではなく数回に1回程度の踏み率に下がっています。
    運が付けばいいのですが(爆。

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